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3年間野球部→金沢から現役合格。その秘密に迫る

先日、現役東大生にインタビューさせていただきました。

インタビューに応じてくれたのは経済学部4年で、硬式野球部で主軸を担う浦田晃佑

打撃が魅力的な後輩。真面目で非常に努力家な一面があります。

文科Ⅱ類出身で、実はスマートスタディ代表の後輩でもあります!

彼は石川県の公立、金沢泉ヶ丘高校(偏差値は70前後)出身。
彼の高校は東大合格者が20名ほど出る、いわゆる県内TOP校。

彼はその中でも、3年間硬式野球部で忙しく過ごす傍ら、
なんと東大文科Ⅱ類に現役合格も果たしています。

今回はそんな浦田晃佑

・なぜ東大を目指そうと思ったのか?
・東大を受験してみて一番大変だったことは?
・野球をしながら東大にも現役で受かるための秘訣は?

について、インタビューした内容をお伝えします。

なぜ、東大を目指そうと思ったのか?

スマートスタディスタッフ(以下:スマ)「久しぶり!春のリーグ戦めちゃめちゃ活躍してたね!早速なんだけど、浦田ってそもそもなんで東大を目指そうと思ったの?」

浦田「ありがとうございます。元々東大に行こうとは思ってなかったんですよね。」

スマ「え、そうなん!?」

浦田「はい。元々、京大とか一橋とかレベルの高い大学に行きたいとは思っていたんですけど、特に『絶対東大行くぞ』とかは思ってなかったです。」

スマ「そうなんや!何がきっかけで東大目指すことになったん?」

浦田3年の4月に学年主任の先生から『東大を目指したら言いんじゃないか』と言われたんですよ。あとは問題集を解いてて京大とかの問題よりも東大の方が相性いいなと思ったので、そこで目指そうって思いましたね。」

スマ「学年主任の先生から打診されるのはすごいな。そこから本格的に東大を目指すことになったと思うんだけど、受ける前って東大ってどんなイメージだったの?

浦田東大に入れるとは思ってなかったですね。やっぱり日本一の大学ですし、金沢に住んでて東京とも馴染みがなかったので、身近には感じてはなかったです。」

スマ「なるほどね。ちなみに東大を目指すってなった時の周囲からの反応はどんな感じだったの?

浦田「直接目指すって周囲に言ったわけではないですけど、学校の東大対策講習とかにも出てたので、そこで目指してるんだなって思われたと思います。周囲も『そうなんだ』くらいの反応でしたね。」

スマ「流石やな!じゃあ、そこから東大に向けて勉強を始めていったと思うんだけど、実際に受験してみて東大へのイメージって変わった?思ったより難しかった、とか。」

東大受験をしてみて思ったことは?

浦田難しいなって思いました。やっぱり簡単ではないだろうと思ってましたけど、その通りだったなという感じです。

あとは野球部が忙しくて、物理的に勉強できていなかったというのがありますね。」

スマ「なるほどね、野球やりながらだと相当大変だよね。」

浦田「はい、大体いつも19時まで練習があって、そのあと自主練してから帰ってたので、帰宅は21時とかで、そのまま寝るような生活でした。

なかなか勉強時間が取れないので、休み時間とかはしっかり活用していましたね。

あとは、鉄壁っていう単語帳を使っていたんですけど、お風呂入る時に防水スピーカーを持ち込んで英単語を聞き流していたりしました。」

スマ「すごい生活(笑)話を聞いてて思ったんだけど、塾には行ってなかったの?」

浦田「はい。基本、家か学校ですね。」

スマ「マジか!どうやって参考書とか見つけたり、勉強してたの?

