![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/116862212/rectangle_large_type_2_d25b524e484a7c6d6c7db0328d1c7af9.jpeg?width=1200)
幻のサントラ盤を再現してみる。(「プライベイト・レッスン」1981)
Original Sound Track「Private Lessons」
サブスク等では配信されないコンピ盤、特に映画のサウンドトラック盤等を再現していく記事です。
今回、テーマとする映画は
「プライベイト・レッスン」
1981年 アメリカ映画
監督:アラン・マイヤーソン
出演:エリック・ブラウン、シルビア・クリステル
![](https://assets.st-note.com/img/1695342205322-jrH3tSBKgJ.jpg?width=1200)
私と同世代、50代の男性にとって、この「プライベイト・レッスン」という映画は、思春期を彩る、思い出深い一本なんじゃないかと思います。
1974年の「エマニエル夫人」でセンセーションを巻き起こしたシルビア・クリステルがハリウッドに招かれ撮影されたのがこの作品でした。
その後、リメイクされてたりするんですが、今回は、この1981年版のサントラ盤を再現していこうと思います。
この「プライベイト・レッスン」を含め、私の思春期を彩った映画については、以前、記事にしてますので、こちらをどうぞ!
+ + + + + +
さて、先ほどの記事のため、資料を集めてる時に見つけたのが、下の「プライベイト・レッスン」のチラシです。
![](https://assets.st-note.com/img/1695343366260-0x3YQ0UdY0.jpg)
結局、この映画は観れてないのですが、このチラシに掲載されているアーティストたちの豪華な事!
サントラ盤も大ヒットした「フラッシュダンス」が1983年、「フットルース」が1984年なんですが、まさか、それ以前に、こんな素敵なサントラ盤があったとは驚きなのです。
幸い、このチラシに掲載されている使用曲は、すべて配信されていますので、当時の収録順の10曲と、当時は未収録だった2曲を加えてプレイリストを組んでみました。
『プライベイト・レッスン(1981):サントラ盤』
それでは、収録曲を紹介していきましょう!
【 A-SIDE 】
A-1「ホット・レッグス」ロッド・スチュワート
A面1曲目は、「セイリング」や「アイム・セクシー」で日本でも大人気だったロッド・スチュワートの1978年のヒット曲「ホット・レッグス」です。
ご機嫌なナンバーなんですよね。
今回、初めてPVを見たのですが、ロッド・スチュワートらしく ”いやらしさ満点” です。
映画は観てないのですが、どんな場面で使用されていたのか想像するのは難しくないですね!
※ ロッド・スチュワートは他にも2曲使用されています。
A-2「スパニッシュ・ナイト」アール・クルー
あまり馴染みのないアーティストなんですが、デトロイトを拠点に活躍したギタリスト、アール・クルーの1979年のアルバム『ハート・ストリング』からの1曲です。
プロフィールを見ると、ジャズ、フュージョンとあるんですが、非常にアコースティックな曲です。
※ アール・クルーはもう1曲使用されています。
A-3「ロスト・イン・ラブ」エア・サプライ
エア・サプライの世界進出作で、1980年に大ヒットした「ロスト・イン・ラブ」が3曲目です。
その後、1982年には「さよならロンリー・ラブ」、1983年に「渚の誓い」がヒットします。
私もかなり聴きました!
A-4「アメリカン・モーニング」ランディ・ヴァンウォーマー
原題:JUST WHEN I NEED YOU MOST
ランディ・ヴァンウォーマーって誰だっけ?と、思ったのですが、歌声を聴いて思い出しました。
1979年の大ヒット曲「アメリカン・モーニング」が収録されています!
いい歌なんですよね~、この曲。
タイトルは ”アメリカン” で陽気な感じなんですが、実は悲しい朝の曲なんですよね。
A-5「アイ・ニード・ラヴァー」ジョン・クーガー
この「プライベイト・レッスン」の頃は、ジョン・クーガーとクレジットされていますが、後にジョン・クーガー・メレンキャンプ、そして現在はジョン・メレンキャンプの初めてのヒット曲、1979年の「アイ・ニード・ラヴァー」がA面の最後を飾ります。(PV若いっすね~)
この曲、実は、ジョン・クーガー以前の名前、ジョニー・クーガー時代のアルバムに収録されてますw
皆さん、混乱しないようにです✋
【 B-SIDE 】
B-1「宇宙のファンタジー」アース・ウィンド&ファイヤー
ほぼ完ぺきな流れだったA面の後、B面1曲目は、な、なんとアース・ウィンド&ファイヤーの「宇宙のファンタジー」です。
ホントに映画の中で使われていたのか?、場面が想像できないんですが、名曲は名曲なんです!
B-2「今夜きめよう」ロッド・スチュワート
原題:TONIGHT'S THE NIGHT
そして、満を持して、ここにロッド・スチュワートの1976年の名バラード「今夜きめよう」が登場します!
映画の中では、きっと、アレの場面で使用されたに違いありません!(観てないけど….)
B-3「DOC」アール・クルー
アール・クルーの2曲目は、1980年のアルバム『ドリーム・カム・トゥルー』からの「DOC」です。
全然、知らないタイトルだと思ったら、あれ、聴いたことある曲でした!
B-4「I DON'T WONT TO TALK ABOUT IT」クレイジー・ホース
どちらかというと、ニール・ヤングとの活動の方が知られてるんじゃないかと思われるクレイジー・ホースの渋い一曲「I DON'T WONT TO TALK ABOUT IT」
これって、ロッド・スチュワートも歌っていたような…
B-5「ザッツ・ザ・リーズン」ウィリー・ナイル
そして、最後に配されていたのは、ウィリー・ナイルの1980年のデビューアルバムに収録されていた「ザッツ・ザ・リーズン」です。
正直、あんま知らないアーティストなんですが、フォーキーな部分を感じますよね。
【ボーナストラック】
当時のサントラ盤には未収録だった2曲を、ボーナストラックとして収録します。
BT-1「胸につのる想い」ロッド・スチュワート
原題:You're in My Heart
3曲目のロッド・スチュワート!
これもまた名バラードの1977年の「胸につのる想い」です。
これも、どんな場面で使われたのか想像できますね~、何気にロッドのバラードは心にしみるんです。
BT-2「Next time you see her」エリック・クラプトン
最後の一曲は、エリック・クラプトンの代表作のひとつである、1977年のアルバム『スローハンド』からの一曲!
当時、なんで収録されなかったんでしょうね~、不思議です。
+ + + + + +
ということで、全12曲の再現プレイリストです。
バラエティにとんだコンピ盤になってるとおもうので、ぜひ活用ください!
ただ、私は未だに「プライベイト・レッスン」は観れてないので、どんな場面で流れたのかは、ホントに謎なのです!
どなたか、観た方がいらっしゃいましたら、情報、お待ちしています!
(サントラ盤再現プレイリスト関係 note )
*