Wの仰せのままに。
十年を一昔前とするなれば…という壺井栄の言い回しをお借りするなれば。まさに私とWは それくらいの親交がある。いや、もっとかもしれない。
こんな会話があった。
「私は、大阪コンプレックスなんやと思う。」
Wは言った。
「それさ、もしさ。私が『京都コンプレックスやねん』って言ったらどう思う?」
「(はんなり 古の都のくせしてからに) ふざけてんのかと思う。」
「せやろ、そういう事やん。作菓ちゃんが、大阪コンプレックスやて言ったら、○○や○○の人はどうなんのよ。」
「いや、しれっと○○や○○の県の人ら、いじってるから。」
そう。そんな会話があった。
さて。
せっかく相手が、自分の話を聞いてくれているのであれば。聞いている方がたのしくなるように、話す自分も肩が凝らんように。面白おかしく工夫をするという謎の嗜みがある文化圏において。
今もむかしも、私というやつは変わらずふざけたものを作っていた。自分が心の中で思っていることを、なかなか口に出して言えない者は、架空の漫才コンビ『かんの村』というものを作り、代弁をして貰っていた。(本当、今と変わらない…) 当時作ったものを、Wが見たいと言い出したので。そうですか。では。仰せのままに。
(※この作品は、些か言葉遣いがわるうございます。当時の未熟を、学芸会を観に来た保護者の方のような目線と、やわらかい感覚で、あたたかく見守って頂けると幸いです。f(^_^) )
追伸。私というやつは、嘘と本当と、ときどき本音をブレンドさせる天才だと思うのですよ、(クダラナイコトガスキー短編集の名言より 引用)
それでは、どうぞ( ゚∀゚)つ
【ジャニーズ政治】
「はい、どーも!」
「かんの村です。」
「宜しくお願いしまぁす。」
「いやぁ、ジャニーズは良いね。男前ばっかり集まっているやん。」
「何やいきなり」
「私思うねんけどさ。ジャニーズを見習って政治家も、男前で固めたらいいと思うねん。」
「政治家も、男前で固める?なんで?」
「ジャニーズのファン見てみぃな。やれCDやポスターやに お金遣ってくれるやん。それに政治家が男前になったら、皆もっと政治に興味を持つと思うねん。」
「なるほどなぁ。でも そんな上手いこといくか?」
「大丈夫やて。まずはグッズ展開からやな。」
「グッズ展開?」
「I♡小選挙区比例代表並立制の(ロング)タオルとか」
「堅いわ」
「うちわには【予算案提出まであと5日】【本日 投開票日】!」
「リアルタイムやなぁ」
(※たまたまです。)
「あのうちわ、一人1個やろ? 知らんけど。」
「裏と表で書いたらええやん!【本日 投開票日】!」
(※本当、たまたまです。)
「だれが持って それ 振るねん」
「あとは歴代首相のオフショット写真集。」
「ほぼ おじ様のゴルフパターやわ」
「じゃあ国会議員の失言集。サブタイトルが「~私はこれで辞任しました。~」」
「ちがうやろ」
「ちがう?」
「サブタイトルは、」
○二人声合わせ
「やっと議員になったんです!」
「決まりやな」
「そそられるなぁ、」
「いちばん盛り上がるのは、国会中継と 国会演説。」
「国会演説?」
「スタンドぉ"ー!アリーナぁ"ー!Are you ready?」
○巻き舌ぎみ テンションMAX♪
「それ ライブですごい盛り上がった時の 木村拓哉さんやん!」
(※2010年~2012年にかけて作品です。)
「みんな、見えてるよ~😄😄」
「ツヨポン来た! (@ ̄□ ̄@;)!!」
「また あそぼうねぇ~ヽ(´∀`)ノ」
「慎吾ちゃん!!」
○退散しようとする
「おい、まだ始まってもないのに帰らんといて。」
「カモン!!
