2023年10月MEO monthly report|smartMEO
こんにちは、マーケティング担当の牧野です!
smartMEOでは毎月、MEOに関連するトピックを取り上げた月次レポートを配信しております。
主に下記の3つのトピックで配信いたします。
MEO(LocalSEO)に関係するトピック
Googleビジネスプロフィールに関するアップデート情報等
MEO関連の項目をフォーカスした分析情報の共有
それでは今月も確認していきましょう!
■MEO関連ニュース|ステマ規制
10月1日からステマ規制の強化が開始
広告であるにもかかわらず、広告であることを隠すことがいわゆる「ステルスマーケティング」ですが、令和5年10月1日からステルスマーケティングは景品表示法違反となりました。
消費者庁:https://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/fair_labeling/stealth_marketing/
一般的な広告掲載にあたってステマに気を付けなければいけないことはもちろんですが、MEO対策をするにあたり、ステマ規制がどのように関連してくるかをまとめて確認しておきましょう。
そもそもGoogleの口コミはステマの対象となるのか
結論、Googleの口コミへ不正に書き込みをする行為はステマの対象となります。
ポジティブ情報がたくさん書かれる結果、事業者によって作られたものと分からないまま(ステルス性)、消費者・閲覧者が優良なサービスだ・有利なサービスだ、と誤認することとなるからです。
10月1日以前の口コミはステマ規制対象外?
消費者庁の公表資料では、2023年10月1日以前に投稿されたものであっても、規制の対象となる場合があるとされています。
規制対象とならない場合とは、表示(広告)を投稿したインフルエンサーなどと連絡がつかないなど「表示(広告)を管理できない状態」である場合には、罰則対象とならないようです。
では、どのようにしてステマであることが発覚するのでしょうか。
一般ユーザーからGoogleへのステマ通報
一般ユーザーがステマの疑いがあると判断した場合、対象の口コミからレビューを報告される可能性があります。
Googleヘルプ参考
不正レビューに対して法的措置
レビューを通報されて不正認定、もしくはその他Googleの監視から直接不正認定されると、Googleビジネスプロフィールの停止リスクはもちろんですが、それだけではなく、法的措置にまで発展する可能性が十分にあります。
【事例】
悪質業者が、350 件以上の不正なビジネス プロフィールを作成し、14,000 件を超える偽のレビューを投稿し、Googleビジネスプロフィールを悪用しようとしたという業者に対しての訴訟が発生。
Google公式アナウンス|偽レビューへの法的措置について
ステマ規制違反の罰則内容
ステマ規制法に違反した場合、
①措置命令が出され
②措置命令を無視すると2年以下の懲役または300万円以下の罰金またはその両方が科されます
措置命令は以下の通り
口コミの重要性
MEO掲載順位に与える影響でいうと、口コミの影響度は16%もあるので、MEO対策をする上で、口コミの重要性は非常に高いものとなっております。
ユーザーが閲覧しやすいGoogleビジネスプロフィールを整えながら、適切な形でレビューを集めるよう対応しましょう。
■GBP|ソーシャルメディアの管理が日本でも可能に
2023年8月ソーシャルメディアの管理が可能に(日本ではまだ)
2023年8月中旬頃、Google ビジネスプロフィールでのソーシャルメディア管理に関するヘルプページが公開されました。
参考:Googleビジネスプロフィールヘルプ「ソーシャル メディアのリンクを管理する」
2023年10月現在、日本でもソーシャルメディア管理が可能に
当初は日本で活用できるに至っておりませんでしたが、現在は日本国内のどのGBPユーザーでもSNSリンクの設置が可能となっております。
設置可能なSNS
設置可能なSNSは下記のとおりです。
設置手順も下記のGoogleビジネスプロフィールヘルプを参照してみて下さい。
web上をユーザーが巡回できる状況を作る
先月のレポートでSGEについて言及しましたが、現代ではweb上での情報収集が主流です。
街中の広告等で認知するユーザーもいますが、その後のアクションはwebへ移ります。
MEO対策として、Googleビジネスプロフィールを充実させることはもちろんですが、そもそもはweb上の情報を網羅して、ユーザーがどのweb情報からでも店舗を知ることができるという状況を整えていきましょう。
