あなたはどっちの仕事をやりたいですか
どうも、突然ですが、次の内あなたがやりたい仕事はどっちですか?
A. 利益率5%の仕事
B. 利益率90%の仕事
まずはシンプルに考えてみてください。
よほどのドMでなければ、Bを選択しますね。
Aを選んだ方は、世界のドM100人に選ばれていることでしょう。
じゃあ、次はどうだろうか。
A. 利益率5%、成約率は70%
B. 利益率90%、成約率は5%
今度は、成約率を考慮した場合、どっちの仕事をしたいですか?
野球でいれば、Aは単打、Bはホームランバッターという具合か。
昨年から、おじさんは、社内における仕事の方向性を大きく変えるため、動いてきた。
これまでは、Aタイプで薄利な仕事を追っかける営業スタイルだったけど、これからはB、すなわち成約率は低いが当たればデカい案件を狙っていく。
そのうちの一つは、国・自治体が公示しているプロポーサル案件(以下、プロポ)だ。
電通はじめ大手広告代理店や2~3人でやっているような小さなプロダクションまで競合は多岐にわたる。
おじさんは広告代理店勤務だからプロモーション・広報関連のプロポに参加していくけど、競合相手には異業種が入ってくるケースもある。
A「利益率が低い仕事」とは競合が多く、付加価値が付けられない仕事であると考える。つまり、成約する為に、値引き我慢比べゲームをするということだ。
クライアントから見たら代替可能な広告代理店はいくらでもいる。
確かに、薄利だけど、着実に一歩一歩稼げるわけなので、「営業してる感」は出せるよ。
でもね、悪い言い方をするとAは誰でもできる仕事なわけよ。これをいつまでもやることは果たして労働市場価値の向上に繋がるのだろうか。
先程書いたプロポの仕事は、競合は多く予算も決まっているが、提案内容ありきの世界だ。
たとえ、年間100戦100敗の売上0円に終わったとしてもやる価値は絶対にある。
上司はじめ関係各所からの理解も最近になり得られた。
誤解をされないように1点、AもBもどちらが正解かということではない。
人それぞれのライフスタイルや仕事観があるからだ。
ただ、労働市場価値を上げるためにBの仕事をし、お給料も上げていきたいわけよ。
値引き営業はもういいだろう。
ラストにもう一つ、質問してもいいか?
働かずとも交際費含めた生活資金のお金が保証されるのであれば、あなたは仕事をしませんか。
これには、案外NOと答える人が多いのではないか。
自分もNOと答えるだろう。
仕事をしたいというよりも、社会との繋がりを持っておきたいと思うのだ。
でなければ、飯食って、うんこして、旅行して、映画見て、スポーツして、本読んで、テレビ見て、放屁するぐらいしかやることがなく、暇で暇でしょうがない。
友達とつるんでいても、しばらくすれば、飽きるだろう。
なぜなら、それらの行為は社会的に認められるということがないからだ。
仮に自分の好きなことをずっとしていられる環境だったとしても、社会と繋がり、その中で誰かに認められることがなければ、張り合いがないだろう。
別に会社員でなくても、どっかのボランティアやバイトやお悩み相談所や店舗経営とか色々な社会貢献の仕方がある。
おじさんは、新卒で入社した会社を鬱になって半年で辞めたキャリアがあるんだけど、その時も社会との繋がりが急になくなって、あれはあれで寂しい思いをしたものだった。
今回は、ボーイやガールに質問をしていくスタイルだったけど、いかがだったか。
仕事、いろんな大変さの中で、やっていかないといけないから大変だよね。
大変な時は、これ乗り切ったら思いっきりサボろう!と思ってやってるよ。
みんなも勤務中におけるマインドコントロール的なのがあれば教えて。