就労支援とSmartHRの障害者雇用
こんにちは、ダイバースOps インハウスユニットのyoshiiと申します。
今回は、私が通っていた就労支援とSmartHRの障害者雇用についてお話させて頂きます。
何をするところ?
当初は就労継続支援=職業訓練的なものなのだろう程度でしか認識しておらず不安ななか、応募したのを覚えています。
令和2年1月、心療内科への支払いも厳しくなってきたため、以前に主治医から説明のあった自立支援医療制度の申請を行おうと市役所へ出向いたときのことです。たまたま目にとまった広報誌に就労支援の情報が記載されていました。当時は「こういう働き方もあるのか〜」程度の認識でしたが、一般の仕事がどうしても難しくなってきたので、就労支援を受けることを決意しました。
そもそも就労支援とは障害者総合支援法のうち、就労系福祉サービスに当たるものです。就労系福祉サービスには、就労移行支援、就労継続支援A型、就労継続支援B型、就労定着支援という4つのサービスがあり、それぞれ異なった役割を行っています。
その4つのサービスの中で私が通うことになったのは就労継続支援A型事業所でした。そこには私と同じ精神疾患、脳機能障害、脳梗塞による左片麻痺など、様々な障害・疾患を抱えている方がいました。それぞれが自分のできる範囲で業務を行っていて、私自身初めて見る環境に戸惑いもありましたが、サービス管理責任者(通称サビ管と呼ばれる)や支援員の方にサポートしていただき、心も体も十分に休息をとりながら、業務に従事できました。
SmartHRへ入社した経緯
私の場合は、A型事業所在籍中に支援員の方から「こういった仕事がありますが、どうですか?」と打診されたことがキッカケでした。
A型事業所は就労訓練の役割も担っており、最終目標は一般就労(障害者雇用も含む)でした。通所から1年経過したころに良い求人があれば一般の職業の紹介を受けるようになりました。その時点では全く自信がなく何度も断っていましたが、そんななか障害者雇用としてSmartHRの紹介をされました。
SmartHRのホームページを確認してみると、何かキラキラしたもの、THE東京というか、とてつもない魅力を感じたのは確かです。私にはそれが眩しすぎて、はじめは躊躇していました。自分にやれるのか?最初は本当に不安で、一大決心でした。過去を思い出しても、自営としてお店を構えたときよりも、不思議とそのときの方が、覚悟というか、力が入ったのを覚えてます。それから面談を経て無事入社することが決まりホッとしたのもつかの間、実際の業務に携わることになります。
当初は不安があるなか業務に携わり、オンラインでの業務レクチャーを受けながら少しずつですが、過去に仕事をしていた自分を思い出し、だんだんと自信がつき、判断力が戻ってきたのを実感しています。
入社する前に不安だったことは、たくさんの業務に押しつぶされないか?人間関係でまたおかしくなるのではないか?などです。いろいろな不安はありましたが、実際に入社すれば、全くそういうことはありませんでした。今ではなぜあんなに不安がっていたのか、逆に不思議というか、そういう感覚です。
沖縄サテライトユニットからインハウスユニットへの異動
2024年9月1日沖縄サテライトユニットからインハウスユニットという東京のチームに配属されました。インハウスユニットにはいろいろな方がいて、それぞれが得意なこと、不得意なことをカバーしあい業務をこなしています。配属された当日も歓迎していただき私自身にはもったいないぐらい良い環境で働かせていただいていると感じています。
なかでも業務のサポートが充実しており、1on1での業務レクチャー、業務中困ったときでもSlackを利用して質問をすれば、丁寧に教えて頂ける環境があります。私が1番びっくりしたことは、業務中に少し悩んでるとき、Slackで「そこはこうだよ」「マニュアルの何ページ見てみて」などリモートなのにまるで困っている箇所が見えているようなアドバイスをいただいたことでした。不安の中、見ていただいている感覚というのは本当に勇気づけられます。
週に1度の1on1では業務のことはもちろん、体調のことやプライベートなことでも相談できる環境があり、とても心強いと感じています。
SmartHRではフレックスタイム制を導入しており、例えば通院のときに利用したり、体調が思わしくないときに利用したりと、時間に関しては自由に選択できるところもまた魅力的だと感じています。先日役所へ行く用事があったため、初めてフレックスタイム制を利用させていただきました。
誰かに貢献したいと思える職場、SmartHRダイバースOpsインハウスユニットはそう思わせてくれるチームです。
これは余談ですが、ひとつビックリしたことがあります。SmartHRでは18時以降アルコールが飲み放題になるという謎の福利厚生があるようです。
いつか東京へ行くことがあれば、持参した泡盛をそっと置き、ひっそりとビールでも飲もうと考えてます。