属人的だった投資管理業務を定型化!smartroundで投資前〜投資後までシームレスな管理が可能に。(株式会社ケイエスピー黒田智生さん、渡邉亜希子さん、加藤康太さん)
今回は、かながわサイエンスパーク(KSP)の中核的運営主体であり、ベンチャー企業へのインキュベーション事業も行なっている株式会社ケイエスピーの黒田智生さん、渡邉亜希子さん、加藤康太さんにsmartround利用の背景と効果について伺いました。
株式会社ケイエスピーについて
💡サマリー
新ファンド立ち上げのタイミングで投資先管理を効率化したい
ーーそもそもsmartroundのどういった点に興味を持っていただいたのでしょうか?
KSPビジネスイノベーションスクール講師の方から、smartroundという投資管理ツールがあると教えてもらったのがきっかけです。
当時は他社の管理ツールを使っていたのですが、投資家だけでなくスタートアップの業務も効率化するツールと紹介されて興味を持ちました。
また導入検討当時(2022年)は、新ファンド(NextGファンド)を立ち上げるタイミングでしたので、これから投資先の管理を効率化していきたいという思いもありました。お話を伺う中で、smartroundなら投資先とのコミュニケーションもインタラクティブにできるという点に魅力を感じ、導入を決めました。
紙での資料管理に限界を感じsmartroundを導入
ーーsmartround導入以前はどのような課題を抱えていたのでしょうか?
特にコロナ禍以前は、取締役会等もリアルで実施されていましたし、必要な資料は投資先から紙で回収していました。
しかし、そういった資料の社内での管理方法は担当者ごとにバラバラというのが実情で、ファンド決算の際に資料を参照したくても資料の不足などが生じてしまっていました。担当者に管理を委ねていたので、その担当者が退職すると情報の引き継ぎにばらつきがあり、投資先の状況を把握するだけでも一苦労ということも。
また、紙で集めたデータは、登記簿では最新の株式発行が反映されているが株主名簿には反映されていないなど、資料間での整合性を取ることに時間がかかっていました。
smartroundで業務を定型化、一元的な投資先管理が可能に
ーー紙資料での管理ゆえの非効率な業務が残っていたんですね。smartroundの導入によって、業務面でどのような点が改善されましたか?
紙での管理から脱することができたのはもちろん、ファンド決算のための資料回収・データの管理・報告書作成といったオペレーションも整備され効率化につながりました。
smartroundではデータの入力を簡単に行えるようになっていますので、これまで担当者の属人的な管理に依存していた部分を定型化することができたのが大きいです。
またその過程でsmartroundに正確な株式の発行履歴を入力していったのですが、そうすることでファンド全体のパフォーマンスもsmartround上で可視化されたのもよかったです。
ファンドの監査についても、監査法人に対しこれまで何冊にもわたる書類を共有していたのが、smartround上でデータを共有できるようになったことで、非常に楽になったと感じています。
投資前〜投資後までsmartroundでシームレスに案件を管理
ーーその他日々の業務の中で便利になった部分はありますか?
かながわサイエンスパークに入居しているスタートアップへ投資することもあるのですが、そういった投資前の検討案件も含めて一元的に管理したいと思っていました。
これまでは担当者個人が投資前の案件についても資料を管理しており、情報が散逸しがちでした。そこで案件管理smartroundを使うことで、会社として情報を一律で管理できるようになり助かっています。
しかも、サービス上では、案件管理smartroundから投資管理smartroundへシームレスに会社を移動できるので、管理も簡単です。
黒田さん、渡邉さん、加藤さん、素敵なお話を聞かせていただきありがとうございました!
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