湿度とカビと空気清浄機
11月後半だというのに日中は25℃近くまで上昇する夏日もあれば、最高気温が13℃位の真冬のような日もある昨今の天気。
出かける前に天気予報をチェックして、その日の天気に合わせた服選びをするなど、寒暖差で体調を崩さないように心掛けたいですね。
また、気温とともに湿度も下がってくるので乾燥にも注意が必要です。
乾燥すると鼻や喉などの粘膜が乾燥する事で体内にウィルスが侵入しやすくなりますから、加湿器を使用して室内の湿度を50%以上に保つ、マスクの着用やこまめに水分を補給する、のど飴をなめるといった乾燥対策が有効です。
ただし、湿度を高くするとカビが発生しやすいので、寒暖差で結露が発生する窓やサッシ、窓に近いカーテンやブラインドには埃などの汚れにカビが寄り付くので、常に清潔に保つとともに結露があれば放置せずこまめにふき取るか、結露が付着しにくい対策を講じておきましょう。
新型コロナウィルス対策にもなる、1時間に5分程度窓を開ける換気も有効ですが、空気清浄機を使用するとより効果的です。
多少の結露なら、ホームセンターやドラッグストア等で売っている結露防止シートを窓に貼ればかなりの結露は抑えられますが、窓枠の下に水が滴るほど結露する場合には、断熱性の高い窓フィルムを貼るか、二重サッシとなるように内窓を設置すると空調による冷暖房効率も良くなりますし、結露とカビの抑制にもなります。
また、断熱性の高い二重サッシや窓フィルムを導入すると、夏冬どちらも概ね2℃程度は冷暖房効率を改善します。
エアコン消費電力は室温設定が1℃変わると約10%違いますから、10~20%消費電力を減らす節電効果もあるのです。
暖房機器・加湿器・空気清浄機まで用意するとなると、場所も取りますしメンテナンスも面倒です。
最近では空気清浄機能付きのエアコンや加湿機能付きの暖房器具といった多機能製品もありますから、それぞれの室内環境に合った機器を選んで、無駄なエネルギー消費は抑えたいですね。
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