混じりあうアラベスクとノーランズの記憶
まあ、小学生から中学生の頃は、あまり関心の高くなかったことは、なんか記憶が入り混じってることがあると思うのですが、それを整理するための記事と思っていただければ幸いです。
海外グループでも、アイドル的に扱われて、人気のあった方々って、いつの時代にもいると思うのですが、私の子どもの頃(ものごころのついた70年代後半から80年代)に、大人気だった海外のアイドル的グループといえば、”アラベスク” と ”ノーランズ” の2組なのです。
アラベスク : Arabesque
ノーランズ : Nolans
アラベスクは、1977年にデビューし、1984年頃まで活動した西ドイツのプロジェクトで、1978年に日本でブレイクしたグループです。
一方、ノーランズの方は、1970年代中期から活動しているノーラン家の6姉妹から構成されたアイルランドのグループで、1980年に日本でブレイクします。
この2組のグループが、私の頭の中では、微妙に記憶が混じりあっているのです。
曲は知ってる曲ばっかりなんですけどね~。
アラベスクが、1978年に日本でブレイクした時の曲は「ハロー・ミスター・モンキー」という曲です。
TVとかで、竹の子族の様子が流れる時によくかかってる曲ですよねw
そして、ノーランズが1980年にブレイクしたのが「ダンシング・シスター」という曲。
そういえば、ノーランズって5人組だっけ?って感じの人もいるかもしれませんが、ノーランズは6姉妹が入れ替わり立ち替わりながら編成されるので、4人の時と5人の時があるようです。
自分の記憶では4人編成のイメージですw
アラベスクとノーランズともに美人グループで、活躍時期も近いんで、記憶が混じるんでしょうね。
両者とも、時々、日本の歌番組にも出ていた記憶もあるんですが、小学生には、区別がついてなかったと思われます。
では両者のヒット曲を紹介していきますよ~
1978年の「フライデイ・ナイト」はアラベスク
1980年の「恋のハッピー・デート」はノーランズ
1981年の「セクシー・ミュージック」はノーランズ
1981年の「恋にメリーゴーランド」はアラベスク
いかがですか?
みなさんの記憶は混じってませんか?w
私自身、PVで見れば、全然、区別はつくのですが、単独でタイトルを言われたり、曲だけを聴いたら、正しく答えられるかは、ちょっとあやしいですねw
でも、こうして並べてみると、アラベスクの方がセクシーさを前面に出してる感じですね。ノーランズは可愛い感じで、「セクシー・ミュージック」も、そんなにセクシーじゃない... みたいな
さらに、私の頭の中の混乱に拍車をかけていたのがスウェーデンのポップ・グループ ”アバ” の存在なんですよね。
アバは女性グループじゃないんですけど、フロントは女性二人だし、世界的にヒットしていて、耳にする機会が多かったんですよね。
「ダンシング・クイーン」ってタイトルも、ノーランズの「ダンシング・シスター」と紛らわしいし、「ギミー・ギミー・ギミー」とか流れると、一瞬、誰の曲かわからなかったりします。(←君だけだろ!w)
「ダンシング・クイーン」
「ギミー・ギミー・ギミー」
さすがに、大人になって、アバの曲なんかはよく聴いていたので、区別はつくのですが、アラベスクとノーランズは、そんなに聴き込んでたわけではないので、未だに混乱する時があります。
今だってそんな感じなので、テレビからの情報のみだった小学生~中学生の頃の自分が、頭の中で整理できてなくても仕方ないかなって思うのです。
今回、久しぶりに、アラベスクとノーランズを聴いてるのですが、配信サービスでは原題のみの曲も多くて、当時の邦題を思い出すのに苦労してる状態で、やっぱり記憶が混じりあった状態は解消できてなかったりするのです。
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もう一組、イギリスのガールズグループ "バナナラマ" が登場してきたのも、実はこの時期なんです。
ちょっと時代が重なってたりするんですよね。
ただ、 "バナナラマ" は、当初、キュートなアイドルっぽさ全開だったりしたんです。
1982年にホンダ・タクトのCMに使われた「ハート・ワクワク」
その後、ストック・エイトキン・ウォーターマンの手による「ヴィーナス」で大ヒットする彼女たちなのですが、80年代初期から活動してたことを思うと、日本でのポジション的に、アラベスクからバナナラマへリレーされた感じもするんですよね。
なので、ディスコソングからユーロビートへの過渡期にいたグループがバナナラマなのかもしれませんね。
「ヴィーナス」
「アイ・ハード・ア・ルーマー (噂)」
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