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スマレジMonthly Report 2024/7月

こんにちは、IRチームの遠藤です。
2024年7月度のスマレジMonthly Reportをお届けします。


2024年7月のスマレジ概況

営業雑感

先日、スマレジのテーブルオーダーを導入していただいた店舗のリニューアルオープンのレセプションに招待され、オーダーやレジ会計の状況を視察しました。

レセプションでは、提供される料理のクオリティはもちろん、スタッフの接客やおもてなしが素晴らしかったです。店舗運営者の方々がこういったホスピタリティ業務に集中できるよう、オーダー業務や会計、決済業務、その後のバックオフィス業務の効率化をサポートする必要性を改めて感じました。

今後も、導入いただく店舗様それぞれのオペレーションに合わせて、より一層お役に立てるよう努めてまいります。

ー 株式会社スマレジ 執行役員 営業本部長 杉本

トピックス

第19期定時株主総会

7月29日に大阪本社にて、第19期定時株主総会を開催いたしました。

会場にお越しいただいた皆さま、ご多忙の折、誠にありがとうございました。ライブ中継をご覧いただいた皆さま、ストレスなくご視聴いただけましたでしょうか。

ここでは役員紹介を兼ねて、第19期の総括コメントを一部要約、抜粋して紹介します。※役職は株主総会実施時点。総会内での発言順

取締役副社長 湊:第19期は売上とARRの両方で予算を達成できました。第17期からスタートしたテックファーム(SES)事業も順調に拡大し、多くのエンジニアを獲得できました。ベトナムに設立した開発拠点も順調に成長しています。これらを通じて、サービス開発のみならず、M&A後のシステム統合も強化できた1年となりました。この取り組みを売上に繋げるべく、今後も邁進してまいります。

取締役 宮﨑 (※同日午後に代表取締役就任を発表):開発では約260のアップデートを実施し、一定の競争力強化ができたと考えております。決済事業の体制整備も前期から続けて概ね完了し、通常の開発業務フローに組み込むことができました。第20期には、4月に譲り受けたレセOne事業のPMIを進めるとともに、引き続きコアプロダクトの開発を推進していきます。

取締役 髙間舘:管掌しているのは、M&A等の経営企画系の業務とマーケティングとIRです。前期は複数の出資案件およびM&A案件を検討し、4月に発表した接骨院向けのシステムの事業買収を行いました。現在PMIの実行中ですが、今期も引き続き事業領域を広げるM&Aの実現に向けて取り組んでいきます。また、費用対効果を意識したマーケティング、認知向上、リード獲得に注力し、事業成長に貢献していきたいと考えております。

社外取締役 浅田:59.3億円という実績から、今期の目標達成に向けて非常に弾みがついた年だと思っています。ビジョン2031で掲げている中長期目標の達成に向け、今期も社外取締役として尽力してまいります。

執行役員 杉本(営業担当):第19期も堅調に導入店舗数を増やすことができました。営業本部は、POSレジの提供だけでなく、決済サービスのPAYGATE、勤怠管理システムのスマレジ・タイムカード、アプリマーケットのクロスセル提案を積極的に行いました。従来のPOSレジ提案に加えて、店舗運営全般の提案が定着し、ビジネス全般を支援できました。また、商談や納品展示会、ユーザー会を通じて多くの店舗運営者と直接お話しする機会も多くありました。これらの経験を第20期以降の営業活動に生かしてまいります。

執行役員 竹村(カスタマーサクセス/ スマレジ・タイムカード担当):タイムカード事業では、ARRが前年対比で25.7%増加しました。法人向けの機能強化や業種を問わない開発を行い、第20期もこれを進めてまいります。
カスタマーサクセス部では、前期に発足したPAYGATEチームやタイムカードなどのプロダクト専門チームの安定化を図りました。第20期には、メインプロダクトであるPOSのカスタマーサクセス体制を強化し、サクセス活動を見直すことで、当社サービス全体のチャーン率低減とMAU改善に努めてまいります。

執行役員 鈴木(ビジネスアライアンス/ アプリマーケット担当):昨年、パートナー推進部にSES事業を加えて、事業推進部を新たに設立しました。スマレジアプリマーケットでは、アプリの数が130を超え、店舗の周辺サービスとの連携が充実しています。その結果、POSとのセット導入が増え、売上に貢献しています。開発を手がける法人の数も1000社を超え、多くの開発者が当社のプラットフォームに参加しています。SES事業のスマレジテックファームのエンジニアを中心に、新たに券売機アプリもリリースしました。アライアンスでは、当社のセールスパートナーが新規開拓を積極的に行い、スマレジの拡販を進めています。第20期も引き続き、スマレジ、決済、タイムカード、各種事業の拡販を推進し、新規ユーザーの拡大を目指していきます。

執行役員 高橋(第二営業部/決済サービス担当):19期は主に組織改善とARR拡大に取り組みました。組織改善では従業員のコンディションと生産性の向上に努めました。ARR拡大については、販売価格の適正化と競争力の高いレジとのセット販売に注力しました。その結果、徐々に改善と成長を実感し、事業の黒字化を果たすことができました。現在、新規申込のクロスセル率は約7割まで高めることができましたが、既存を含めた全体ではまだ少なく、クロスセルの余地は大きいです。今期はさらなる上積みを狙えると考えています。

社外取締役 井川:19期で着任し、ちょうど1年になりました。スマレジ社は国内POSトップを目指すという大きな目標を掲げています。その達成のためには、短期的なKPIの達成はもちろん、中長期的には企業としてのブランディングとその発信が大変重要です。私の立場では主にPRの領域でアドバイスを手掛けてまいりました。今期は20期という節目の年でもありますので、企業としてさらに認知を高め、日々の営業活動や事業成長に生かせるよう、継続的にアドバイスを続けてまいりたいと思います。

