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DAY1☆30日推しチャレンジ

「推しを好きになった理由」


Twitterの文字数制限に引っかかり詳細が書けなかったので、こちらに記しておきます。
敬愛する稲垣吾郎さんに沼落ちした理由なのですから、140文字では到底語り尽くせません。
ということで、自己紹介がてらこちらにまとめておきます。

吾郎さんに沼落ちした理由を語る前に、そもそも私がSMAPのファンになったのはいつなのかと思い返してみると、はるかウン十年前、小学生の頃でした。当時、香取慎吾主演の「透明人間」という連続ドラマが放送されており、ドラマ好きの母親と一緒に観ていました。その頃は小学校低学年だったので、彼がSMAPのメンバーであることはおろか、ドラマの中の主人公が現実に存在するのかどうかさえ区別がついていなかったのですが、主人公の男が全裸で公道を爆走する姿はかなり衝撃的な映像で、今でも強烈に覚えています。あの頃の記憶を辿りながらドラマを見返したい、と思いつつまだ見返せていない状況なのが口惜しい。

それから、母親が「透明人間」以来慎吾ちゃんのドラマにハマったのか、はたまた父親の方が安田成美さんのファンだったのかは定かではありませんが、家族揃って香取慎吾主演のドラマ「ドク」を見始めました。何故か慎吾ちゃん演じるドクの「雪、先生…」の台詞が家族内で大流行し、ドラマの放送から25年が経った今でも実家では物真似が飛び出すほどです。
そして「ドク」を観終わる頃には、私は完全に"ドクを演じている人物は香取慎吾という人である"という認識を得ていました。ただ、この人物がドクではない時は、いったい何をしているのかまでは全く知らずにいましたし、知る機会もありませんでした。稲垣吾郎はおろか、中居正広も木村拓哉も森且行も草彅剛も、小学生だった当時の私の中には、まだ存在していませんでした。

そんなSMAPのスの字も知らない小童の私に転機が訪れたのは「ダイナマイト」の頃でした。
「ドク」が放送されていた当時、世間では「青いイナズマ」「SHAKE」がヒットしており、ドラマの放送終了翌年からは「ダイナマイト」が発売され、当時私の通っていた小学校でも校内放送や運動会などのイベントごとでよく流れていました。今歌詞を見ると、とてもじゃないけれど小学校で堂々と流せるような内容ではないのですが、きっと先生の中にもSMAPのファンがいたんだろうと思います。スリット、の言葉の意味が分からないままクラスメイトみんなこの曲を口ずさんでいたよ…お母さん…笑
こうしてヒット曲を連発するSMAPさんをテレビでもよく見かけるようになり、ブラウン管から流れてくる映像の中に「あれ?ドクを演じていた香取慎吾がいる…?」と気づいたことがSMAPを認識した最初のキッカケだったのだと思います。それ以来「ドクを演じていた香取慎吾という人物は、普段はSMAPというグループの一員であり、青いイナズマとSHAKEを歌い踊っている」という認識に変化しました。それからSMAPというグループに興味を持ち、家族揃ってスマスマを見始め、それからどんどんSMAP沼に落ちていったのです。
英語の義務教育が全く行われておらず、ディスイズアペーンの意味もさっぱり分からなかった小学生時代、初めて覚えた英単語(英略語?)が"SMAP"でした。Sの字を逆に書いたりして、慣れないアルファベットに苦戦したのも良き思い出です。

これが1997年あたりのことです。前フリがとてつもなく長いですね。
でもここからが本題です。本日のチャレンジは「推しを好きになった理由」ですから。
結論から述べますと、我が永遠の最推し、稲垣吾郎さんに沼落ちしたのは、2003年のSMAPコンサートツアー『SMAP '03 "MIJ Tour"』の時です。

SMAPファンになってから約5年後、このMIJコンサートツアーが開催される前年度にSMAPのファンクラブに入会させてもらい、前年度のコンサートツアー『SMAP '02 "Drink! Smap! Tour"』にいざ参戦!と喜び勇んでいたところ、残念ながら地元での開催が無く、またこの頃中学生になったばかりの身では遠征も出来ず、泣く泣く諦めました。文章にするとあっさりしていますが、この泣く泣く、というのは大号泣の方です。人生で初めて買ったCDである『S map 〜SMAP 014』と、続く『Smap Vest』『pamS』を繰り返し聴き込み、ビデオテープに録画したスマスマをコーナーの流れと台詞を空で唱えることができるほど観て、『SMAP 015/Drink! Smap!』が発売される頃には好きな気持ちが大爆発大暴走だったため、「絶対に!私は!SMAPの!コンサートに!行く!!!」という気持ちも大爆発大噴火しておりました。しかし、前述の通り当時中学生だった私には力がなく、この気持ちを抱えたまま泣く泣く諦めたわけです。

