インサイドセールスマネージャーとしてのさらなる成長を生んだ「Collaboration」とは
こんにちは!スマートキャンプ北海道支社インターン生の菊地です。
今回は2019年度下半期ビジネスMVP賞を受賞された和田さんにお話をお聞きしました。
組織変動後の新たな役割
ーーまずはこの半年を振り返った感想をお願いします。
この半年は組織変動もあり大変でしたが、私は率直に「できることが増えるから嬉しいな」と感じたよい半年でした。
今まではお客さま↔コンサルタント↔インサイドセールスマネージャー(以下、ISM)↔オペレーターという構造で動いていたのですが、昨年10月頃からコンサルタントのポジションが撤廃され、ISMがお客さまとオペレーターの両方と直接関わるようになりました。
ーーこの変化により具体的に何が大変でしたか?
以前は「現場のオペレーターを育てる」ということがISMにとって1番のミッションだったのですが、これに加えてお客さまとも直接接するという仕事が増えました。
たしかに業務量は増えましたが、日々現場しか見ていなかったISMがお客さまに直接報告や提案をする機会ができたので、よりスピード感をもって仕事に取り組めるようになったと感じていますね。
ビジネスMVP受賞に至るまでに努力した3つのこと
ーー質を高く保ちつつ、多くの案件を抱えながら結果をだしたとのことですが、仕事で意識していた点は何でしたか?
大きく意識していた点は3つあります。
1つ目はオペレーターの皆さんに対しての接し方、2つ目はお客さまに対しての接し方、そして3つ目は自分への意識です。
1つ目のオペレーターの皆さんに対しての接し方は、マネジメント経験もなかったので毎日試行錯誤の状態でした。
1年前は私自身の意見をそのまま反映したトークや、運用に沿ってオペレーターの皆さんに架電してもらうことが多かったのですが、途中で「優秀な方が多いので私では出せないアイディアを出してくれる。今のトップダウンのやり方ではそのアイディアを潰してしまっているかも」ということに気がつきました。担当する案件の数が増える=業界の幅が広がるに従って、オペレーターの皆さんの知恵を巻き込んだほうがよいと思ったんです。
このときからトップダウンではなくオペレーターの皆さんを巻き込む事を意識しました。権限移譲を心がけたことと、みなさんの知見が案件の成果に繋がりました。自分だけの力ではなく、皆さんの多大なるご協力のおかげでいただけた受賞だと思っています。
また、元上司から学んだ考えではありますが、質問に質問で返すということも意図的に心がけていました。ISMとしてサポートする立場ではありますが、皆さんの思考力を伸ばすためにも自身の意見を持ち、結論を出して欲しいと思ったからです。今後も管理者というよりは良い壁打ち相手として皆さんのサポートを出来ればと考えています。
2つ目にお客さまに対しての接し方です。
お客さまと最初に要件すり合わせることも大切ですが、案件を稼働させながらただの外注ではなくパートナーとして一緒に解決していこうとしました。この点に関してはお客さまのご協力なしには成し得なかったことだったので本当に感謝しています。
またお客さまの状態を適切に評価することもISMの仕事だと思っています。期待通りに要望を受けることは必ずしもお客さまにとっていいことではない、プロとして業界平均や他案件での実績を元に、適切な目標を設定しそれに基づいた提案をすることで、結果に対し納得感をもってもらいやすくなり、安心して継続的に任せてもらえるようになりました。
最後に自分への意識ですが、「誰よりも売上をもつ」と決めていました…!この目標があったので積極的に案件をもつようにしました。そうしたら増えていました…(笑)。
メンバーの育成を通してのさらなる目標
ーー同時期にISM育成も取り組まれていましたよね?
はい、2人の育成を担当していました。2人とも状況が違ったのでそれぞれに対して別々の指導をしていましたね。ビジネスマナーからクライアントワーク、ISMの案件立ち上げのときの必要な準備、立ち上がってからの稼働の回し方など様々です。
ーー最後に今後の目標について教えてください
今後の目標は2つあります。
1つ目はマネジメントという面ではまだまだ至らない点もあるので、案件のなかでのよりよい仕組みづくりに注力したいと考えています。
そして2つ目は、新しいメンバーの育成とサポートです。この春から新たにISMメンバーが増えたことでサポートを担当する人数も増加したので、今後もこのメンバーが独り立ちできるように手助けしていきたいです。そしてもっともっとメンバー増やしていきたいです!