【自己紹介】Kurutonについて
こんにちは!ダイバースopsインハウスユニットのKurutonです。
今回は初めての記事ということで、自己紹介をさせていただきます。
名前: Kuruton(社内のSlackネーム)
イベントやゲームで使っているニックネームにしました。他の社員と同じSalckネームを使えないルールがあり、自分の本名は使えなかったのですが、4文字で覚えやすくなかなか被らないニックネームなので気に入っています!
障害: ADHD及び双極性障害
100人いれば100種類のADHDや双極性障害があると思うので、ここではKurutonの障害についてお話しますね。
幼少の頃はよく、落ち着きがない・電柱によくぶつかる・コミュニケーションに問題があると言われることが多く、言葉をほとんど話さない子でした。
ADHD(注意欠如・多動性障害)
注意が散漫になりやすいこと、落ち着きがないことが多いです。
〈多動性〉
頭の中の情報を整理することが苦手(プレゼンをすること、文章を書くこと、ぎゅっと詰まった文章を読むことが苦手)
体が常に横に揺れる(なにかしてないと気がすまない、きっと余裕のあるときですね)
〈不注意性〉
感覚過敏により集中力が続かない、疲れやすい(人の動きや周りの音や話し声に敏感)
不安になりやすい
時間の管理が苦手(予定を忘れやすい)
忘れ物をする
出社時に2回ありました!
⇛充電器をもってきたのに、充電器をつなぐコードを忘れました。
⇛服を裏返して出社する。
こうした特性を踏まえ、仕事では以下のような工夫をしています!
不安になったら質問する。
疲れる前、集中力が切れる前に作業時間を決めてタイマーで図って時間を区切りながら作業する。
毎朝スケジュールと時間を確認して予定を忘れないようにする。
不注意による「ぬけもれ」がないように必ずダブルチェックを行う。
双極性障害(躁うつ病)
中学3年のときに「何もしたくなくなる」鬱状態になりました。
一方、高校のときには「あれもこれもやりたい」と無作為になんでもやってしまう「躁状態」になりました。
大学に入り服薬を始めてからは躁状態から開放されましたが、数ヶ月おきに不定期に鬱状態に戻り、寝たきりでした。その後、就職してから半年で体調を崩し、鬱状態が3年弱続きました。
就労移行支援事業所に通い始めてから徐々に動けるようになり、薬を飲まなくても症状をコントロールできるようになりました。現在は頓服として時々服用しています。
「人間関係のストレス」「仕事のストレス」がこうした症状のきっかけになりやすいので、仕事では「体調」「業務内容」「人との関わり」について不安なことはすぐに相談しています。
SmartHRに出会うまで
大学卒業後
IT企業で事務職を経験しました。一般雇用で働いていましたが、障害に関してはオープンにしていました。しかし、苦手な業務にあったときに人に相談ができず、疲れたときに定期的に休息を取るなどストレスに対処することができず、体調を崩し半年で退職しました。退職後は、3年間療養していました。
その間、早く働きたいという気持ちがあったため資格の勉強をしていました。
就労移行支援事業所に通所後
のちに就労移行支援事業所に通いはじめました。
そこではいろんな学びと変化がありました。
頑張り過ぎることをやめる
70%は頑張り、30%は何か起きたときに対応できるように余力を残すようにしています。
小さなことでもすぐに相談する
事務の訓練の中では特に「報連相(報告・連絡・相談)」を意識して取り組んでいました。
ストレス状態を知り、対策と対応を考え、実行する
「ストレスが高まったとき」や「特性により対応できないとき」はどの状態のときかを見つけ、またその状態から回復するための対処を実行することができるようになりました。こうした経験を通じて、【自分の特性と向き合いながら働く】準備ができただけでなく、苦手なことと得意なことを見つけることもできました。
〈苦手なこと〉
目安や目処の立たない業務
基準が曖昧で自分の裁量で決めることが多い業務
〈得意なこと〉
数が決まっていたり一定のサイクルで作業ができる定型的な業務
目的や目標、条件がはっきりしている業務
