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【チュートリアル⑧】開発環境と本番環境について
本チュートリアルでは、アプリを開発する中で出てくる開発環境と本番環境の違いについての詳細を記載します。
開発(サンドボックス)環境とは
開発者がスマレジとの連携構築や検証を行うための環境
開発者のアカウントは「サンドボックス(sb)アカウント」と言い、
スマレジの実際の機能を確認しながら、プラットフォームアプリの開発が可能です。
管理画面ログインURL(開発環境):https://accounts.smaregi.dev/login
※契約IDがsb_〇〇となります。
本番(プロダクション)環境とは
アプリユーザーが実際に利用している環境
開発が完了したアプリを実際にユーザーが利用するアカウントです。
管理画面ログインURL(本番環境):https://accounts.smaregi.jp/login
開発環境と本番環境で接続先の設定(エンドポイント/クライアントID/シークレット)が異なるため、公開時に本番環境の設定に切り替える必要があります。
開発の流れについて
1. サンドボックスアカウントでアプリを登録する
アプリはパブリックアプリとプライベートアプリがあります。
用途に合ったアプリをご利用ください。
パブリックアプリとプライベートアプリの違いや設定方法は下記のチュートリアルをご確認ください。
2. 開発を行う
プラットフォームアプリの開発を行います。
3. 検証を行う
開発環境で実際の挙動を確認することができます。
アプリの環境切替を行うことで、スマレジ・アプリでの挙動なども確認することが可能です。
≪開発環境への切替方法≫
※すでにアプリにログインしている場合は 「設定 > アカウント情報」を開き、『ログアウト』を実施後に操作を行う
①開発環境の管理画面にログインを行う
②デベロッパー管理画面にて「設定 > スマレジアプリ環境切替」を開く
③タブにて利用したいサービスを選ぶ
④どちらかの手順で接続先を切り替える
・iOS端末で管理画面にログインしている場合は「サンドボックスに接続して起動」ボタンを押下
・PCで管理画面を開いている場合は「サンドボックス」を選択して表示されたQRコードをカメラで読み取る
⑤手順④で作業を行うと自動でアプリが立ち上がるので、
「すでに持っている」を選択し、メールアドレスとパスワードを入れログインを行う
⑥アプリにて「設定 > アカウント情報」を確認する
契約IDに「sb_」のついていない、本番環境のアプリにログインする場合は、
アプリを一度ログアウトしたうえで「プロダクション」に切り替えてログインをお試しください。
スマレジ以外のプロダクトも同様に切り替えることで利用可能です。
アプリや管理画面の操作で不明点がある場合は、ヘルプサイトをご利用いただくか、契約IDを明記の上、スマレジ・サポートにご連絡ください。
4. ユーザーに公開する
パブリックアプリ
申請/公開の手順を行うことでアプリマーケットに公開されるので、公開したアプリをユーザーが購入することでご利用いただけます。
詳しい手順については下記のチュートリアルをご覧ください。
https://note.com/smaregi_devtaro/n/ndd89e2aaf71f?magazine_key=mc28b965b7b9e
※開発したアプリを購入するフローのテストは本番環境でしか行えません。
テストを行いたい場合は本番環境のアカウントを用意してお試しください。
新規アカウント取得:https://smaregi.jp/signup
プライベートアプリ
本番環境のアカウントに対してアクティベートを行うことでご利用いただけます。
詳しい手順については下記のチュートリアルをご覧ください。
https://note.com/smaregi_devtaro/n/ne44d7bafb316?magazine_key=mc28b965b7b9e
これでスマレジ・プラットフォームアプリ開発のチュートリアルは終了です。
お疲れさまでした。
これで基本的なアプリ開発はできるようになったはずです。
もし、APIの利用方法や開発に困ったこと、要望や提案などがございましたら、スマレジ・デベロッパーズ・コミュニティというサイトを公開しておりますので、過去のスレッドなどから探していただいたり、こちらにスレッドを立てていただければ幸いです。
https://community.smaregi.dev/
良い開発ライフをお送りください。
ありがとうございました。