ブランドン・ロイバルvs.ホジェリオ・ボントリン予想

ロイバルってカタカナ入れようとすると、察しの悪い予測変換ちゃんは「ライバル」って直してくれる。うるせー。

ロイバル対ボントリン予想

ロイバル一本勝ちで。

ロイバルのやってきた事

ロイバルは右前で半身を切った構え。手足もこの階級では長く、懐の深さが凄まじい。

左の回し蹴りで、下段や中段をよく狙う。倒す、効かせるということはあまり念頭になく、止めるか崩す為の蹴り。

右の膝を真下から打ち上げ、連打の終わりや、相手が踏み込んだところに合わせて打つ事が多い。

左右の突きは一見すると脇を開きまくりで下手くそそうに見える。中距離や遠距離から、相手の腕の外を回り込んで耳の裏を狙う鉤突きを繰り返す。近い距離ではあまり突きの勝負はしたがらない。

四つ組から寝技に持ち込みたがるが、投げが強いわけではなく、下になることも厭わない。寝技にかなり自信があるのかな。柔術好きそう。三角が特に上手い。

ボントリンのしてきた事

ボントリンは腕が高く、前後に動き、相手を金網へ追い込みたがる。

左右の鉤突きから入り、蹴りは右下段多め。左右反対に構え直す事が多い。

近くで防ぐ際は頭を下げる事が多く、相手の間合いへ入る際も頭を下げながら入りがち。

当たらなくても突きに注意が向けば、腰へ潜って組付き、投げを狙う。組んだまま金網に押しつけ、相手がもがいた時点で脚を掬って寝かせる。

寝かせると上を取って顔を殴るか、背中に回って首を絞める。

ロイバルの狙ってそうな事

ロイバルはかなり柔術に自信がある。なのでボントリンに投げられて下になっても、寝技を仕掛けてくるなら勝てると踏んでる。

ロイバルは前手を低いところから、手首で跳ね上がるような刻み突きを打ち、ボントリンが踏み込むのを抑え、左の蹴りでボントリンを下げる。ボントリンが踏み込む機を掴めば、ロイバルは右膝を合わせて終わらせる気でいる。

機を掴めずボントリンに寝かされたら、ロイバルはボントリンの回り込みを防ぎ、逆に一本へ繋げる。

ボントリンのやりたがりそうな事

ロイバルはかなり懐が深い、なのでボントリンは左右の突きを見せ、ロイバルの前足へ組付きにいく。できたら腰へ組付きたい。

ロイバルの内側にボントリンが踏み込めれば、ボントリンの左右の鉤突きが当たる。ロイバルのギリギリの間合いをボントリンは出入りし、ロイバルが見誤って空振りしたところで、ボントリンが踏み込んで内を取りたい。

いきなり組み伏せてもロイバルから良い位置取りをするのは困難だから、ボントリンはともかく当ててから寝技に持ち込みたい。左を狙うハズ。

単純に上を取っただけではロイバルから一本取れないので、上を取ったら焦らずコツコツ当てて、打撃数を稼ぎたい。

実際になると思うこと

ずっとロイバルが流れ掴んで終わりそう。

序盤はロイバルが右の刻み突きを当てる為に、ボントリンの内を取り、ボントリンの顔を下げさせない。

ボントリンは頭を下げるくらいしか掻い潜る手段がないから、ロイバルの右をもらわないまでも、強く圧力を感じて入れない。

ボントリンが左前に構える限り、ロイバルが自由に内を取って殴り、外を取って蹴る。

ボントリンが右前に構えれば、ロイバルの右刻み突きはともかく、蹴りは外しやすくなる。ボントリンは右左と振って前進できる。

ただ、ロイバルはボントリンに前足を触られることを恐れてないから、大きく反り身を使って、ボントリンの突きを簡単に外せる。

打撃を恐れてない相手に四つ組みを仕掛けても、ロイバルが膝を返したりと対等のまま時間が進んでしまう。

ロイバルは半身を切ってるので、ボントリンが後ろ足まで抱え込むような組みはかなり困難。ボントリンは前足を取って寝かせる事になる。

ただ、これでは一本ももちろん、上を保持するのもボントリンには難しい。

ボントリンが上手く内を取れないまま消耗し、ロイバルの脚に腰を取られ、そこからロイバルの三角が入るんじゃないかな。

相性も技術もボントリンには厳しいとよね。

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