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2023年9月MEO monthly report|smartMEO

こんにちは、マーケティング担当の牧野です!
smartMEOでは毎月、MEOに関連するトピックを取り上げた月次レポートを配信しております。
主に下記の3つのトピックで配信いたします。

  1. MEO(LocalSEO)に関係するトピック

  2. Googleビジネスプロフィールに関するアップデート情報等のトピック

  3. 特定の店舗をフォーカスした分析情報

AIや検索エンジンが発達している今、調べれば出てくる情報ではなく、本質的な深堀をする唯一無二の配信コンテンツを提供できればと考えております。

こういった情報が欲しい!ということもあれば、お気軽にLINEでメッセージください。

それでは今月も確認していきましょう!


MEO関連ニュース

GoogleがSGEを日本で試験提供開始

ニュースの一つ目は、GoolgeがSGEの試験提供を開始したという内容です。
SGEは「Search Generative Experience」の略称で、ユーザーの質問に対して自動生成AIを用いて解答を行う機能です。
こちらが本格的にGoogleのサーチエンジンに搭載されると、現在表示されているローカルパック(MEO対策で表示されるマップ上の順位のエリア)の場所が変更される可能性があります。


SGEのサンプル画面

■POINT
従来:Googleが検索クエリに関連性の高いオーガニック検索を出してくれる
SGE:Googleが検索クエリに対して生成AIを使って回答を出してくれる
※検索クエリによってはスナップショットが生成されない場合がありますが、AIの自動生成するかどうかの問に対して、はいを押すとスナップショットが生成されます。スナップショットとは検索クエリに対してAIが回答した枠の事です。

SGEにより、ローカルパックの表示場所が変更

Near Mediaにて、SGEのローカルパック表示に関する内容が掲載されておりますのでそちらをご紹介いたします。

Googleが新しく導入したSGE (Search Generative Experience) は、過去20年以上のGoogle SERPの変更の中で最も大きなものと言われています。
SGEのパックとクラシックなローカルパックはしばしば重複しますが、100%一致するわけではありません。
SGEのUIは変更される可能性がありますが、Googleが展開を決定しない限り、SGEはユーザーの行動に大きな影響を与える可能性があります。
SGEは、ユーザーがSERP(※1)とのやり取りをする方法を変える可能性があります。
特に、ローカルや製品は最も影響を受けるセグメントの2つとなるでしょう。
SGEは、Googleの観察の20年以上の中で最も劇的な変更と言えるでしょう。
マーケターやSEO専門家は、新しいSGEの影響を受けた検索結果についての発見や未来のランキングについての考えをツイートや投稿で共有しています。

(※1)「Search Engine Result Page」の頭文字をとった用語で、検索エンジンでリサーチしたとき画面に表示される検索結果ページのことです。

  1. SGEが本格的に導入されれば、Google検索結果のページの主要部分を占拠することとなります。そうなると、リスティング広告枠、ローカルパック(≒MEO)、検索結果(≒SEO)その他のすべてを下に押し下げる傾向があります。これにより、多くの事業者が広告予算を増加するか、より高い可視性のためにwebへの支出を増やすことを決定する可能性があります。

  2. GoogleがAIスナップショットを自動的に表示するか、"Generate"ボタンを表示するかの明確な理由や基準は今のところ現れていません。

  3. SGEは現在、表示速度が遅いです。通常のSERPが表示されるよりもAIスナップショットの読み込みに時間がかかる場合があります。

Googleビジネスプロフィール|アップデート情報

<GBPの8月のアップデートの情報>
・注目のメニューに記載された商品が検索ワードにヒットするようになりました。

注目のメニュー

・一部の店舗にて口コミ表示に新しい仕様が追加
一部の店舗にて口コミのキーワードとして急上昇しているものに⤴(曲がり矢印上)マークが表示されるようになりました。
※先月からは一部評価が高い口コミにはくつろぎマークが追加されたこともあったみたいです。

