自分の力で優秀なエンジニア組織をつくりたい|スマートキャンプ社員リレー企画Vol.65 BOXILカンパニー BOXIL開発本部 瀧川 陽介
こんにちは!スマートキャンプ人事の手塚です。
2021年3月12日からスタートしたスマートキャンプ社員リレー記事企画、Vol.65はBOXILカンパニー BOXIL開発本部の瀧川さんが執筆してくれました!
瀧川 陽介(たきがわ ようすけ)
BOXILカンパニー BOXIL開発本部 開発推進部
兼務: プロダクト本部 デベロッパーコミュニケーション部
新卒でゲーム系のスタートアップに入社し、エンジニアとしてアプリケーションインフラやデータ分析基盤の構築を中心に3年間従事。
2018年1月にスマートキャンプに入社。幅広い技術領域で既存プロダクトの改修や新規プロダクトの立ち上げに携わる。
現在はデベロッパーコミュニケーション部を設立し、社内外のエンジニアにとって魅力的な組織になるように制度や仕組み作り、技術広報などを牽引。
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スマートキャンプに入社した理由は?
新卒で入社したゲーム系スタートアップでエンジニアとして経験を積んでいたのですが、なかなかゲームのヒットに恵まれず、入社から2年ちょっとで経営も傾いて俗に言う希望退職を募りだしたため、そのタイミングで転職を決めました。
なぜそんな会社に新卒で入社したかというと、当時就活をするなかで一番重要視していたことが、エンジニアとしてのファーストキャリアとして少人数かつすべての人が優秀な会社に入るということでした。
そういった環境では裁量があり、かつ高品質なアウトプットを求められるため、エンジニアとしての成長を強いられると考えてのことでした。
実際にその会社は技術的に本当に優秀な方しかおらず、新卒にも関わらずデータ分析基盤を一任されるなど裁量もあり、確かに大きく成長することができたと自負しています。
一方でなぜそれだけ優秀なエンジニアが揃っているにも関わらず、会社としては傾いてしまったのでしょうか。
当初エンジニアとしての成長だけを意識していた私ですが、やはり携わったプロダクトが誰にも見つからずひっそりとクローズしていくことにやるせなさ感じました。
そこで私が転職に際して重要視したのが、VMVといった組織の方向性が示されていること、マーケティングやグロース戦略など外堀を埋めるのにコストをかけていること、定期的に新規プロダクトをリリースしていることの3つでした。
スマートキャンプと出会った当時は社員数30人ちょっとだったと思いますが、社員全員が「Small Company, Big Business.」を体現するんだと口々に言っていたのが印象的でした。
また経営陣と話した際に自社プロダクトを成長させることで日本の生産性を高めるという明確な目標があること、そのための具体的な戦略が練られていることにとても感銘を受けましたし、新規プロダクトについても当時の社長である古橋さん(現会長)が「100歳までに1000事業作る」とおっしゃっていたことを体現するかのようにスピーディに開発しリリースし、世に問う体制があり自分の理想ととても近いと感じました。
エンジニア組織については人数も少なく、技術的に足りていないことも多々ありましたが、今度は自分の力で優秀なエンジニアしかいない組織にしていこうと考え、入社することに決めました。
VMVで一番気に入っているもの
私が一番気に入っているのは、やはり入社理由にも挙げた「Small Company, Big Business.」かなと思います。
今や社員数も大幅に増えて言葉通りのSmall Companyとは言いづらくなってはきましたが、少人数でも大きい事業を作り出すことができるという本当の意味ですごく根付いていますし、とてもITのスマートさも表現された素敵なビジョンだと感じています。
このプロダクト、この組織のここが好き
やはりBOXIL SaaSが好きですね。
SaaSの比較サイトとして、「課題に立ち向かうすべての人にテクノロジーを手にする場を届ける」というVisionを目指していますが、実際にSaaSが社会に与えている影響は計り知れないですし、それらを公平な立場で多くの人に届けられる立場には可能性を感じます。
現状ではまだまだ「すべての人」に届けることはできていないとは感じているので、これをエンジニア組織が中心となって、テクノロジーで解消していけるように自分は組織課題を解消していきたいです。
最近ハマっていること、気になっていること
少し前にOuter Wildsというゲームをやって、その世界観とゲーム性にどっぷりハマってしまいました。
22分で謎のタイムループをする中で、その世界(宇宙)やかつての高度な文明を持ちながら滅びてしまった民族についての秘密を解き明かしていくゲームなのですが、本当に心が揺さぶられました。
ハマりすぎて自分でもこんな体験を届けたいと思い、最近個人でゲーム開発の勉強を始めてしまいました。
かなり大変ですが、2022年中になにか一つは世に出したいと考えています!応援してください。
(ゲーム会社にいたのにインフラばかりで開発は全然経験してないかったのでとても後悔しています...)
あとは子供と毎日楽しく遊んでいますね。
学生時代、研究室で教授の子供の面倒をよく見ていたのですが、いくらでも一緒に遊んでいられるので、エンジニアより保育士目指したほうがいいんじゃないか?と真顔で教授に言われたのが懐かしいです。
今1歳10ヶ月なのですが、最近は寝るときに手を引っ張って横で一緒に寝ろアピールをしてきたり、バスや電車が好きで見かけるとテンション高めにバイバーイと手を降ったりと、ただただ可愛いです。
もうすぐクリスマスと誕生日なんですが、もうなんでもパパが買ってあげる。(妻の稟議がおりれば)
スマートキャンプ社員リレー記事企画、次回もお楽しみに!
瀧川さん、記事執筆ありがとうございました!VMV、組織の方向性が一致していることは重要ですよね。これからも一緒に組織をつくっていきましょう!
この記事をきっかけに、社内でも会話が生まれると嬉しいです。スマートキャンプ社員リレー記事企画、次回はBOXILカンパニー メディア本部の田之上さんです。お楽しみに!
▶ Vol.64 BOXILカンパニー BOXIL営業統括本部 岡村 歩