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【CTOインタビュー】お客様と真剣勝負?ユーザー目線を徹底追求する開発部の4つのバリュー

こちらは スマレジアドベントカレンダー2021
12月24日の記事です

こんにちは!株式会社スマレジで人事/採用広報を担当している荒川です。

今日は12/24!皆さんお待ちかね(?)のクリスマスイブですね。

スマレジメンバーみんなで駆け抜けてきたこのアドベントカレンダーも、今日を含めてあと2回。嬉しいような寂しいような…そんな気持ちです。

さて、今日のお話のキーワードは「バリュー」

組織開発の話題でよく耳にするワードですが、簡単に言えば【仕事をする上での価値基準】のことです。“企業DNA”などと呼ばれることもありますね。

今回は、そんな「バリュー」について取り上げます。

当社の屋台骨とも言える開発本部を率いるCTO・宮崎龍平に、スマレジ開発部が大切にしている4つのバリューについてインタビューしました。
ぜひ最後までご覧ください!

開発部の4つのバリューとは?

ー開発部のバリューを紹介してください。

開発部が大切にしているバリューは以下の4つです。

①技術は手段
②ユーザードリブン
③絶対汎用化!
④エンジニアもビジネスマン

―①の「技術は手段」、意味するところはなんとなく想像がつきますが、どんな想いが込められているのでしょうか?

要は「技術はあくまで手段なので、技術にこだわりすぎないように」ということですね。

ソフトウェア製品を開発する会社にとって、技術が“武器”となることは間違いないですから、当然武器そのものの価値を否定しているわけではありません。

ただ、単純にどんな武器を装備するのかということ以上に「最終的な目的であるユーザーの課題解決に対して何ができるか」という視点をもつことが非常に重要だと考えています。

個々の技術にはそれぞれ特性がありますから、その特性を注意深く観察し、課題に対して必要十分+αの技術を選んでいく必要がありますね。

―目的を取り違えないことが重要ですね。では、②のユーザードリブンとは?

「プロダクトとは何か?」を考えたとき、それはお客様の意見や要望を聞いて開発された機能の集合だと考えています。つまり、お客様の声をよく聞いて、正しく把握することが何よりも大切です。

例えば、お客様から「◯◯してください」という依頼を受けた際、漫然と依頼事項に応えるのではなく「なぜそれが必要なんですか?」というやりとりを挟んでみる。たったそれだけで、解決策そのものが大きく変わってきます。

我々が目指しているのは、お客様の真の悩みを引き出し、それを生み出す原因を特定・解決するような機能を企画、開発していくことです。お客様の課題解決は、決して簡単なことではありません。それでも、お客様が抱える本当の課題とひたすら向き合っていきたいと考えています。

―お客様の課題解決に本気で向き合えるのは、企画工程から携われる自社サービス会社ならではの強みでもありますよね。続いて③の絶対汎用化について教えてください。

当社のようなSaaSモデルでのビジネスは、多くのユーザーに満足してもらうことを目指します。1社から1億円を頂くよりも、1万社から1万円を頂くことに価値がある商売とも言えるでしょう。

なので、特定のお客様のニーズに応じてカスタマイズをしていると、プロダクトそのものの影響力を最大化することは難しい。当然、個社カスタマイズをすることで喜んでいただけるお客様もいらっしゃいますが、より多くのお客様に使っていただくことを重視しています。

そういう意味で「どうせやるなら、残りの9,999社にも使ってもらえるように汎用化しよう!」ということですね。

―なるほど。SaaSのビジネスモデルだからこそ、追求すべきは「汎用化」なんですね。では、最後の④エンジニアもビジネスマンについてもお願いします。

開発サイド・ビジネスサイドで線引きするのではなく、エンジニアもビジネスマンであること、つまり「お金のことも忘れないで!」というメッセージです(笑)
何事もそうですが、お金も時間も有限ですよね。少ないお金で開発できれば安く販売できるでしょうし、短い時間でリリースできればお客様に速くサービスを提供できます。お金や時間に余裕があれば、お客様の要望に満たなかった場合にも軌道修正がしやすくなります。

単純な節約によってお客様満足度が低くなってしまうことは良くないですが、「どういうバランスで提供すべきか?」をエンジニア自身が自分事として捉えて開発に取り組むことで、会社の競争力は高くなると考えています。

バリューを実現するために

ーバリューの実現に向けて、宮崎さんからはエンジニア社員にどんな働きかけ・取り組みをしていますか?

