Vol.1 治安悪化。どうする?自宅防衛
まずは簡単に自己紹介でも!
40代、関東圏戸建住宅に住んでいるHSMです。アメリカで長年暮らした経験があるエンジニアです。
ドンドン治安が悪化していくカリフォルニア州(住んでいた所)を尻目に、日本は安心だなぁ〜とお気楽に過ごしていましたが、近年闇バイトによる強盗殺人・致傷など物騒な事件が多発しているのを危惧し、在米時代の警戒感覚に戻りつつあります。
改めて日本の現状を見た時に、自宅のセキュリティに対する意識が甘すぎると感じます。もちろん犯罪を犯す方が悪いのは当たり前ですが、やはり自衛努力は今の日本では必要なんだと思います。大切な家族を守るためにも一緒にホームセキュリティについて考えていきたいです。
なぜ私がこんな事について書くのか?
決して自身の構築した仕組みを見せびらかしたい訳ではありません。「こんなに簡単に誰でも出来るのになぜみんなやらない?」というもどかしい気持ちがあるからです。住んでいる地域に防犯性が高い家が増えれば増えるほどその地域全体の安全性が高まります。私の記事で、ほんの少しでも「ウチもやってみよう!」と思ってもらえればとても嬉しいです。
と、前書きが長くなりましたが、まずはここ日本で自宅防衛策を検討する上での問題点を見ていきましょう。
問題点1: ホームセキュリティ関連製品の少なさ
自衛策を検討する上で、信頼性のある安価なIOTデバイス(センサー、アラーム、ライト、カメラ等)はマストアイテムです。日本でも最近はチラホラと出てきてはいますが、アメリカに比べるとまだまだ少ないです。
問題点2: 痒い所に手が届かない警備会社
日本は自宅のセキュリティを警備会社に丸投げしているケースがほとんどだと思います。私は3年前に自宅を新築したのですが、その際にとある大手警備会社との契約を真剣に検討しました。しかし、最終的に以下の点にどうしても納得がいきませんでした。
1. 大した性能ではない機器(操作性、機能性、カスタマイズ性に乏しい)にかかる高額な初期費用
2. 犯行を未然に防ぐ防犯性の高さを売りにする割には警報音等の威嚇・抑止機能が控えめ
3. 不在時は自身でリアルタイムに状況を把握できない。当たり前の話ですが、警備会社のシステムは警備会社に真っ先に異常事態を知らせる仕組みになっています。侵入などの異常事態が発生した場合、家主は警備会社からの連絡を受けて初めて異常を知ることとなります。このタイムラグが自分は耐えられません。私は異常があろうがなかろうが常に家の状況を自身で把握したいです。
4. もし何かあった場合は警備会社の屈強な人がすっ飛んで来て、無理やり突入して安全確認を行なってくれるものだと勝手に思い込んでました。冷静に考えればわかる事なんですが、警察でもない民間企業のスタッフにそんなヤバそうな事させられないですよね。。。で、駆けつけサービスってなんだろ???ってなりました。
結論としては、
在宅時に躊躇いもなく強引に侵入してくるようなヤバい奴に遭遇してしまったら警察通報してもらっても、駆けつけてくれたとしても私が犯罪者と対峙しなければならないという状況は避けようがない。
→だったら、より良い機能を持った機器を自分で選定し、侵入を躊躇ってしまう確率を最大限高めた自衛策を講じよう。そしてそれを突破して侵入してこられた場合も想定して、最低限警察に自身で通報できる時間を稼げる様な仕組みを家に設けることが出来れば警備会社との契約は不要
となりました。
次回以降の記事では、上記問題点を具体的にどの様に解決して自宅のセキュリティを構築したかを書いてみたいと思います。超大金持ちしか実現出来ないトンデモなやり方ではなく、普通の人でも十分出来る方法ですのでご安心下さい。
映画ホームアローンのあの主人公のように、知恵を絞って犯罪者に侵入させない、侵入されても命を守れる様な仕組みを楽しみながら考えましょう!
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