■2023年版|ユーザーCVに与える影響TOP15
今回は、Whitespark社の提供する記事のうち、「コンバージョンへの影響について」の内容をピックアップしてみました。
MEO対策をすると、Googleビジネスプロフィール(GBP)を見るユーザーが店舗のことを深く認知し、来店へとつながるという最大のメリットがあります。
GBPを目にしてもらう機会を増やすためには競合店舗に競い勝ち、ランキング上位に表示することも重要ですが、本来の目的としてはコンバージョン(CV)に繋げることです。
GBP含めwebサイトなどを閲覧したユーザーが、顧客へと変わる・コンバージョン(CV)する要因はどのようなものがあるか、確認してみましょう。
【口コミに関する数値】
ステマ規制の話にも繋がってきますが、「集客・顧客を動かす」という点において、口コミが大きな影響を与えていることが分かります。
高い口コミ評価:Google の高い数値評価 (例: 4 ~ 5)
ポジティブなレビュー:レビューテキストの肯定的な感情
口コミ数:ネイティブ Google レビューの数 (テキスト付き)
レビューへの応答:ほとんどのレビューに対する所有者の応答の有無
レビュー鮮度:レビューの最新性
上記のwhitesparkのレポートのみならず、口コミが集客に与える影響の高さは他のメディアでも分析結果として発表されています。
【GBPに関する項目】
また、グラフを見て分かるように、GBPを適切に充実させることで、ユーザーが多くの店舗情報を得ることができ、コンバージョンに繋がるということも言えそうです。
■各項目の対策方法
ここまでの内容を踏まえたうえで、MEO対策で実施しなければいけない内容がより明確になったかと思います。
競合に負けないように、投稿を増やしたり、GBPの構築を進めたり、GBPアップデートに対応したり、口コミを増やしたり、サイテーションを行ったりと、やることは明確ですが、かなり工数がかかる項目が多いことがお判りいただけたかと思います。
いずれも、オーナーご自身での対応であれば、投稿などの品質も担保されれますが、従業員に任せると投稿の品質が落ちたり、その他の項目も品質が担保されず、顧客の反応があまりよくないといったことが起こりうるかと思います。
MEO対策の課題としては、競合に負けない運用をすればよいという明確な指針はあるものの
・品質を担保して
・随時更新して
・web構築やサイテーションなどの外部対策もして
と、時間というコストとパフォーマンスの担保が必要になるということが課題として明確になります。
smartMEO
弊社サービスのsmartMEOは、上記のような各項目の影響を理解したうえで、しっかりと対策をコンスタントに行います。
また、自社ツールの「G-MAC」には
・インサイト計測
・キーワード順位計測
・口コミ促進と管理
・SNS投稿連動
といった、MEO対策に必要な機能が揃っており、常にアップデートを繰り返しております。
これまで述べてきた必要な対策をしっかりと網羅した弊社サービスは、多くのお客様から好評をいただいております。
ぜひ一度、お気軽にお問い合わせください!
【 無料診断の予約はLINEから 】
smartMEOでは、貴社のGoogleビジネスプロフィールを見ながら、競合と比較して足りない対策がないか、対策自体していない場合、競合と比較してどのように対策していくべきかを、無料でwebミーティングを通じて診断いたします。
※無料診断はsmartMEOをまだご利用いただいていないお客様限定となります。
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記事の制作:
smartMEO マーケティング部門 牧野悠
監修:
smartMEO 営業部門・CS部門
社名:株式会社H2(エイチツー)
設立:2012年12月3日
本社所在地:
〒107-0062 東京都港区南青山2丁目2番8号 DFビル7階
支店所在地:
〒060-0003 北海道札幌市中央区北3条西2丁目1カミヤマビル3階
売上高:
2020年度3月期 59億円
2019年度3月期 37億円
2018年度3月期 30億円
2017年度3月期 17億円
Company:https://h2-g.co.jp/company/
smartMEO:https://smart-meo.com/
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