COO冨田が「BEYOND MILLENNIALS 2022 AWARD」にて、D&I(ダイバーシティ&インクルージョン)部門を受賞しました!
こんにちは。スマートラウンドの杉山です。
弊社COO冨田が、Business Insider Japanさん開催の「BEYOND MILLENNIALS(ビヨンド・ミレニアルズ)2022 AWARD」にて、D&I(ダイバーシティ&インクルージョン)部門の受賞者に選ばれました!
今回の受賞をきっかけに、そもそものD&Iの定義から、スマートラウンドの取り組みについて改めて考えてみました。
「BEYOND MILLENNIALS(ビヨンド・ミレニアルズ)」とは?
社会課題解決に取り組むミレニアル・Z 世代のGame Changerを応援するために創設したBusiness Insider Japanのアワードです。これまで第1回、第2回では重要な社会課題に挑戦し、「Game Change」を引き起こす人たちを選出してきました。
コロナ禍という外圧によってGame Changeが起きた第3回以降は、「先が見えない中でも新しい光を示し行動している人」を選出し表彰することで挑戦者を応援するとともに、社会に対してこの先の世界がどのようになるのかを伝えていきます。
Business Insider Japanのタグライン「やさしさがめぐる経済」を形づくる5部門(テクノロジー×ビジネス部門・サーキュラーエコノミー部門・D&I部門・ローカル部門・Z世代部門)において、アドバイザリーボードと編集部(以下、Beyond審査会)がアワード候補者を推薦。Beyond審査会でファイナリストと各部門1人ずつWinnerが決定します。
弊社COO冨田は、D&I部門にて受賞者として選ばれました。
ダイバーシティ&インクルージョンとは
ダイバーシティ(Diversity)とは、「多様な人材※を尊重すること」です。
(※「多様な人材」とは、性別、年齢、人種や国籍、障がいの有無、性的指向、宗教・信条、価値観などの多様性だけでなく、キャリアや経験、働き方などの多様性も含みます。)
インクルージョン(Inclusion)とは、一人ひとりが「職場で尊重されたメンバーとして扱われている」と認識している状態態を指します。
最近は、D&I(Diversity and Inclusion)にエクイティ(Equity:公平性)を追加した、DEI(Diversity, Equity and Inclusion)と呼ばれるようになっています。
スマートラウンドのダイバーシティ&インクルージョンへの取り組み
ここでは、スマートラウンドとCOO冨田のD&Iに関する取り組みをご紹介します。
スマートラウンドのミッション
スマートラウンドは、「スタートアップが可能性を最大限に発揮できる世界をつくる」をミッションに掲げ、スタートアップと投資家のためのデータ作成・管理プラットフォーム「smartround」を提供しています。
スタートアップがsmartroundを利用し、事業以外のことでつまずいたり、時間を浪費しなくてすむようになることで、より挑戦しやすい環境が生まれ、最終的には、多様な人が活躍できる社会をつくることに貢献できると考えています。
スマートラウンドが大切にしていること
スマートラウンドにはメンバーで決めた大切にしていることが8つあります。
それぞれの項目にオーナーを決め、上記のバリューに即した行動をチームメンバーが評価し、評価されたメンバー(全社的にも)が振り返りができるような取り組みを行っています。
スマートラウンドのD&I
・現在正社員14名、男女比は4:3で、女性比率42%です。ビジネスサイド、開発サイド、役員にもバランス良い男女比率で構成されています。
・自分の会社を経営しながら働く社員、子育て中の社員など、それぞれのライフスタイルに合わせた働き方をしています。週四勤務や時短勤務も。
・全社員フルリモートで勤務をしているため、場所を問わず、関西に移住した社員、京都に住んでいる大学生もインターンしています。
スマートラウンド代表 砂川のコメント
COO冨田自身のダイバーシティ&インクルージョンへの取り組み
ーー急にここからインタビューをはじめます!冨田さん今回の受賞おめでとうございます。個人としてのD&Iの部門にノミネートされたのは、もちろんスマートラウンドとしての取り組みもありますが、冨田さん自身のバックグラウンドやこれまでの活動が評価されたのではないかと思います。
ざっくりとした質問になりますが、冨田さんご自身で振り返ってみて、D&Iに関連した活動はありますか?
冨田:D&Iと意識したことがなかったのですが、思い返すと結構多様な環境を経験しました。
そもそも、大学時代は『ONE PIECE』に憧れて船乗りになりたいと思い神戸大学海事科学部に入学しました。船乗りにはならなかったんですが、男女比9:1の環境でも性別の壁を感じることなく、一ヶ月の乗船実習も経験しました。体力など身体的な違いはありましたが、機関士や航海士といった目標に向かう友人に性別の差は感じませんでした。
新卒は、人材サービスのインテリジェンス(現パーソルホールディングス)でスタートアップの採用支援を行っていました。100社以上の会社を担当させていただき、いろいろな会社の人事制度を見ることが出来ました。女性だけの制度の存在を知ったり、女性が組織にいることの価値を感じている会社が長期的に働けるようにサポートする仕組みの必要性を感じました。
2社目は、セールスフォース・ドットコム(現セールスフォース・ジャパン)へ入社。スタートアップ戦略部の立上げや、2018年に和歌山県でのワーケーションも経験させていただきました。グローバルカンパニーでかつ社内の情報共有が活発な組織だったので、多様な働き方を見ることができました。その影響もあり、NPOの名刺も持って自分が最も関心のある教育領域のお手伝いをしていました。
関心があった教育領域での起業も考えながら、3社目は、当時6人のスタートアップだったスマートラウンドを選びました。
ーー大企業で働きながら、スタートアップの支援をしたり、NPOで活動したり、現在はスタートアップで働いたりと様々な形態や大きさの組織を経験したんですね。
冨田:はい。多様な組織を経験して、自分自身だけではなくまわりのメンバーも巻き込んで、組織の垣根なく“社会に役に立つこと“を追求してきました。現在も継続してNPOや高校・大学のイベントへ参加させていただいています。
ーー今回の受賞をきっかけになにか変化はありましたか?
冨田:このような賞をいただいたことで、改めて今すぐ自分にできることはなんだろう?と考えました。
その第一歩として、D&Iの要素のひとつである、「女性の働き方と子育て」について考える機会をつくりました。
自分の周りにも子育てをしながら工夫し、成果を追い続けている女性起業家・キャピタリストが沢山います。超人のようにみえる彼女たちも、会ってお話を聞くと『不安がなかったわけではないし、まわりの協力あってこそ』とおっしゃいます。
普段はファイナンスをテーマで扱うSmartround Academia(スマートラウンドが主催する勉強会)ですが、今回はそんな第一線で活躍する方々に「経営と子育て」についてお話いただく機会をつくりました。登壇者の体験をシェアしていただくことで、当事者の方はもちろん、周りとして何が出来るのか?そんなヒントを得られる有意義な時間になりましたら幸いです。
▼申込みはこちらから
ーー登壇者の皆さんが豪華!!冨田さん、最後に一言お願いします。
冨田:今後も「多様な人が活躍できる社会をつくる」ことにはもっともっと貢献していきたいです!
まずはスマートラウンドでそういう機会を創出します。
改めまして、この度は貴重な賞をいただき、ありがとうございます。
ーー冨田さんありがとうございました!