当社の仕事。お困りごとに合わせて各種ロボットをご提案。

当社では、ロボット、ドローン、IoT機器の受託開発などを主力事業として展開しながら、ロボット技術導入のコンサルティングや自社製品の開発・販売なども行っています。

近年は人手不足などを背景に問い合わせが増えており、建設関連事業者や通信事業者のほか、リサイクル関連企業などからも引き合いを得ています。

自社のロボット製品としては、自走式や移動型ロボットの開発を強化しており、遠隔操作で会話や運搬作業などが行える「テレワークロボット」、移動型ロボットに深紫外線の殺菌灯を搭載した「SR―UVC」、ユーザーの要望に応じて様々な拡張が可能な自律移動型ロボット「SR―AMR」などを展開しています。

従来は遠隔操作型に関する取り組みを多く実施してきましたが、直近は自律移動技術に関する取り組みも強化しており、SR―UVCは遠隔操作と自律移動の両方に対応していいます。また、これらの製品はロボットに知見がない方でも簡単に使える仕様となっていることも大きな特徴です。

6月に神奈川県のプロジェクトに採択され、㈱NTTドコモ神奈川支店と連携し、デジタルサイネージと移動型ロボット(自律制御+遠隔操作型)を組み合わせた案内ロボットの開発を進めています。

このように当社の移動型ロボットの技術に様々な機能を組み合わせ、新たなソリューションひいては新たな価値を生み出していきたいと考えています。ただ、そうしたことは当社だけで行うことは難しく、今後様々な方と連携していきたいと考えており、もし自社の技術に移動機能を付与したいと検討されている方がいればぜひお声がけいただきたいと思っています。

屋内走行型ロボットを施設に導入する場合、エレベーターや自動ドアといった施設設備と連携させるために、施設ごとにカスタマイズする必要があり、その際の手間やコストが普及の妨げになっています。

そこで建設関連企業と連携し、施設設備の制御システムとロボットがクラウド経由で通信・連動できるシステムの開発を進めており、特定のロボットや機器だけでなく、様々な企業の製品が活用できるシステムにしていきたいと考えています。

 また、自律移動に必要な要素技術をユニット化して提供するような取り組みも検討しています。これにより、例えば、お客様が自社技術で移動型ロボットのハードウエアを設計・開発し、当社のユニットを組み込むことで独自の自律移動型ロボットを実現するといったことも可能となります。

手不足や新型コロナによる社会環境の変化などを受けてロボットに対する関心が高まっています。そして、当社への問い合わせも増えており、その寄せられた様々な困りごとを当社の技術によって解決していきたいと思っています。そのなかで蓄積したノウハウをパッケージ化し、単にロボットシステムを提供するだけでなく、先に述べたような施設設備との連動システムやサービスなどを含めたトータルシステムを提案できる体制にしていきたいと思います。


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