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一人からできるよファン活動(すまぽーたるの一年を踏まえて)
こんにちは、すまぽーたると申します。
普段はスマブラコミュニティ内のプレイヤーの配信をツイートしたり、海外大会に合わせてファンアートを描いたりしています。
2024年の2月、GENESISXに合わせて活動を始めてもうすぐ年納め。この機会に自分の考えをまとめつつ、「ファンの立場からでもいろいろできるんじゃない?」というのを伝えるため「スマブラ Advent Calendar 2024」の場をお借りしました。
拙文で自分語りも多く、手癖で書いちゃったのでかなりだらだらと長いですが、掻い摘みながらで良いのでお付き合いいただけると幸いです。よろしくお願いします。
本記事は「スマブラ Advent Calendar 2024」の12月20日の記事となっております。(遅刻してすみません;;)
前日の記事はanaさんによる「ゼロサムのパラライザー作ってみた!!」です。しっかりと図面を計算するところからものづくりをされていて、精緻なつくりになっていて見応えがすごいです。自分は平面的な作品ばかり作っていますが、やっぱり立体物の存在感やワクワク感には叶わないなと感じます。
1.ファン活動ってなに?
「そもそも、ファン活動ってなにさ?」
色々と定義はあると思うんですが……ことスマブラ界隈では主に「観戦勢」がこれに当たるでしょうか。
一次的な活動である配信だとかを頑張ったり、コミュニティ内部に入ってスタッフになったり、同キャラ使いと一緒に高みを目指したり……じゃない活動です。
界隈の生み出す熱に当てられ絵を描いたり動画を切り抜いたりするような二次創作的コンテンツ。推し活に似てるけど、リツイートするとか世界ランキング考えるとか、そんなに個人をプッシュする感じじゃないものも「ファン活動」だと思います。
もちろんファンとプレイヤーに大きな壁はないので「全部やってるよ!」という人もいらっしゃると思いますが、スマブラ界隈にはコミュニティ内部との繋がりがあんまなくただ好きなプレイヤーをのんびり応援してるだけ…という方も多いですよね。
当記事はそんな方々に「そのままのポジションでいいから、何か発信してみない?」とちょっとしたお誘いをしてみるものです。
2.すまぽはどうしてすまぽになったの?
ファン活動は分かった、じゃあすまぽってなんでどういう理由でやってるのさ、ということで自分の始めたきっかけをお話しします。ナゲ〜ので飛ばしても大丈夫です。
改めての自己紹介になりますが、すまぽをやる前は…というか今も自分は本当にいわゆる普通の「観戦勢」です。どこかの大会スタッフをやっていたりプレイヤーとして頑張ってたりはしません。コミュニティ内部との繋がりもあんまりない配信オタクの一般ファンです。
コミュニティのためになんかしたい!って気持ちもなく「ストリーマーを追いかけてる延長線だからなあ」とのんびりとリスナーライフを楽しんでいました。
と、いっても1リスナーとして過ごしていても「あれがあったらいいのに」って思うことはやっぱり出てきます。「前の界隈にあったアレってそういえばスマブラ界隈ではあんまり見ないなあ」とか「チアボードとか関係なくいっぱいファンアート見たい!」とか、「モナリザさんがあと10人くらいいればいいのに」とか。いずれにせよ自分の中にふつふつと「もっとプレイヤーを見たコンテンツが増えたらな」という気持ちが高まっていました。プレイヤーの魅力を改めて再発信したい、何か今までにないアプローチってないのかな……?
そんな中で、じゃくさん(JJPR,SMASH BANZUKEなどで活動されているスマブラアナリスト)のあるツイートが目に止まりました。
とりあえず若手上位勢のみなさんは配信してください。あと愛のある観戦勢の誰か @Furious_blog さんのような注目のスマブラ配信をツイートするTwitterアカウントを運営してください。それだけで露出は増え、人柄は浸透してくると思います。
え?これじゃん
これじゃんってなりました。個人配信にわざわざ足を運ぶのって、実はわりとハードルが高い。だったら切り取ってツイッターに「この人こういうことやるんだよ〜」って書き起こすだけで「あ〜あの人ね」と記憶に残る機会が増えます。案外それってばかにならない。この積み重ねがファンになるきっかけになったりそういえば最近〇〇さんの配信見てないな…と思い起こすことにもなったりするな、と思ったわけです。
Furiousさんはプレイヤーフィーチャーだけでなく格闘ゲーム全般の情報全般を取り扱っていらっしゃいるので情報媒体という側面も強いです。ですが、個人にフォーカスする回の愛ゆえの文豪っぷりや配信内容の切り出しは、格ゲー界隈に疎かった自分に対しても確かにプレイヤーの方々への好感度を上げていました。
だったらスマブラ特化のFuriousさんがいればいい。
と、いっても自分はそこまで広くスマブラ配信を見ている自信がなかったのでこのツイートから半年ほどすまぽは寝かされることになるのですが……(というか言い出しっぺの法則じゃないんですか?と思ってたというか)結局半年間誰も現れず、大会情報まとめアカウントもトレスマさんが未だ不在で後継も(当時は)おらず。そしてサイコロアイアンマンというバカデカ配信コンテンツが生まれて情報が錯綜したことをきっかけとして「やっぱ配信まとめアカウントいるなあ!」となり。今年の2月、GENESISXに合わせてすまぽーたるが誕生しました。
[大会情報]
— すまぽーたる (@smashportals) February 14, 2024
