通行人。~越。No.5~
~越。No.5~
そのむかし。
『ハニー・トラップ⁉シンデレラ』というお話をつくりました。
時を経て。
このプラットフォーム、note.にて。
少しずつ。単発投稿をしました。
今回は、その『ハニー・トラップ⁉シンデレラ』という作品の登場人物の履歴書を公開しちゃいます。(今回で五回目(^^)/ここまでお付き合い頂いて本当にありがとうございます。)
公開する順番は、末尾のタイムスケジュールを参考に。
最後まで読んでみて、もしくは他の登場人物達の履歴書も見てみて少しでも面白そうだなと思ったら。是非、これらの履歴書の確認作業のためにも買って読んでみてください。(こちらの詳細も、末尾に。)
それでは今回は、五人目のご紹介です。
通行人さん。出番ですよお(^O^)
名前
通行人
(元の呼び名は、通りすがりでした。…こんな感じで、現在から「過去に作った履歴書」に向かってつっこんだり、突っ込まなかったりします。)
年齢
52歳。(もっとお若いイメージだった、…ここから読まれた方からしたら「(´・ω・`)知らんがな」なトークも。繰り広げます。)
身長172㎝ ←(下記)
62kg
一人称「僕」←(下記)
(身長と一人称に関しては、見直した方がいいかも。シンデレラのことを(でかいっ)と思っちゃう役回りなら、もう少し低くてもいいかも。一人称に関しては、別に「わたし」でもいいかなあと思う。…と。自分に言っています(´ω`*) )
《なぜ、一人称にこだわる?》
改めまして。ここまで読んで頂いてる方へ、ありがとうございます。
この履歴書の項目(肩書き・性格とか)は、そのむかし。丸山なんとかさんと仰る方の本を読んで。その方が、お話を書くなら登場人物達の履歴書があった方がいいよと。本の中で仰っていて。(もとい書いてあって。)おもしろそうだから、やってみたのが始まりでした。(昔のことすぎて、お名前も忘れちゃいました。)
しかし。一人称に関しては私のオリジナル項目です。
理由は、明快でシンデレラの一人称が、人格によって変わるからです。
シンデレラの時は、「わたくし」。
大臣の時は、「わたし」。
ややこしいので頭の整理のために付けました。…あ。いま見返したら、一人称の記入していないキャラクタもいる。いやはや。まだまだ(^^;)
結構、この一人称を決めるというこまかいことが、後々自分の中でキャラが立体的になる手助けをしてくれたのかなぁなんて思います。
手塚治虫さんが「ブラックジャックはこんなふうに歩かないよ」と言ったみたいに。圧倒的に登場回数と、台詞量の多い子には、一人称を付けることで、この子ならこういう言い回しで言うよねを作っていきました。
肩書き
かぼちゃ農家。
性格
(長所)
律儀 →後々これが、笑いの要素になるようにこの要素を活かして。
誠実 →単発投稿時に、微妙に書き換えました。
《マイナーチェンジと大幅チェンジの、繰り返し?》
考えてみれば。
チラシの裏に手書きで書いた
→周りの人に読んでもらって
→またチラシの裏に書いた
※当時パソコンも持っていなかったので。
→(もう今の自分にはこれ以上のことは出来ない)と思って
→原稿用紙に(当時・凡そ50枚)清書をした
→時が流れてnote.で単発投稿
→また微妙に書き直す(今度は、一番初めのときより超 楽だった!あと、書き直しって。始めの作業に比べると、こんなにたのしいんだ!と思った。このときは、人から言われて直した訳じゃないし。つい( *´艸`))
→また時が流れ
今回の全文公開用にまたマイナーチェンジの書き直し。
→今度は前回ほど、直す箇所が少なかった。(…というか。捨てるつもりでいたので、徹底的に直すというより。背中がかゆいからちょっとぽりぽり書いちゃった程度にとどめておきました。だって、永遠に終わらなさそうだから(^▽^;))
こうやって見ると。何回、書き直しているんだろうと思います。(新喜劇の台本を書かれている方は、書き直したくならないのだろうか?)と思いました。
【この『ハニー・トラップ⁉シンデレラ』というお話のきっかけは、(一度でいいから、よしもと新喜劇みたいな台本を書いてみたいなあ)というぼんやりした思い付きでした。】
毎週公演内容が変わるスポーツコメディ(よしもと新喜劇)には、ここまでの設定はいらないのでしょうか。知らんけど。(・∀・) こちらが疑問に思う前に畳みかけられている気がする。なんとなく 知らんけど。(・∀・)
逆にベタ劇(松竹新喜劇)は、
登場人物の履歴書がえげつなさそう
(;´Д`)…
(えげつないは、標準語でなんて言うのでしょう。…知らんけど。(・∀・)
それに。
自分でも。
おそらく他の方は、私が思う以上に。もしかしたら、
その思い付きを、よくここまで保てたわねと。
思われるかもしれませんが。
ずっと保ち続けた情熱すごそうな感じではなくて。定期的に思い出す埋み火みたいな。種火小さめの。火力弱めのゆる~い感じです。ここから目を通された方は、もしかしたら(天才なのかもしれないね、だから出来るんだよ)と思われるかもしれないけれど。そう思われるのは、ちょっと くやしいくらい泥臭くて、地味作業でしたよお ( ^ω^)theやってみた感想。
そういえば
以前、この『ハニー・トラップ⁉シンデレラ』を、原稿用紙になる前の。
