デザイナーの私たちが「最近気になったアプリ・サイト」|3月編
スマートキャンプデザインブログ、モリシゲです。
最近、チームの情報共有の場で、「気になったデザイン」という題で各デザイナーから紹介してもらう取組みを行っています。
今回はその「気になったデザイン」を一部紹介したいと思います。
有名なものもありますが、デザイナー視点ではどう見えていて、どうして気になったのかも注目です。
それでは、各デザイナーから1つずつの紹介です。
フードデリバリーアプリ 『Wolt』
Wolt ウォルト : フードデリバリー | App Store / Google Play
月に数回、自分へのご褒美にデリバリーアプリを使っています。多くのアプリが進出する中、フィンランドから来た『Wolt』は体験設計が頭ひとつ抜けているように感じました。
見やすく、触り心地の良いインタラクションを楽しみながら注文を終えると、特徴的な待ち時間のUIが表示されます。到着した食品はWoltオリジナルの紙バックに入っており、アプリでの注文後もWoltの一貫した体験を届けようとする心を感じました。
カスタマーサポートの対応は丁寧かつ迅速で、予定時間を過ぎてしまった場合は次回に使えるクレジットを発行してくれる場合もあります。
デリバリーアプリとして知られるWoltですが、注文時の体験だけでなく、デリバリーそのものの体験に気を払ったトータルデザインが素晴らしいです。
デザイナープロフィール:dream @dream_yt95
2019年入社。BOXILのプロダクトデザインを担当。
タクシーが呼べるアプリ 『GO』
GOは「JapanTaxi」と「MOV」が2020年9月に統合したアプリです。ごくたまにタクシーを配車する際に使用していますが、体験面とUIが一番タイプでした。
メニューも「今すぐ呼ぶ」「料金を調べて呼ぶ」「希望の日時に呼ぶ」の3種類がしっかりとあります。
他のアプリでは「タクシーをとにかくすぐに呼びやすいように」設計されていますが、GOは「どうやってタクシーを呼ぶのか」で設計されているので、とても心地いいなと感じました。
アプリ自体も使いやすいですが、サービスサイトもとても綺麗でテンション上がります。
デザイナープロフィール:葉栗 雄貴
2017年入社。プロダクトデザインを担当。
Bar空間を再現したwebサイト『I Miss My Bar 』
感染拡大に伴い、飲食店は20時までの時短営業となっていますね。そんな中、Barに行きたい人向けのwebサイトです。
「バーテンダーの作業音」「人の会話」「混雑度合い」「雨音」「ドリンクの音」などなど、音量を自分好みに調整して自分好みのバー空間が作れます。サイトはメキシコにあるバー「Maverick」が立ち上げたプロジェクト。Spotifyのプレイリストは毎週、Barの従業員によって更新されているようです。
「デバイスをスピーカーにつないで、Zoomのカクテルパーティーの背景音に使ったり、毎日の晩酌のために使ってほしい」という作り手の想い。使い方までの提案は素敵ですね。
デザイナープロフィール:花岡ゆきえ @hanaoka42947585
2020年入社。オンラインイベントBOXIL EXPOデザインを担当。
最先端のオンライン会議サービス『Around 』
ZoomやGoogle Meet、Micorsoft Teamsなどすでにメインプレイヤーが存在するオンライン会議サービスですが「Around」も非常にクオリティの高いサービスです。
特に面白いのが同じ部屋にいる人が集まってひとつの会議に参加してもハウリングが起きない仕組みになっています。弊社では基本リモートワークなのですが、任意で出社することができ同じ場所でひとつの会議に参加する際、どのPCをミュート・消音にしてというコミュニケーションが毎回面倒だなと感じていました。
そんなリモートワークの不便さを解消できる「Around」は他にも充実した機能がたくさんあるので気になった方はチェックしてみてください。
デザイナープロフィール:柿澤 丈一郎
2021年入社。BOXILのプロダクトデザインを担当。
友達と3人で繋がるマッチングサービス『MEEET』
自分と「友達」、「友達の友達」が3人でつながることができるマッチングサービスです。今までのマッチングサービスとは異なり、マッチした時点で仲介してくれた共通の友人が紹介しないとコミュニケーションがスタートできないサービスになります。現在は Clubhouse のように招待制で運営されており、紹介による安心感という点では他のマッチングサービスよりも頭ひとつ抜けていうのではないでしょうか。
個人的にはmixiを思い出させるアプリ「MEEET」おすすめです!!
デザイナープロフィール:大瀧 健吾
2021年入社。オンラインイベントBOXIL EXPOデザインを担当。
アイソメトリックなイラスト作成ツール『Icograms』
3Dマップのようなイラストを作るのにはかなり手間がかかりますが、この『Icograms』ではパーツを配置するだけでかんたんに作れてしまいます。
建物・人・道路・乗り物・屋内…さまざまなパターンが作れるので、汎用性も高いのが気に入っています。
一度書き出して、Photoshopなどでカラー加工するのも良さそうです。
デザイナープロフィール:森重 湧太
2016年入社。スマートキャンプのデザイン部をまとめています。
【おすすめデザイン記事noteを定例化しました!第二弾はこちらより!】
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