口コミのキーワードとして急上昇しているものに⤴

・一部の地域でGBP上でSNSへのリンクが管理可能になりました。
いままでオーナー側からでは設定出来なったのですが、これからはできるようになります。
※一部、まだ実装されていないアカウントがあります。順次使える様になっていくと思われます。


SNSへのリンクが管理

■参考記事
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000180.000037205.html
https://support.google.com/business/thread/232930756/sns連携の�[…]E6��を知りたい?hl=ja

Googleビジネスプロフィール|フォーカス分析

フォーカス分析では、検索順位に影響しやすいとされる項目が、本当に影響しているのかを分析するセクションとなっております。

MEO(LocalSEO)に影響のある要因

様々な企業が多くの情報をもとに影響のある要因を提示していますが、その内容をまとめました。

1.Googleビジネスプロフィール(32%)
Google ビジネス プロフィール内の重要な個別のランキング要素には、主要カテゴリ、ビジネス名でのキーワードの使用、および検索ポイントへの住所の近さが含まれます。

2.オンページ(19%)
ドメイン権限、ページ権限、NAP(名前、住所、電話番号)、最適化、品質、技術的およびセキュリティ要因など、ウェブサイトを強化する要素に関連しています。

3.レビュー(16%)
顧客がローカルビジネスの経験について書いた感想を指します。Googleベースのレビュー、サードパーティのレビューサイト、およびビジネスのウェブサイト上のファーストパーティレビューが考慮されます。

4.リンク(11%)
内部リンクとインバウンドリンクの2つのタイプがあります。

5.行動(8%)
インターネットの検索者がリスティングやページとどのように対話しているかに関連しています。

6.引用(7%)
ローカルビジネスの完全または部分的なNAPのオンラインでの言及を指します。

7.パーソナライゼーション(6%)
検索者の位置。検索履歴、検索場所、デバイスなどが含まれます。

参考
MOZ 

brightlocal

これらの情報をもとに、今回は脱毛店舗にフォーカスして分析をしてみました。

メインキーワード|脱毛

今回のメインキーワードは「〇〇市 脱毛」

対象エリア規模|人口16万人都市

今回は人口約167,000人の年です
男性84,000人、女性83,000万人

クライアント実例ご紹介

脱毛店を営む弊社クライアント様の契約から現在までの簡単なインサイトの経過をお見せします。
契約当初の3か月平均と、1年経過後の3か月平均のインサイトを比較したものとなります。
ウェブサイトへの流入は106%
経路案内は258%
電話問合せは213%
とそれぞれインサイトが伸びているクライアント様です。

インサイトサンプル

サンプル収集

今回はこちらのクライアント様と、競合する店舗のデータを下記の通り収集しました

調査データ

収集した項目は下記の通り。

指定場所からの距離
現在の順位
事業年数
口コミ数
口コミ評価
口コミ返信
自社webサイト有無
営業時間
電話番号
サービス登録
紹介文文字数
詳細:バリアフリー
詳細:設備
詳細:プラン
詳細:お支払い
詳細:ビジネス所有者提供情報
詳細:客層
クレジットカード
キャッシュレス
最新情報
写真:外観
写真:内観
写真:オーナー提供
写真:ストリートビュー
写真:店内360°
webサイト内LINEリンク
webサイト内Instagramリンク
webサイト内Twitterリンク
webサイト内Youtubeリンク
webサイト内TikTok
webサイト内Facebook
webサイト
ページ速度パフォーマンス:スマホ
ページ速度パフォーマンス:PC
ドメインランクチェック
GBPスコア
webリンクスコア
最新情報スコア

Googleビジネスプロフィールの表記から確認できる項目を調査

GBPスコア:Googleビジネスプロフィールの項目の充実度をスコア化したものです。
webリンクスコア:HP内に設置されているSNS等のリンクの数をスコア化したものです。
最新情報スコア:投稿頻度が週に1回、月に1回といった情報をもとに、スコア化したものです。

