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列車のなかで飲むサイダーは美味しいよねって話

A列車で行こう
この名前を出すと真っ先に街造りのゲームが出てくる人が多いでしょうが、リアルにもこの名前の観光列車が存在します。熊本~三角を走る三角線の観光特急です。ゲームとこの列車は直接の関係があるわけではなく、名前の起源が同じなだけ、ということらしいですが。

春まで「みんなの九州きっぷ」というきっぷが販売されてまして、全九州版と北九州版がありましたが、北九州版は三角線、豊肥本線より北側のJR九州の路線が土日2日乗り放題、特急自由席も乗り放題、指定席は6回も指定出来てたった6000円という価格崩壊そのものなきっぷでした。
このきっぷを使って「A列車で行こう」(以下A-train)を乗ろうと画策したのですが、走ってる時間が時間だけに行程に組み込むのはものすごく苦労しましたね……

ということで熊本駅。四国用に造った特急車両が九州に渡ってきて観光列車の仕事を与えられるというなんとも不思議な歴史を辿ってる車両です。それはさておき

この列車、2両編成ながら売店が付いていまして、グッズやドリンク、おつまみ類を販売していました。売店は大人気で、乗車時間が短いこともあり発車直後から大行列(と言っても2両全車指定席なので高が知れてますが)。

往路はスルーのうえで復路で利用しました。この列車は天草観光のアクセスとして設定された列車のようですが、この日はひたすら乗り鉄なので単往復しました()

こんな感じで売店の御姉様がドリンクを作ってくれます。ソフトドリンク以外にアルコールドリンクもラインナップにあったはずです。

クリアファイルを買うついでにドリンクも購入。Aサイダーという名前で、柑橘類のジュースをサイダーで割った感じの飲み物。サイダーそのものの相場の倍くらいのお値段はしますが、列車で飲むとそれだけの価値のあるように思えてしまうから不思議なものです。

キハ185系という特急型気動車を改造して造ったこの車両、座り心地も結構良く楽しい列車で、わざわざ組み込むだけの価値のあるいい列車だったなぁと思いました。惜しむらくは片道の乗車時間が短いことでしょうかね……

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