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姫路「えきそば」リベンジ(2021冬旅グルメ訪問)

「えきそばを食べよう、安いし」

ということで今回から最新の旅グルメレポートをお届けしていきます!記事を書いてる2日前に旅行開始、なんと現在京都方面特急列車のなかで書いてます(スマホ編集なのでこういうことができます)。

姫路のえきそばに関しては前に書いてたのですが、なにせ結構前の話だったがゆえに記憶が曖昧でした。これ食レポって言っていいのかなぁ、なんて。

えきそばは姫路駅にある立ち食い麺のお店。駅ナカのそばでリーズナブルですが、蕎麦ではないというのは前に書いた通り。

ということで大盛りえきそば、きつね。前回天ぷらでしたので今回は油揚げののったきつねえきそばです。

「中華そば」とか名付けるノリでの「そば」ですが、蕎麦粉を使った蕎麦ではなく、だからといってラーメンというわけでもありません。ではこの麺は何か?と言うと、「かんすい」というものを入れた麺です。かんすいとはアルカリ塩水溶液のことで、具体的な物質を挙げれば炭酸ナトリウムとか炭酸カリウムとか。これを使うと中華麺の独特な風味、感触などが出るようです。じゃあこれは中華麺でありラーメンなのか?というとなんか違うような気がします。

このかんすいを用いた麺を出汁にドカンと突っ込んだのが姫路の「えきそば」で、ファストフード的立ち位置ながら姫路駅だけのローカルフードなんです。

改めて食べてみると、確かに出汁ベースの汁に独特の麺。最初に食べたときは「慣れない味?」と思いましたが、改めて食べてみるとこれがおいしいんですよね。麺はなんとも判別できない食感そして特筆すべきは出汁。一番安い天ぷら(きつね)えきそばは390円ですが、ホントにその金額でいいのぉ?という感じのクオリティの高さで、麺をすするとフワッと出汁の香りが利きます。麺をすすって、そのまま丼を持ち上げて汁を啜る、この料理は出汁を楽しむ料理なんじゃないかとさえ……過言だとは思いますが、美味しいのは事実です。

麺の方はかんすいを使ってますが、ラーメンか中華麺の類いか?といえばそうじゃなくて、ほんと「(姫路の)えきそばです」としか言えない独特の麺。こんにゃく粉を使ってるとのことですが、それが理由でしょうか?

お値段390円、大盛り450円、学割の大盛りなら350円。姫路ローカル麺料理、最初は食べ慣れないですが何度か食べてみると案外美味しいと感じるようになるので訪れた際には如何でしょうか。お値段安いのも嬉しいポイント!机には七味もあり香り足しもできます。

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