きっと、その頃の悲壮感がものすごかったのでしょう。
SMAPのコンサートへ行くことを諦めた翌年のMIJコンサートツアーも、地元での開催はありませんでしたが、前年度もコンサートに行けず泣き暮らしていた私を可哀想に思った両親が、家族旅行も兼ねた遠征を計画してくれ、2003年の夏休みに念願だった人生初のSMAPコンサート参戦を果たしたのでした。

さて、ここまでSMAPのファン歴をただただ語ってきましたが、実はこの時点でも、私にとって吾郎さんは大好きなSMAPというグループのメンバーの1人、というくらいしか思い入れがありませんでした。
その当時の私は、5人全員それぞれが大好きという完全に箱推しの状態でした。スマスマだけでなく、それぞれのドラマもバラエティ番組も分け隔てなくチェックし、手に入れた雑誌も全員分ファイリング(今見ると、正直ファイリングなどと呼べるような立派なものではなかったが…)していました。それは今だに変わらないスタンスではありますが、そもそも誰が一番好きなのか当時は決める必要性を感じていなかったし、「SMAP好きなのー?誰が一番好きー?」という軽い挨拶にも、一体何故みんなこんな質問をしてくるのかと疑問に思うばかりでした。

そんなSMAP箱推し状態を貫いていた2003年。小学生時代からの幼馴染の1人が、ある日突然CHEMISTRYにどハマりました。彼女はCHEMISTRYの堂珍嘉邦さんの歌声とルックスに惚れ、完全に恋をしているような状態になっていました。私はその子と日々自分の推しがどれほど素晴らしいか、その魅力を語り合っていたのですが、初めてのコンサートへの参戦が決まった時、彼女から大きなミッションを与えられたのです。

「何年も好きでいて、1番好きな人がいないなんておかしい。今度のライブで1番を決めてきて!」

今考えると箱推しで十分楽しく暮らしていたので、無理やり1番を決めることもないと思うのですが、当時彼女の推しトークを延々と聴かされていた私は、なんだか1番を決めなきゃいかんかなぁ、なんて思っていたのかもしれません。もしくは、「ああ!そんなに言うなら決めてきてやんよ!」と啖呵を切ったのかもしれません。
自分自身が当時どう思って東京へ飛んだのか、今となっては記憶が曖昧なのですが、それから実際にMIJのコンサートに初参戦し、生のSMAPメンバー全員の姿を拝んだ私は、すっかり吾郎さんに沼落ちして彼女から与えられたミッションを易々とクリアしたのでした。

何故SMAP5人全員を同じタイミングで生で目撃し「す…SMAPって本当にいるんだ…!すげぇ…!」と衝撃を受けた後に吾郎さんに沼落ちしたのか。
東京から地元に帰ってきたあと、私の1番は吾郎さんに決めたと報告した時、幼馴染の彼女からも「え!?なんで!?」と言われましたが、その時答えたのは「5人の中で吾郎さんが1番輝いていたから!」だったんです。

それというのも、私SMAPのコンサートで1番楽しみにしていたのがMCのコーナーだったんです。スマスマでも、1番好きだったのはエンディングのトークコーナーと即答できるくらい、5人の素が垣間見えるトークが大好きでした。
初参戦したコンサートの待ちに待ったMCコーナーで、吾郎さんはメンバーにイジられにイジられていました。お母さんがコンサートを観に来ていることをイジられ、お母さんが観ているからと張り切っていたらしい移動中のダンスの様子をイジられ、果ては「ママ」と言わされ…とにかく笑いました。おそらく、私はこのMCコーナーで初めて素の吾郎さんってこんなに面白い人だったのか!と認識したのだと思います。メンバーにイジられる吾郎さんの照れた笑顔が輝いて見えたのでしょう。そのトークの時、今までのクールでポーカーフェイスなパブリックイメージが一変したんです。その後のかっこ良すぎるソロコーナーとのギャップったら!
もう、参りました。コンサートが終わって地元に帰還する頃には、完全に白旗を振っていました。
それからは、スマスマも特に吾郎さんに注目して観るようになり、時には稲垣吾郎であいうえお作文をしたため、吾郎にまみれた中学時代を送った結果、遂には高校入学してからの1年間「ごろうちゃん」というあだ名で呼ばれるまでになりました。
…なんだかもう自分で書いていて恐ろしいくらいののめり込みっぷりで、十数年後の今、かなり引いています…苦笑
若気の至りとは恐ろしいものですね…。

30日間推しチャレンジの1日目から、まさかこんなに語ることになるとは。
この長い長い文章を短くまとめると、

「推しを好きになった理由」は、ズバリ!


ギャップ萌え!!!!


好きな理由は他にもたくさんありますが、好きに"なった"理由ですから。
やはりこれです。思い返してみてもこれしかない!

ただクールでカッコイイだけじゃない
イジってもオイシイ稲垣吾郎!

これが、私が推しである吾郎さんを好きになった理由です。


最後に、今は吾郎さんに愛溢れるイジりをしてくれる上2人が恋しいです。5人の中で笑っている吾郎さんが恋しい。
いつかまた、イジられ照れ吾郎さんが見られるといいなぁ。

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