【インバウンド対策】お金持ちの国「香港」
観光立国を目指す日本。その中で訪日消費額、上位に位置をする国が「香港」です。金融街で有名な国で日本との距離も非常に近い国の一つです。GDPは日本を抜いており、今後の発展も見込まれます。
そんな香港を元アリババ社員が独自の目線で徹底解剖。
訪日旅行消費額4位
訪日外国人の旅行消費額におけるランキングは世界4位と中国、台湾、韓国につぎ、上位に位置しています。
台湾と同様、人口が少ない割にかなりの香港人が日本でお金を使っています。
基礎情報
人口は750万人で大きくないですが、金融業界を中心として経済も豊かで、GDPも日本より高い水準です。
この人口で訪日消費額4位となっているのは驚きです。
リピーターが80%超
台湾と韓国、同様、リピーターが大半を占めています。(前回記事は下記参照)
つまり、新規顧客の獲得より、リピーターの囲い込みが重要となります。香港人がよく使う情報媒体でグループやコミュニティを作ることが重要な施策となります。
個別手配が圧倒的
観光目的の旅行に関しては70%個別で手配しています。
今まで紹介してきた国よりも圧倒的に個別手配で旅行を手配することが考えられます。団体ツアーに参加する人はわずか9%です。
コロナ禍を経て、更にこの傾向は進んでいると考えられます。
Web予約が90%超
予約方法はOTAや比較サイト経由などを選択することがほとんど。
Web上でのアプローチが必須となります。
情報媒体
YouTubeやFacebookでの情報収集もが圧倒的なシェアを持っています。
これらの媒体での発信も効果的と考えられます。
グレートファイアーウォールもないので、欧米圏のサービスが先行しています。
旅行目的を考察
特徴は「日本食」に興味を持っていることです。
また、台湾や中国と同様に「ショッピング」にも関心があります。
訪日中華圏旅行者の特徴ですね。
日本政府観光局HPが上位に!
他の国との大きな違いは日本政府観光局HPがかなり参考にされているという点です。他の国では10%以下となっていますが、香港は20%を超えています。(ダウントレンドではありますが)
他には中華圏の特徴である、SNSと個人のブログが大きなシェアを持っているので、SNSでのプロモーションが効果的です。
最も役立った情報は交通手段
他国も同様ですが、交通手段の情報が上位です。
特徴としては宿泊施設や飲食店、観光施設などの情報も香港人は欲しがっているという点です。
リピーターも多く、交通は慣れているけど、よりよい宿や食を求めたいという表れではないでしょうか。
東京・大阪がトップ
他のエリアと同様の結果となっています。
こちらは特筆すべきポイントはありません。
まとめ
距離的に近い国の一つで、経済的にも日本に匹敵することから、インバウンド対策としては重要な国の一つと考えられます。
香港向けのプロモーションや広告に関しても弊社は対応可能ですので、お問合せください。
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