チラシの段階で読んでくれた知人に、別作品の完成をお知らせした時。
「いつも思うけど、最後まで完成させて本当すごいよね。」
と、言われて。本当は心の中でくやしかったことがあります。
なぜか。それは、
(完成させることであって、中身じゃないんだ…)と。
だけど、ちがうよね。超・過信してました。
物事は、まっすぐ見ないと。
世界は、歪んで見えていく。
そのときは、ゆがんでみえていたけど。
今これを書きながら、思い出しました。
それは、また別の知人に、(この作品本当に沢山の人に読んでもらっています。)『ハニー・トラップ⁉シンデレラ』の清書完成時。お手紙の中でこう言われました。
「(前後略)あなたには、私と違って、才能がある。…だって、見てよ。この文章。支離滅裂。自分でも意味わからん。眠たいからやと思うけど。…起きてても誤字脱字多い…
私は この作品(あなたの書いたもの)が、おもしろい。おもしろくないかは、分からない。だけど間違いなく才能あるよ。」
と言われました。今の今まで記憶の引き出しに仕舞われてました。
どうやらこの作品を書いた者には、
正直 おもしろい・おもしろくないの「能力の有無」ではなく、
それ以前の「最後まで完成させる」という能力はあるそうです。
甘やかされてここまできた。天才ではなく、甜菜でした。
忘れていました。既にできっこないをやってのけていたことを。
(*^^)v
(短所)
(最終的には)長い物には巻かれる。
NOとは言えない人。
外見
農家の格好。(帽子、キャスケット。腰からタオル(手ぬぐい)をさげている。)
他キャラとの関係性
シンデレラに出荷前のかぼちゃを2箱あげる。(奪われる)
(履歴書の段階ではこの一行でしたが、これを後の惨事に仕向けました。(^O^)我ながらあの筋書きは、ナイスです。)
ストーリー上の役割
シンデレラを撥ねる
シンデレラを、家まで送り届ける。
(…何というパンチワード( ̄▽ ̄;)通行人の名誉のために申し上げておくと、通行人は全くわるくありません。お母様の履歴書で本作いちばんの被害者という表現をしておりましたが、こっちの方が余程の被害者です。
前方不注意でシンデレラ自らが当たりに行きます。
救護義務もあるので、病院に行こうとするのでもめます。
もめている間にちょうど兵士が来て、通行人はちょうど良かったと思いますが、シンデレラにとっては、ちょうどよくないんだよと。とりあえず乗せて逃げろと。物凄く、仕方なしに。「じゃあ病院に運ぶ」ということで。本当、渋々乗せていきます。)
笑いの要素(しぐさ・クセ)
病院に行ってはどうかと強く勧めるも、大丈夫と言うシンデレラにかぼちゃを一つ持って行ってくれと言う。
それに対し シンデレラが冷静な声で、示談にする気かと威圧する。
(追記)「あなたが病院に行きたくない」と言ったんでしょうがと。またもめる。
(追記)やはり病院に向かうべきだとシンデレラの腕を引っ張って、無理に連れて行こうとすると。シンデレラが大声をだして、「勘違いされるようなことは言わないで頂きたい。」となる。
多分、始め(原稿用紙に清書の段階では。)
シンデレラが舞踏会から爆走して帰るシーンが作りたくて。(∩´∀`)∩
元のお話・本家のグリム童話では、
行き帰りがかぼちゃの馬車だったから、
「馬車どうしよう問題」が発生して。
➡じゃあ、「かぼちゃ農家が、シンデレラを乗せて帰る」というのでいいのではないかとなりまして。
➡普通に乗せて帰るのもなあ…
➡なんで乗せて帰る事になったのかなあ…?
➡そうだ!
➡撥ねられて、乗せて帰ったことにすればいいんだ!
→…という、発想だったと思います。( ̄▽ ̄;)
前より、通行人の部分に厚みを持たせました。
この通行人は、ここしか出てこないので。印象的に。物語には、不必要人間は出してはならないので。(^ω^) まだ何か出来ないかなと思える、爪の甘い箇所です。
何だか 辿り着きたい筋にいく為の道筋を舗装工事した気分です。
ぶつかるまでは一緒。
すぐに救急車と警察を呼ぼうとするのも、一緒。
ちょうど向こうから追いかけてくる兵士の声に、ちょうど良かったと兵士を呼びに行く通行人。
追われていて爆走してきたのに、焦るシンデレラ。
マイナーチェンジです。
その他
隣町の朝市に間に合うように夜(12時くらい)から出発をしようと。出向いた矢先に当たり屋のようなシンデレラに遭遇してしまう。
かぼちゃの品種は、変わった形のバターナッツが売り。(翌日、母がむしゃむしゃ。)
・・・と。些か込み入ったお話になってきましたが。
改めてこの物語、一体どんなお話なのでしょう。
登場人物は、14人。
そのうちお姉様。お母様。シンデレラに魔法遣い。
この4名の履歴書見てもらえれば、ざっくりお話は分かるかと思います。
既に4名とも紹介済です。(^^)/
今回は、「通行人。」でした。
(次回は、王子様です。)
それでは、続いては王子様、出番ですよお(^O^)
次回は「王子様。」
しばし待たれよ。・・・お待たせ致しました。
~越ってなに。~詳細。
前回。「魔法遣い。」~越。No.4~
作品はこちら。(有料)
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