仕事をする中での困りごとは、「集中力が続かない」「情報を整理するのに時間がかかる(話す、書く、受け取るとき)」「不安が強いためこまめに質問をしたくなる」です。
これらの対策として、業務のときは「作業の時間や件数を決める」「情報を整理する時間を多くとる」「不安なときは、マニュアルを読んだうえで質問する」ようにしています。
そして...これは声を大にして言いたいのですが、
これらを実践できる職場環境が【SmartHR】にありました。
現在の仕事【SmartHR】の紹介
勤務形態や業務について
SmartHRのダイバースopsインハウスユニットのメンバーとして、時短勤務で1日6時間(在宅4日、出社1日)で働いています。
フルフレックス制で決められた時間枠で自由に働いたり、休憩を取ることできます。
また、オフィスでもイヤホンをつけながら作業したり仕切りのあるスペースや半個室で作業ができるので、感覚過敏にとっては働きやすい環境だと感じています。(きらきら)
業務の種類はたくさんあるので、その中で自分にあった業務を見つけて行くことができる環境です。
自分が担当している業務は、採用者のマスキング業務、収集した情報をリストにまとめる業務、求人更新、採用に関するネクストアクションをリマインドする業務、PDFからスプレッドシートへのデータ入力などがあります。
他にも様々な業務があり、これからどんどん増える予定なので参加するのが楽しみです!
ここで簡単に、Kuruton の働き方を紹介します。
〈在宅の日〉
起きる時間は日によって様々です。 在宅の日は、出勤ギリギリまでたくさん睡眠を取ることもあります!
10:00 出勤
12:00 お昼休み
17:00 退勤
この時間内で自由にデータ入力やリストの更新、採用に関する業務などに取り組んでいます(「何時までにやる」と時間が決まっているものもあります)
〈出社の日〉
7時に起きてキャラメルラテを飲みながら準備します。
鍵とイヤホンと財布とPCがあることを確認したら出かけます!
10:00 落とし物チェック・テーブル拭き
10:30 ミーティング
12:00 お昼休憩
4:00 郵便物受け取りに行く
17:00 退社
その他、封入業務やホワイトボード拭きや郵便の来客対応をしつつ、空いてる時間に在宅での業務を進めています。
オフィス関連の業務は、何か問題があっても総務の人に相談できるので安心です!
SmartHRの好きなところ
私のSmartHRの好きなところを3つお話しします。
1on1ミーティングが週1回あるところ
業務での困りごとはもちろん、体調の変化やプライベート、モチベーションなどいろんなことを話せる場になっています。不安や困りごと、健康状態などの情報を安心して共有できる場所です。
Slackで自由に質問ができるところ
業務での不安や困り事が解消されます(1チャットで相手が何をしたらいいのか明確に伝わるように日々練習しています。)
業務時間内の好きなタイミングで仕事をしたり休憩時間の調節がしやすいところ
集中力が続かないときに別の業務に切り替えたり、チョコレートを食べながら作業したり、少し仮眠を取ることができます。
働ける状態だからといって、常に安定して業務できるわけではありません。気温の変化を感じ取りやすいために季節の変わり目は体調を崩したり、チャットの情報に頭の整理ができなくなって疲れたり、業務でうまくできないことや不甲斐なさからストレスを感じることもあります。
そんなときは、甘いものや温かいものを飲んだり食べたりして、気持ちを落ち着かせています。出社の日は、建物の1階にあるカフェに行きほうじ茶ラテを買ってきて飲んでいます。
将来の夢
日々周りに感謝しながら過ごし、自分の行動で周りの人に貢献して、「居てくれて良かった」「頼りになる」と言われる存在になることです!
数年後のキャリアとしては、障害者雇用で採用業務や環境づくりに携わりたいと考えています。働いていくうちに、より具体的になったり、全く別のキャリアを描くようになるかもしれませんが、どのキャリアの中でも『自分と同じく障害に課題感を抱えてる人に寄り添っていきたい』という気持ちは変わらないです。
フリーコメント
今私は、とても楽しいです!