調査方法

1. 対象データ
この分析の対象は、弊社クライアント店舗と15の競合店舗に関するGoogleビジネスプロフィールの情報です。
位置情報を修正したうえで、計測を行ったデータとなっております。

2. 分析手法
データの前処理として、非数値データを数値化し、欠損値の処理を行いました。
次に、各項目とMEOの順位との間の相関係数を計算し、散布図を用いて関係性を可視化しました。

分析結果

以下は、各項目とMEOの順位との間の相関係数の結果です。

最新情報スコア: -0.7115
口コミ数: -0.5344
口コミ評価: -0.3737
ページ速度パフォーマンス(PC): -0.2525
GBPスコア: -0.2197
ドメインランクチェック: -0.0324
webリンクスコア: 0.0515
指定場所からの距離: 0.1377
ページ速度パフォーマンス(スマホ): 0.3492
事業年数: 0.3899

smartMEOによる分析

相関係数が負の値を取る場合、その項目が増加するとMEOの順位が上がる(数値が小さくなる)ことを示します。逆に、相関係数が正の場合、その項目が増加するとMEOの順位が下がる(数値が大きくなる)ことを示します。

例えば、最新情報スコアの相関係数は-0.7115となっており、これはMEOの順位と強い負の相関があることを示しています。つまり、最新情報スコアが高い店舗はMEOの順位も高くなりやすいと考えられます。

上記の内容から、今回のデータにおいてはMEOの順位を上げるための優先すべき項目ランキングは以下の通りという結果となりました。
太字は負の相関のある項目です。

最新情報スコア:投稿頻度が週に1回、月に1回といった情報をもとに、スコア化したものです。
口コミ数
事業年数
口コミ評価
ページ速度パフォーマンス(スマホ)
ページ速度パフォーマンス(PC)
GBPスコア:Googleビジネスプロフィールの項目の充実度をスコア化したものです。

指定場所からの距離
webリンクスコア:HP内に設置されているSNS等のリンクの数をスコア化したものです。
ドメインランクチェック

MEO(LocalSEO)に影響のある要因のセクションにてお伝えしていた内容と比較してみましょう。

1.Googleビジネスプロフィール(32%)
Google ビジネス プロフィール内の重要な個別のランキング要素には、主要カテゴリ、ビジネス名でのキーワードの使用、および検索ポイントへの住所の近さが含まれます。

2.オンページ(19%)
ドメイン権限、ページ権限、NAP(名前、住所、電話番号)、最適化、品質、技術的およびセキュリティ要因など、ウェブサイトを強化する要素に関連しています。

3.レビュー(16%)
顧客がローカルビジネスの経験について書いた感想を指します。Googleベースのレビュー、サードパーティのレビューサイト、およびビジネスのウェブサイト上のファーストパーティレビューが考慮されます。

4.リンク(11%)
内部リンクとインバウンドリンクの2つのタイプがあります。

5.行動(8%)
インターネットの検索者がリスティングやページとどのように対話しているかに関連しています。

6.引用(7%)
ローカルビジネスの完全または部分的なNAPのオンラインでの言及を指します。

7.パーソナライゼーション(6%)
検索者の位置。検索履歴、検索場所、デバイスなどが含まれます。

いずれも、GBPの充実は重要であることに加えて、投稿や口コミの数などが重要性の高い項目であるといえるかと思います。

分析詳細

■ヒートマップ

上記分析の結果、どのような相関数値が出たかは下記の画像にてご確認いただけます。

ヒートマップ

2行目・2列目のMEO RankがMEO上の表示順位を指しています。
順位と各項目の相関性を相関係数で表示しているものが上記です。

■散布図

ここからは散布図を用いて確認します。
左側の縦軸にMEO順位があります。
そのため、縦軸上、下の方にあるものが順位が高いものです。
これと、横軸の各項目がどのように関連しているかを確認できます。

