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子供は受け取った言葉の方に統一しようとする話。とその効果。
私には、絶大な影響力を与えてくれているメンターが数人いるのですが、そのうちの一人が言ってました
「子供は自分にかけられた言葉の方に統一しようとする」
と。
えー。ほんとかな?
そんなことで、変わる?
・・・なんてことは思わず、モノは試しややってみよう、と早速取り入れたわけですよ、ハイ。
(ちなみに、メンターの言うことは疑わずに即実行に移すのが自分のいいところだと思っています メンターの話はまた別の機会に)
まずはね、まいにちクッソ汚い連絡帳を書いてくる長男に。
「長男くんは、習字とか行ってないけどきれいな字を書くのねぇ。」
一日だけものすごく丁寧に書いて帰ってきた日があるのです。
その日にそう言いました。
なんということでしょう!!!
その翌日から連絡帳の字が見事に変わりました。
次第にノートの字もどんどんきれいに。
味を占めた私、次男でも試してみました。
今年小学校に入ったばっかりの次男は、まだ帰ってきてすぐ宿題をするという習慣が身についていません。
コロナ休校明け、しばらくの間は帰宅後どういう行動パターンをとるのか何も言わずに見ていましたが、一向にランドセルすら片付ける気配がないのでいちいち口を出していました。
うーん、このままでは指示待ち君になってしまう・・・
で、ある日、次男の帰宅時間に置手紙を残して出かけることにしました。
「次男君へ
おかえりなさい。
おかあさんは、はいしゃさんにいっています。
きがえをしておやつをたべてすこしきゅうけいしたら、
おかあさんがかえってくるまでに しゅくだいをおわらせておいてね」
学校から帰ってきたら、誰もいない家。次男にとっては初めてです。
まず置手紙を確認し、ちゃんと手紙の通りに行動。
私の帰宅までに、ちゃんと宿題を済ませて時間割まで終わらせていました。
(実は室内モニターで全部見てました)
帰宅後、
「すごい!!ちゃんと時間割までおわってるぅ!!
もう小学校も慣れてきたからお母さんに言われなくてもちゃんと一人でできるようになったんやねぇ!」
と言っておきました。
そしたら、その日はできていなかった
洗濯物を出す
制服から名札を外す
マスクを所定の位置に置く
ということも、何も言わなくても翌日からきちんとできるようになりました。
なんじゃこれ。
母親があれしなさいこれしなさい っていうのはそれが蓄積すると子供にとっては口うるさいBBAっていう認識になりがちだけど、
これなら、お互いストレスをためずに 気分よくいい方向にもっていけるやん!
子供の立場で考えてみたら、褒められてるだけやもんね、上からあれしなさいこれしなさいって指示されてるより絶対気分いい。
さすが私のメンター。
もしこの記事が目に留まった方で、子供の声掛けに悩んでる方がおられたらぜひ試してみてほしいなって思います。