チャラッチャ~♪チャラッチャ~♪(SHAKEの前奏)」
ヽ( ´ー`)ノヽ(´∀`)ノヽ(*´∀`)ノ
「何してんねん」
「チャラッチャ、チャラ。チャラッチャ~♪(ゲシュタルト崩壊するので省きます。)…」
「まずは"国土交通大臣" (議長の口ぶり)
♪~ Oh "渋滞のタクシー" も 進まなくなって イライラしない Yeah♪」
「なに インフラ整えたん?」
「国土交通大臣です。」
○演説を始める
「僕は今年、軍手と靴が一際 落ちていない高速道路を目指します!」
「違うもん 目指せ!他にあるやろ。」
○ガリ勉っぽいやつ登場。
「財務大臣です👓️。 今年の予算は一人500円まででお願いします。」
「やりくり出来んわ。遠足のおやつか!」
「僕の手元には赤字国債 破産しそう oh. 財務省♪」
「なにを$10 にのせて国の懐事情 説明しとんねん」
○また違うやつが出てくる
「俺!お前の事、命がけで 守ってみせるから!!」
「今度はなんや?」
「キャww 😆 カッコいい!!」
「ならへんよ」
「防衛省ッ、ヽ(*´∀`)ノ
防衛省ッ!!ヽ(*´∀`)ノ」
○一部のファンの子たちによる"防衛省コール"ヽ(*´∀`)ノ
「何してんねん!」
(※しばらくこんなんが、続きます。)
「俺、お前と仲良くなりたい!!」
「はぁ?」
「育ってきた環境がちがうから~♪(ギター演奏のフリ) 」
「セロリ?」
「外務省ッ!外務省!!
( ノ^ω^)ノヽ(´∀`)ノ」
○外務省コール
「たまには強気に言うこと言うて!」
「国民、皆が思とることやわ。」
○キザな男(キャラ)による悩殺
「税金を納めていない奴は…お仕置きだっ。
はぁ~😍 国税庁~♡」
○ファンの子、倒れ込む
「真面目に働く、査察部の人に謝ってもらえる?」
○お次はナルシストに
「ハネムーンはドバイかな?いや、ハワイがいいかな? 詳しいことはJTBに。」
「政治、関係ないやないか。」
「観光庁!( ノ^ω^)ノ
観光庁!( ≧∀≦)ノ」
○ファンの子による観光庁コール
ヽ(*´∀`)ノ
「どないなってんねん、これ。」
「俺の心に火をつけたのは一体、誰だ!?」
○さて、お次は何でしょう。サンハイッ♪
「…消防庁!( ノ^ω^)ノ」
「火 つけたらアカンねん!」
「結婚しような。カンナ。もうすぐ俺 帰るからさ。 信じよう~♪ 俺とお前はバディだ! …仙崎 上がって来い!!」
「それ海猿やないかっ!黙って 聞いてたら、好き勝手に。」
「海上保安庁~!( ノ^ω^)ノ」
「でしょーな!」
○今度は オラオラ系の登場
「俺の"許可なし"に、男と遊ぶん禁止な。」
「えらい束縛やな。」
○今度はどんなコール?
「…特許庁!特許庁!( ノ^ω^)ノ」
「どこに申請出したらええねん。」
○急にアホぼん登場
「俺、昨日 じいちゃん家の畑で、農水省の本気 見せてきました。( ̄σ・ ̄)」
「こいつ、何 言うてんの!?」
「へぇー。…あっそ。」
○ファンの子たち・塩対応。
「冷たっ!!今までの何やったん。」
○気だるそうな、コールをどうぞ。
「農水省っ、農水省っ (-_-)」
「今までと態度ちがうやん」
「もう これだけ盛り上がったら 次の日、絶対 話題になるって。
『なぁ 昨日、国会演説見たぁ?』
『見たー!』」
「ならへんて。」
「防衛省めっちゃ、かっこいい!