常勤監査役 望月:恵比寿ショールームの開設や名古屋ショールームの移転、TVCM等のメディアへの露出拡大など、アフターコロナにおける攻めの姿勢がより目立つ1年となったのではないかと思います。また、重要拠点の往査の際には内部監査担当と連携し、管理職だけでなくメンバー全員のヒアリングを実施することで、拠点や部署ごとの状況をより一層把握することができました。今期も引き続き、コンプライアンス体制や内部統制に重きを置きながら監査を実施したいと考えております。

社外監査役 大平:今期も引き続き、業績が非常に向上しています。金額に関する信頼性が年々向上していると考えています。両輪として、組織の質の向上にも注力していきたいと思います。この二つの信頼性が企業価値の向上に資すると考えています。そのためには、風通しの良さ、民主的な雰囲気が重要です。誰もが良いものは良い、悪いものは悪いと言えるような組織にするため、注力していきたいと思います。

社外監査役 村田:株主の皆様の期待に応えるためには、健全な成長を持続的に行うことが最も重要だと考えています。前期もそのようにできたと思いますし、今後も健全な成長が持続するよう努めてまいります。よろしくお願いします。

株式会社スマレジ 役員紹介
https://corp.smaregi.jp/corporate/directors.php
株主総会ライブ中継のアーカイブは以下リンク先からご覧いただけます。

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代表取締役交代のお知らせ

この度、今後の継続的な成長を目指し、企業集団として次のステージに進むために、2024年7月29日に代表取締役の交代を発表しました。

新しく代表取締役となる宮﨑龍平は、2011年に当社に入社し、開発を担当してきました。2019年からは取締役として開発部門に加え、営業、マーケティング、バックオフィス、カスタマーサクセスなど、幅広い領域でリーダーシップを発揮し、当社の成長を力強く推進してきました。

私たちは今後のさらなる成長に向けて宮﨑のリーダーシップが不可欠だと判断し、代表取締役に選定することを決めました。

当社は、スマレジの提供を通じて「お店を元気に、街を元気に」してゆきたいと考えております。優れた製品を創り出し、多くのお客様に利用いただき、その結果として社会全体が活気づくことを目指しています。

前代表の山本が築いた基盤の上に、宮﨑の新しいリーダーシップのもとで「VISION2031(国内市場トップ)」という長期ビジョンを引き続き追求してまいります。新体制のもと、さらに事業を拡大し、皆様により一層の価値を提供してまいります。

新代表取締役 宮﨑龍平よりコメント
2011年に当社に入社して以来、長らく開発業務に取り組んでまいりました。近年は開発部門に限らず幅広い部門の現場に入り込み、ほぼ全ての部署の業務に携わってまいりました。

当社が中期計画で掲げている「2031年までにPOS市場で国内トップ、アクティブ30万店舗達成」は非常に高い目標です。しかし高い目標だからこそ、創業以来大切にしてきた「良いものを作ること」に対して愚直に取り組み、本気で目指してゆく所存です。

事業においては計画的な既存事業の成長だけでなく、M&Aによる底上げも含めてより再現性を高めてゆくことが今後の課題であると認識しております。また、企業の成長に欠かせない組織づくりにおいては「安定」ではなく「安定して成長できること」を大切にし、持続的に成長できる環境を整えてまいります。

当社は大阪のいわば  ”雑草ベンチャー”  から始まり、私自身立ち上げから株式上場を経験することができました。当時の高揚感を忘れることなく、上場すらも霞むようなチャレンジングな目標に向かって邁進してまいります。今後も当社の成長にどうぞご期待ください。

取締役会長 山本 博士よりコメント
この業界では情熱溢れる若い人たちがリーダーシップを発揮し、イノベーションを起こしてゆくものと信じ、数年前より私の頭の中で「世代交代」を思案してきました。このたび当社20周年の節目に10歳若い後輩にバトンを渡すことができ大変幸せです。

売上が数千万円の頃から、今年度とうとう100億円を超えようかというところまで、泥々しくも華々しい期間の代表取締役を担当することができエキサイティングな14年間を過ごせました。
これまで社内外の皆様に大変お世話になりました、ありがとうございました。

新代表の宮﨑さんは、スマレジ立ち上げ期から在籍し、2019年からは取締役CTOとして活躍。当社の継続的成長に大きく貢献してきた人物です。今回の大役を前向きに引き受けてくれたことを頼もしく思いますし、今後は彼を中心に社内外に新しい風を吹かせてくれることを楽しみにしています。

なお、私は「取締役 会長」として、これまでの経験と人脈を活かし、引き続き当社の成長に貢献してまいります。今後も当社への変わらぬご支援をどうぞよろしくお願い致します。

代表取締役の異動に関するお知らせ - 2024.7.29

新旧代表の対談記事を広報noteで公開中。こちらも是非ご覧ください。

編集後記

IRチームの遠藤です。7月もあっという間に過ぎ、第1四半期が無事に締まりました。ここからは決算発表に向けて準備を進めてまいります。
今月はいつも以上に文字量多めの記事に仕上がり、AppMarket Update はお休みしました。最新動向は、”アプリマーケットだより” で更新中です。
〆もサラッと終えたいと思います。以降のIRイベントも、どうぞお見逃しなく!最後までご覧いただき、ありがとうございました。

IRカレンダー
月次情報(2024年8月度):9月4日(水)
決算発表(2025年4月期 第1四半期):9月12日(木)
決算説明会:9月13日(金)10:30〜 ライブ配信
※参加申込フォームは8月20日頃、当社サイト内で公開予定

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