浦田「基本ネットで参考書は調べて買ってましたね。あとは、自分の課題に合わせてそこを補うようにしてました。

例えば、自分は英語の要約があまり得意ではなかったんですけど、そこで駿台の要約の演習を買ったりして、課題を見つけてそれを潰すという作業は常に心がけていました。

あとは、塾に通っていなかったのもあって、解答の作り方とかのアドバイスは基本学校の先生に従ってましたね。」

スマ「無駄がないなあ(笑)ちなみに模試の成績とかどうだったの?野球をフルでやりながらどうやって東大に受かったのかがすごく知りたい(笑)」

3年間野球をしながら、現役で東大に合格する秘訣

浦田「模試は夏も秋もD判定とかだった気がします

学校で夏は180点・秋は200点みたいな目標があって、どれも-20点くらいだった気がします。

本番は7割落ちたかなと思ったんですけど、+5点でなんとか合格してました。」

スマ「そうなんだ!他に勉強する上で気をつけてたこととか工夫してたことってある?」

浦田「そうですね、僕は基本家の2階で勉強するんですけど、スマホはロックして1階に置くようにしてました

あとは、過去問は直前まで解かないようにしてましたね。」

スマ「え、そうなん!?」

浦田「はい。学校の先生にも言われてて。過去問は貴重じゃないですか。

解けないうちに過去問を解いても仕方ないので、特に社会とかはセンター試験(現:共通テスト)が終わってから解き始めましたね。」

スマ「なるほどね!めちゃめちゃ参考になる。。ちなみに浦田は金沢出身だと思うんだけど、東大受ける上で地方ならではの苦労とかそういうのってあった?」

浦田宿の予約を間違えてしまったことですね。」

スマ「宿?(笑)」

浦田「はい、東大受ける時に父がかなり早い段階で本番の宿を取ってくれたんですよ。

でも、東大の入試は文系が駒場、理系が本郷じゃないですか。父は間違えて本郷寄りの宿を取ってしまって若干移動に苦労したのを覚えています。

あとは、地方あるあるで言うと、入試本番でぼっちになるってことですかね。

僕が一人寂しくコンビニ弁当を食べてる中で、東京の受験生は仲間と親が作ってくれたお弁当を食べてる、みたいな。」

スマ「なるほどな。たしかにそういうのはよくあるよね。」

浦田「あと、勉強面で行くと、私立受験は大変そうでしたね。

僕はセンター利用で早稲田を押さえてたので良かったんですけど、周りの奴とかは、東大に向けてラストスパートをかけたい時期に、早慶とかの私立を受けるために慣れない東京に受験しに行って、とかしていたので。

これは凄く大変だろうなと思ってましたね。」

スマ「なるほどね。でも、野球やりながら東大にも現役で受かるって相当だと思うわ。」

浦田「確かに、周りで部活やってた奴の中には浪人した奴もいましたね。」

スマ「何が、その差を生んだんだと思う?(笑)」

浦田やっぱり基礎だと僕は思います。

僕は勉強時間は少なかったので、その分学校の試験勉強は毎回本気でやってました

あとは先ほどの隙間時間の話もそうですね。基礎を固める、野球引退するまではひたすらそれを意識していました。

そのおかげもあって、高3時点でセンターも760/900とか8割以上取れていました

基礎を固めていたから、短い時間でも合格できたんだと思います。」

スマ「基礎固めか!めちゃめちゃ大事だよな。。最後になるんだけど、今の自分から見て、昔の自分に伝えたいこととかってある?塾行っとけば良かったとか、こういうのあったらなというのでもなんでも!」

浦田ないです。

スマ「ないんや!」

浦田当時できることは全てやったなという認識があったので

あとは、単純にあの時の生活は今じゃ絶対できないなって思います。

まあ、強いて言うなら、鉄壁を8月の下旬に買ったんですけど、もう少し早くに買っていれば良かったってことくらいですかね。」

スマ「かっこいいな〜!できることを全てやってたっていうのがいいね!そういう考えで野球も取り組んでるからレベルの高い六大学の中でも活躍できてるんだろうな〜」

浦田「ありがとうございます。」

スマ「こちらこそ貴重な話を本当にありがとう!秋も楽しみにしてる!頑張ってね!」

浦田「ありがとうございました。」

先輩後輩関係なく、誰とでもフラットに話せる浦田。練習では非常に真面目で前向きに努力しています。秋の更なる飛躍を期待しています。

インタビューをして思ったこと

浦田とインタビューをしてみて感じたことは

基礎を固めることは東大受験において特に重要だということです。

基礎をしっかり固めることが東大受験で最も大切なことだと思います。

とはいえ、

・何から始めたらいいか分からない
・どれくらい勉強が必要なのか分からない
・周りに東大について教えてくれる人がいなくて不安

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