( 。゚Д゚。)」
「めっちゃ持て囃されてるやん」
「『俺、お前の事 全力で衛ってみせるから!!』
キャー(/▽\)♪( ☆∀☆)( 〃▽〃)
衛られたいー♡」
(*ノ´□`)ノジタバタ♡きゅん
🏹💘(*σ>∀<)σ指♡
「衛られてるねん!衛ってくれてんねん!!」
「『くみちゃんは どこのファン?』
『私? 農林水産省。』
『はぁ"~ マジで!?(゜_゜;)』」
「露骨にそういう顔するの やめたげて。少数派のファンもいるから、大事にしてあげて。」
「異議あ~り!!」
「今度はなんや?」
「私は、検察庁派!!」
「そういう意味の異議ありかい。もうええは。」
おわり( ノ^ω^)ノ
🍊🍊🍊🍊
「はい、どーも!」
「かんの村です。」
「十年ぶり♪」
「いや、もっとやろ。」
「なんじゃ?(上記の作品…)政治関係あらへんがな。はず~(*/□\*)」
「青春やな。」
「青春か?」
「あれから月日は経ったけど、どない?」
「せやなぁ、どないて言われても。」
「あれから キミは、海外に行き "追う身から 追われる身"となった。」
「は?」
「私は日本に留まり、世話とお菓子と焼きもちと。ついでに、あぶり餅を焼いている。」
「余計なものまで、焼いてんなぁ。」
「キミが、日本から旅立った日の事を覚えてる?」
「そのキミ キミって、なんや。さっきから。」
「エンタツアチャコのモノマネや。」
「また最近、観たものを放り込んでからに。」
「キミは、昼間は漫才師。ワタシは昼間、スーパーモデル。果たしてその実態は?そう、実は我々はかつて、人から無表情を盗む、盗賊だったのである!( ´ ▽ ` )ノ ちなみに、Wは今も現役の詐欺師として活躍中。」
「ちがうからね!」
「え、ちがうの?」
「あのさぁ、(エンタツアチャコという) もとネタが古すぎて、もじった所でピンと来ていない人がほとんどやで。」
「良いねん。別に。未熟で、未完な未完成。」
「よう言わんわ。🍊」
「キミが、日本から旅立つ日。」
「旅立つ日?」
「関西国際空港にみんなで見送りに行ったなあ。」
「伊丹空港や。」
「どっちでもええ」
「覚えてるかって、話切り出した方が覚えてないやないか。」
「SMAP解散したなぁ~」
「おい、話をそらすな。」
「キミは覚えてるか知らんけど、ワタシはやんわり覚えてる。」
「なにを?」
「『キミは確かに、漫才師ではなくなって追われる立場の指名手配犯になった。』」
「なってない!漫才師にも、お尋ね者にも一度も、なってない!」
「せやけど、キミとワタシ。二人がまた出会い会話を始めれば。それはもう二人の掛け合い漫才の始まりやて。」
「言うてたかなぁ…」
「大勢の人を笑わす事は出来んくても。自分等のことを、あいして大事やと思ってくれている人を、笑わしに行こう。私らは、笑わせる順番を変えたんや。
だから必ず帰ってこい。そして、また会って、漫才をしよう。」
「そんな熱いこと言うてたかなあ?」
「言うてたにも関わらず、」
「関わらず?」
「今回、Wが見たいと言わんかったら、こんなん(このような事を)せえへんかった。こんな手間の掛かる、ふざけた楽しいこと。せえへんかった。」
「せえへんかったなぁ、」
「これにて、Wが、ほっこり やわらかなったら、もうそれでええやろ。」
「充分や(^-^) 」
「SMAPは解散したし。国会かて、よう解散するし。これにて、一旦、かんの村も解散しよか。」
「せやなぁ、解散しよか。」
「解散!( ´ ▽ ` )ノ」
「ちょっと待て。」
「何やねんな、ええ感じで終わろう思てたのに。」
「国会って、よう解散するけど、よう集まりもするで。」
(゜ロ゜)!!ヽ(゚д゚ヽ)(ノ゚д゚)ノ!!(゜ロ゜)
「き、気が向いたらね!」
おわり
( ノ^ω^)ノ
( ´ ▽ ` )ノ
─親愛なるすべての人に。─
またあそぼうねぇ~ヽ(*´∀`)ノ
原案:かんの村・かんざき【政治家ジャニーズ】
原作:あべえりこ【ジャニーズ政治】
脚本・脚色:小林栄、シノダおれんじ。(柑咲亭 座付き作菓 )
【帰ってきた政治家ジャニーズ♪~推すな言うたら、推せ♪ヽ(*´∀`)ノ ~】
《参考思考》
《参考》
およそ5分45秒 (1分24秒~驚きました。)