マッチの匂いが好きだった話
Match love so much
自分の子どもの頃はどこの家庭にもあったけど、今では目にすることのなくなったものの一つが「マッチ」です。
昔はどこに家にもあったんですよね~ホント。
祖父さん家とかに行くと、まだお風呂も薪で焚いていたりして、ドーンとお徳用マッチが置いてあったりしてました。
いろんなお店のノベルティとしてもマッチが配られてていて、なんか広告付きの三角の箱なんかもあったなあと、懐かしく思います。
普通の家庭でも、冬になると石油ストーブを点けるのに使ってたんで、普通に置いてありましたね。
実はですね、私....
マッチで火をつけた後の匂いが好きなのです。
あの、ちょっと、ツンッとする匂いが
多分、好き嫌いが分かれるのでしょうが、私は大好きだったんですよね。
今では、マッチ自体を使うことがないんで、滅多にあの匂いをかぐことは無くなっちゃいました。
昔は、喫茶店に置いていたブックマッチをカッコよくつける方法みたいなものを練習していたのも懐かしい思い出です。
* * * * *
最近は、学校でもアルコールランプを使うことも少なくなり、カセットコンロを使ってたりするそうなので、今の子どもたちはマッチなんて知らないかもしれませんね。
ところが、最近のキャンプブームのおかげで、量販店でも、よくマッチを見かけるようになったような気がします。.... まあ、ちょっと高性能なやつなんですけどね。
先日、見かけたのが、アウトドア用のロウマッチ
何が高性能かというと、どこでも擦れば火がつくというマッチなんですよね。
よく、昔の西部劇なんかで、ブーツのザラッとしたとこで火をつけるシーンがあるのですが、あれです!
安全上の問題もあって、日本では赤い頭のマッチと茶色いヤスリ状の摩擦面をつけたマッチが一般的なんですが、あのマッチに憧れたものです。
なんか、いろんな種類のマッチが並んでいて、ちょっと楽しそうでした。
ゆっくり焚き火を眺めるのも悪くないなぁ、と、ちょっとキャンプに興味が出てきたりして....
で、やっぱり、点ける時には、マッチのあの匂いをかぎながら、火を楽しみたいところなのです。
*