
【お金持ちの特権じゃない】4種類のFIREとは?ライフプランに合わせた最適な選択肢
「老後2000万円問題」から「老後3000万円問題」とも言われる現代…。
将来必要なお金のことを考えると、心配になりませんか?
最近では円安や原材料高の影響で、食品や日用品など身の回りのさまざまなものが値上がりし、お金の不安はますます大きくなっています。
そんな中、注目を集めているのが「FIRE(ファイア)」という生き方。
FIREとは、Financial Independence, Retire Earlyの略で、経済的自立と早期退職を目指すライフスタイルのことです。
「FIRE=資産を築いて完全にリタイアする」というイメージが強いかもしれませんが、実はFIREには色々な種類があります。
中には多額の資金がなくても達成できるFIREもあるんです。
今回は不動産投資SMARGチャンネルでお話した内容をもとに、4種類のFIREについて解説していきます。
それぞれの特徴を知り、ご自身に合ったFIRE、見つけてみませんか?
動画はこちら▼
FIREとは?4つの種類とそれぞれの特徴
FIREは「経済的自立」や「早期退職」という意味を持つ言葉です。
近年、日本で暮らす多くの方が将来のお金に不安を感じる中、FIREを目指す人が増えていると言われています。
FIREには、大きく分けて4つの種類があります。
1. Fat FIRE(ファットファイア)
2. Lean FIRE(リーンファイア)
3. Coast FIRE(コーストファイア)
4. Side FIRE(サイドファイア)
この言葉だけ見ても、どんな違いがあるのかわかりませんよね?
では、4つのFIREの特徴を見ていきましょう。
4つのFIREタイプ別解説:Fat FIRE、Lean FIRE、Coast FIRE、Side FIRE

4種類のFIRE(ファットファイア、リーンファイア、コーストファイア、サイドファイア)について、それぞれの特徴を詳しく解説していきます。
Fat FIRE(ファットファイア):贅沢な早期リタイア生活
Fat FIREは、資産運用のみで贅沢な暮らしをしていくスタイルのFIREです。
一般的なFIREのイメージとして多くの方が抱いているのは、このFat FIREかもしれません。

「会社を早期退職して、その後は働かずに暮らしていく」というようなイメージです。
Lean FIRE(リーンファイア):質素倹約な早期リタイア生活
Lean FIREは、契約(節約)をして生活をしていくFIREです。
Fat FIREと同様に資産収入のみで生活できる状態を指しますが、大きく違う点として、節約や倹約をして生活をしていくという点があげられます。

決して贅沢な生活をするわけではありませんが、仕事をせずに生きていくことができる状態を指します。
Coast FIRE(コーストファイア):趣味や好きな仕事と両立するFIRE
Coast FIREは、空いた時間で自身が好きな仕事をしてみたいという方が選択するFIREです。
Fat FIRE、Lean FIREと同様に資産収入だけでも暮らしていける状態ですが、好きな仕事をするという点が異なります。

たとえば昔からやってみたかった仕事をFIRE後に、資金を使って始める方もいます。
社長や経営者のイメージに近いかもしれません。
Side FIRE(サイドファイア):もっとも始めやすいFIRE
Side FIREは、ここまでの3つのFIREとは少し異なり、リタイアを前提としないFIREです。
そのため、働きながらFIREを達成することができます。

たとえば週5日勤務を週3日勤務に、1日8時間労働を3時間労働にするなど、労働時間を減らすことで収入は減りますが、資産収入があるため、合わせて十分に暮らしていくことができます。
また、自由な時間が増えるため、自由な時間が欲しい方に選ばれることが多いFIREです。「資産運用があるから、そんなに働かなくても大丈夫」というイメージです。
4種類のFIREの中で、サイドファイアが一番入りやすいと言えるでしょう。
FIRE達成に必要な資産額とFIREプラン
FIREを達成するためには、どのくらいの資産が必要なのでしょうか。
ここではFIRE達成のために重要視される「4%ルール」と「FIREプラン」について解説します。
FIRE達成の目安「4%ルール」
FIREを達成するための目安となるのが4%ルールです。
4%ルールとは、年間支出額の25倍の資産を貯めて、毎年4%で運用することができれば、自分の資産を減らさずに暮らしていくことができるというものです。

たとえば資産が1億円ある方がFIREをする場合、年間支出額を400万円に抑えることができれば、資産の4%(400万円)を生活費として生活できるため、自己資金を減らさずにFIREすることが可能です。
ただし、これはFat FIREの例であり、FIREの種類によって必要な資産額は異なります。
FIREプランとは?
FIREプランとは目指すFIREの実現に向けて、計画的に資産を形成するための道筋を示すものです。
不動産投資においては、物件1件の購入だけでFIREを達成するのは難しいため、FIREプランを作成し、目標とするFIREの種類に合わせて、何年間で何件の物件を購入する必要があるかを事前に予測することが重要となります。

ただし、FIREプランを自身で作成するのは非常に難しいといえるでしょう。
そのような場合は、当社のコンサルタントにご相談いただければ、お客様の目標とするFIREに合わせたFIREプランの作成をサポートさせていただきます。
FIREプランを立てることで、FIRE達成への道筋が明確になり、計画的な資産形成を進めることが可能になります。
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まとめ
4種類のFIRE(ファットファイア、リーンファイア、コーストファイア、サイドファイア)についてご紹介しました。
これまで何となく「お金持ちの特権」のように思っていたFIREも、少し身近に感じられてきたのではないでしょうか?
確かに一般的にイメージされるのはFat FIREもしれませんが、FIREは他にも種類があるので、ご自身のライフプランに合わせて FIREを選ぶことが大切です。
色々なFIREがあり、FIREプランも自分で考えるのは難しいと感じた場合は、不動産のプロに任せるのが一番良いでしょう。
なお、SMARG Wealthでは具体的にFIREを達成した方のインタビューを掲載しております。
リアルな体験談を聞くことができるので、FIREに興味のある方はぜひご覧ください。