投稿頻度のスコアと順位の散布図です。
なお、赤色は1~5位の店舗です。
星印は弊社クライアントとなります。

投稿スコアと順位

右下にマークが2つあります。
これは、投稿頻度のスコアが高い(投稿頻度が高い)店舗が2店舗あり、かつ、縦軸の下に位置しているので、掲載順位も上位であることが分かります。
この場合、相関性は高いので、投稿頻度はMEO順位に大きく影響している可能性が高いといえます。
このような見方であることを前提に、他項目の傾向もご確認してみてください。

口コミ評価と順位
口コミ数と順位
最寄駅からの距離
HP内のSNS等リンクの数と順位
Googleビジネスプロフィールの充実度と順位


この分析の注意点としましては、
1.あくまで各項目の相乗効果の可能性もある
2.今回は「〇〇市 脱毛」という一つのキーワードに対する調査である
3.今後ピックアップ分析をする店舗の増加はもちろん、同様の調査でデータを積み上げていくことで、さらに制度を高めた分析結果となっていくこと
4.競合店舗との相対的な数値で導き出されているため「口コミが〇件あれば〇位になる」というものではない

といったことに注意してみていただければと思います。

そして、MEOについて、現状の自身での対策状況や、
業者へ依頼している方はこれらを踏まえた対策ができているか見直してみてください。


各項目の対策方法

MEO対策として、競合の状況を見ながら
投稿を増やしたり、GBPの構築を進めたり、GBPアップデートに対応したり、口コミを増やしたり、サイテーションを行ったりと、やることは明確ですが、かなり工数がかかる項目が多いことがお判りいただけたかと思います。

いずれも、オーナーご自身での対応であれば、投稿などの品質も担保されれますが、従業員に任せると投稿の品質が落ちたり、その他の項目も品質が担保されず、顧客の反応があまりよくないといったことが起こりうるかと思います。

MEO対策の課題としては、競合に負けない運用をすればよいという明確な指針はあるものの
・品質を担保して
・随時更新して
・web構築やサイテーションなどの外部対策もして
と、時間というコストとパフォーマンスの担保が必要になるということが課題として明確になります。

smartMEO

弊社サービスのsmartMEOは、上記のような各項目の影響を理解したうえで、しっかりと対策をコンスタントに行います。

smartMEOの対策内容

また、自社ツールの「G-MAC」には
・インサイト計測
・キーワード順位計測
・口コミ促進と管理
・SNS投稿連動
といった、MEO対策に必要な機能が揃っており、常にアップデートを繰り返しております。

G-MACの一部機能

これまで述べてきた必要な対策をしっかりと網羅した弊社サービスは、多くのお客様から好評をいただいております。

smartMEOの実績

ぜひ一度、お気軽にお問い合わせください!

無料診断の予約はLINEから

smartMEOでは、貴社のGoogleビジネスプロフィールを見ながら、競合と比較して足りない対策がないか、対策自体していない場合、競合と比較してどのように対策していくべきかを、無料でwebミーティングを通じて診断いたします。

※無料診断はsmartMEOをまだご利用いただいていないお客様限定となります。

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記事の制作:
smartMEO マーケティング部門 牧野悠
監修:
smartMEO 営業部門・CS部門


https://h2-g.co.jp/company/

社名:株式会社H2(エイチツー)
設立:2012年12月3日
本社所在地:
〒107-0062 東京都港区南青山2丁目2番8号 DFビル7階
支店所在地:
〒060-0003 北海道札幌市中央区北3条西2丁目1カミヤマビル3階
売上高:
2020年度3月期 59億円
2019年度3月期 37億円
2018年度3月期 30億円
2017年度3月期 17億円
Company:https://h2-g.co.jp/company/
smartMEO:https://smart-meo.com/


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