2/17~2/19にアメリカ・サンノゼにて行われる1500人超えの超大規模大会「Genesis X」
各種リンクはリプ欄に↓ pic.twitter.com/Nx5Sf3HMS3
そして今、Furiousさんの真似事をしながら目的である「プレイヤーへ興味を持つきっかけを増やす」ことを優先的にプレイヤー配信を取り上げたりファンアートを描いたりしています。もちろんプレイヤーの本領は大会なわけですから大会情報もある程度は取りまとめています。
まあ真似事と言いましても、自分はFuriousさんの足元に到底及んでいませんが。
長くなりましたが、すまぽは誰に言われたわけでもなくスタッフ勢によるインフラというわけでもなく、あくまでファンが個人的にやっているものというわけなんです。スマブラも上手くないツイッターと配信が好きなだけのオタクですが、それでもそれなりの活動ができるし結構楽しめるよ、というのが示せてると良いなと思います。
ちなみに「一人から」と言いましたが実は現在のすまぽーたるメンバーは一人ではないです。嘘ついてスミマセン。(3〜4人に関わってもらっています)
最初の半年間ぐらいは一人でやってたし許されたい…というのと、立ち上がりだけ一人でやって何かが欲しくなったタイミングで「付いてこれる人いますかー」って言ったほうが分かりやすいです。
1人より2人、2人より3人……てのもあるかもしれませんが、頑張って人動かそうとして立ち行かなくなるよりは「自分のやりたいこと」だけに沿って一人もしくは小規模に動く方が気楽かつ長生きできるんじゃないかと今は思ってます。デカいこと動かしたくなったらその時考えよう!
(この方針は前述のじゃくさんにアドバイスを貰って決めたものでもあります。とてもいい方向に働いてるので改めて感謝したいです)
3.ファン活動は明るい印象操作
大会系の発信が多いですがすまぽの目的は変わらず「プレイヤーの配信を印象づける」ことであり、「明るい印象操作」を掲げてやっています。
すまぽの特別好きなプレイヤーの中の一人にがくとさんがいるのですが、がくとさんの言葉の中で印象に残っているものが一つあります。
──最後に、今後の目標をお聞かせください。
Gackt選手:もっと僕自身の影響力を持ちたいです。僕自身がTwitchや配信で力を持てれば、おのずと『スマブラ』界隈にも影響が及びます。ある大会の視聴者が1万人だとして、僕の視聴者が1万人いたら僕が出場すれば2万人に増える……それくらいの影響力が欲しいんです。
──『スマブラ』のアップデートも終わり、次回作の発表もありませんしね……。
Gackt選手:大型アップデートが終わって、どうしたってこれから『スマブラSP』の人気は下がっていくと思うんです。その時に僕が力を持っていれば『スマブラ』界隈を救えるかもしれない。おこがましいんですけど、僕についてきてくれるリスナーがたくさんいれば『スマブラSP』が衰退しなくて済むかもしれません。
二年前の記事なので今は考えていることが違うかもしれませんし、インタビュー記事ですので多少強く言っている節はあるかもしれません。それでも自分はがくとさんのこの発言と考えがすごい好きで、がくとさんにはでっかくなってもらわねえと困るぜ…とまで思っているぐらいなのですが(笑)
がくとさんの言うようにそれぞれのプレイヤーのファンが増えれば多少スマブラへの熱が落ち着いても「配信やってる、行こうかな」「この大会⚪︎⚪︎さん出るのか、じゃあ見ようかな」ということになりえます。そういった存在ががくとさんだけじゃなく二人…三人……いやもっと、たくさんいたら?視聴者三万人分!?
…そこまでBIG配信者にならなくても、個人にとって思い入れのあるプレイヤーが増えれば増えるほど、それだけ引き留められる人も増え、大会配信に足を運ぶ人も増えるんじゃないかと考えています。漠然とこの人好き!ぐらいでもそんな人がいっぱい出てる大会だったら見ちゃうかもしれない。
すまぽはそんな漠然と好き!なプレイヤーを増やせたらいいなと考えています。遠回しだなあとは感じますが、回り回って何かにはなってるといいですよね。
ちょっと大言壮語すぎたかもしれない。まあ自分の個人的な最終目的はちょっと別の場所にあるので、気負わずやっていきたいです。
でも「印象操作」なのは本当です。
うっかりファンが悪いことしちゃってその人へのイメージダウンになってしまって…という事例、ちょこちょこ思い当たるでしょう。どうしてもファンガー印象ガーと言い出すと暗いイメージになりがちですが、その逆がないなんてことないです。
ファンアートとかは最たる例だと思っています。なんかいいイラスト!どこの界隈の?とちょっと気になりだすきっかけを作る最高の起爆剤です。
内部の発信ではなく、外部の単純な好き!が人に興味を抱かせる。ファンアートじゃなくともツイートが流れてきたら気になったり、リア友に布教されて何となく好感を持ったり。純粋に楽しい、好きを共有したいだけ。でも、それが「明るい印象操作」に繋がってます。
きっと、一人からできるファン活動は個人が思ってるよりも大きな力を持ってると思います。だからちょっとでも「やりたいな」って思ったらぜひ発信していってほしいです。
そんな大仰なモン背負うつもりはないよぉ>< ってなる人もいるかもしれませんが、発信してると同志と仲良くなれたりわりとプレイヤー本人に喜んで貰えることもあったりするので、気まぐれにでも投函してみると得があるかも?ぐらいで良いと思います。
界隈のため!じゃなくてこれやりたい!を優先してやりましょう。界隈のため!という気持ちが強い方はスタッフやりましょう(一番良いから)
自分ももっとファンアート描きたいな、すまぽとして頑張ると個人に寄る機会が少なくなっちゃうのがジレンマです。
4.これが欲しい!これやりたい!