今はCTOという立場ではありますが、マネジメントのみで現場を知らないような状況にはならないように意識しています。

僕自身が現場チームと一緒に仕事をすることで、エンジニアやデザイナー一人ひとりにバリューが浸透しやすくなると考えています。やはり言葉だけでは限界がありますし、精度が変わってきますよね。

―今後、どんな開発組織を目指しているのでしょうか?

「ビジネスが分かるエンジニア組織」を作っていきたいと考えています。

当社はソフトウェア企業ですから、もちろんエンジニアリングは最重要事項です。でも、会社というのは本来ビジネスで成り立っているもの。エンジニア自身が、ビジネスや顧客のことを理解すれば、開発する“モノ”が明らかに変わってくるんです。

実際、当社はディレクターやマネージャーといった間接要員が少ないです。それは、間接要員が入ることで、解像度の低い要件だけが現場に伝わってしまうリスクを避けるため。エンジニアが自分で考える機会を失わないようにしています。

メンバーレベルのエンジニアであっても、企画・提案フェーズに携われる組織をつくっていきたいですね。

スマレジ開発部にしかない魅力って?

―宮崎さんの視点で、スマレジ開発部で働く魅力って何だと思いますか?

当社ならでは魅力として、3つのポイントがあるかなと思います。

①ものづくりのプロセスに垣根がない
②ずっとプレイヤーでいられる
③お客様と真剣勝負ができる

まず①の「ものづくりのプロセスに垣根がない」は、要件定義から開発まで全ての工程を経験できるということです。
社内で販売・サポートも含めてやっているので、全てに関わりたい!という人にはおすすめですが、逆にプログラミングだけがしたい!という方には向いていないかもしれませんね。

②の「ずっとプレイヤーでいられる」は、マネジメントをすることができないというわけではなく、バランスを自分で決められるということです。
一般的に、経験を積むごとにプレイヤーからマネージャーに移行していくケースが多いですが、人によって得手不得手はありますから、会社がキャリアプランを強制することはありません。

③の「お客様と真剣勝負ができる」は、先ほどのバリューとも通ずる内容かもしれません。
当社は自社サービスを展開しているので、販売もサポートも全て自社メンバーで運営しています。それは同時に、お客様からのサービスへのフィードバックが良くも悪くもダイレクトに返ってくるという意味でもあります。
お客様に向き合い続けていくことは、非常に根気が要りますが、同時に大きな喜びややりがいも得られるもの。誠実に、愚直に、真面目にお客様と向き合い続けたい!と思える人には、オススメできる環境が整っていますよ。

―「誠実」は当社の行動指針でもありますね。

当社は今組織の拡大期で採用も積極的に行っていますが、新しく入社してきた中途社員からは「悪い人がいない!良い人ばかり!」とよく言われます。
誠実に、愚直に、真面目にお客様と向き合う組織であり個人であるからこそ、そう言ってもらえているんじゃないかなと思いますね。

インタビューを終えて

日頃採用活動をする中で、求職者の方から「スマレジの強みは?」「他社との違いは?」といった質問をお受けすることが多くあります。
実際、自分が転職活動をしていた時も「なぜこの会社でないといけないのか」を何度も何度も考えていたように記憶しています。

今回のインタビューを経て、その会社にしかない魅力は、その会社が大切にしている「バリュー」に秘められていることを改めて実感しました。

本記事を読んでくださった皆さんの中に、当社開発部のバリューに少しでも共感を持てると感じてくださった人がいたら、とても嬉しいです。

当社は現在、積極的にエンジニアの採用を行っています。
興味をお持ちいただけた方は、ぜひこちらからご確認ください!

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