ファン活動ね、じゃあ何やったらいいんだろう?というわけでずっと考えてた「スマブラ界隈これあったらなあ」「すまぽでやりたいなあ」と思ってるけどやれてないことリストです。
「やりたいなあ」よりも「欲しいなあ」という気持ちが強いのでぜひ現れてほしいです。
クリップアワー
「あるらじ!」というRTAコミュニティのラジオ番組がやっている企画です。RTA走者の配信を視聴者がクリップし、フォームに提出し番組内や公式アカウントで紹介。これめっっちゃ良くないですか?
あるらじ!は多人数で運営されていてRTAコミュニティの古株の方々が中心となって活動されています。なので個人で真似るのはちょっと難しそうですが、うまくやれれば若手の人柄にも触れやすくなるとてもいい機会になれそうです。
動画制作(切り抜きでない)
Ristermice、日本にも欲しい!LumiRankの注目度が国内でもぐんぐん上がる中、国内の競技シーンコンテンツはかなり少ないです。記事だとPUPAさんやtokiさんなどが執筆されているものがとても素晴らしいのですが(今回のアドカレの記事も良かった)こと動画に関しては今は誰もいません。撃墜集ほどの誘引力はないかもしれませんが、あると楽しいだろうなあ…ところでスマサヴィさんどこ行った!?
大会カレンダー
これはファン活動というよりコミュニティインフラですが……オフ大会まとめさんがもうすぐ休止されます。
【お知らせ】
— オフ大会まとめ (@ssbu_offline) March 31, 2024
1年後の2025年3月31日をもってこのアカウントの活動を『休止』いたします。
理由は
明日から社会人生活となり時間が取れなくなってしまうこと。
私自身が今スマブラをしていないこと。
主にこの2つです。
今のところアカウントの引き継ぎは考えておりません。
(続く
TTS by DataやSmash Calenderは世界規模のカレンダーであり、国内の平日大会などは記録されていません。自分が知らないだけで何か引きつごうとする動きがあるのかもしれませんが、なかった場合貴重な情報網が一つなくなります。どうにかならないかなあ…
ファンアートもっと描く!
見たいって言うなら描かないとダメですよね。描きましょう。そして描きます。
ちなみになんですが、すまぽーたる的なアカウントがもう一人現れるのは大いにアリなので存分にパクっていってください。いればいるほどいいと思います。
5.おわりに
長々とふわふわした文章を書き連ねましたがこれにて終わりです。お付き合いいただきありがとうございました。少しでも発信の後押しとなれたなら幸いです。
自分もちょっと人生の過渡期に入っていて更新が不安定になるかもしれませんが、やれる範囲でコツコツやっていきたいです。
そういえば……
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制作途中でボツにしちゃった動画のキャラクターです。なんか勿体無くて載せちゃいました。自我。
動画制作がうまいこといったりすれば今後も出番があるかもです、よろしくお願いします。
アドベントカレンダーの明日(今日ですね)の記事は星野かびほさんによる「オフ大会スタッフを一年やってみて」です。当記事に抜け落ちているスタッフをしながらファン活動もやっている方の視点となるでしょう。熱量と行動力に頭が上がりません、ぜひ読みましょう。
本企画であるスマブラアドベントカレンダーはずっと読む側として楽しみにしていたので、今回書く側に回ってとても感慨深かったです。過去記事も素晴らしいものばかりですので是非読んでみてください。
ここまでお読みいただきありがとうございました!
またTwitterでお会いしましょう!
おまけ
ファンアート普段は大会併せでしか出してないので関係ないやつとかラフとかこの際載せさせてください、興味ある人だけどうぞ…
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プレイヤー配信呟いた回数は多くて全部数えられなかったんですが、とりあえず50回近い方が二人います。こんだけ多いとおおかた予想がついてそう。自我。
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ファンアートってグループとか集団の方が描きやすいと思ってて。スマブラだとチーム、グループといった概念がちょっと希薄なので海外大会に行くプレイヤーを無理やり「一個の集団」とすることでファンアートを描きやすい環境を構築しています。単純に人数も頻度もちょうどいいし。
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