近くて遠いジョン・レノン(ビートルズと私⑥)
The Beatles and Me Ⅵ
1980年12月8日に永眠してしまったジョン・レノン…
命日を偲んで、今回は、ジョン・レノンに焦点を当てて "note" していきたいと思います。
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◎ビートルズのジョン・レノン
ジョン・レノンは、ビートルズでは主にギターを担当するとともに、”レノン=マッカートニー名義” で、ビートルズの代表曲を数多く作詞・作曲しています。
その中でもジョン・レノンがメインでソングライティングした曲を紹介していきたいと思いますが、曲数が多いので、プレイリストで1時間程度という制限で、私の好みで代表曲をセレクトしてみました。
(プレイリスト)
あー、やっぱり、ジョン・レノンの曲も名曲ぞろいで、選ぶの難しいですね~💦
実はビートルズ初期の軽快なナンバーも大好きなんですが、いずれ、別の記事にしていきたいと思っているので、今回は中期以降の作品を中心にプレイリストを組んでみました。
「アイ・フィール・ファイン」
大好きな曲のひとつである「アイ・フィール・ファイン」
何が好きかって、、冒頭の、♪ ヴぉ~~ン から始まるイントロが好きなんですよね。
「ア・ハード・デイズ・ナイト」なんかもそうなんですが、個人的には、ジョン・レノンの曲って、イントロが印象的な曲が多いと思っています。
そして、なんと言っても、中期のビートルズの特色である、歪みや多重トラックを使った、サイケデリックな印象を持った曲の数々!
プレイリストで言うと、トラック#7の「レイン」あたりから始まる魔術的な雰囲気を持った曲たちがやっぱり印象的なのです。
「アイ・アム・ザ・ウォルラス」
「レボリューション」
「トゥモロー・ネバー・ノウズ」や「ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイアモンズ」などなど、ジョンの魔術的ソングはたくさんありますが、特に好きなのは、MVで謎の被り物が見れる「アイ・アム・ザ・ウォルラス」と、ジョンのかき鳴らすギターから始まる「レボリューション」なんですよね~。
「レボリューション」についてはいくつかのバージョン違いがありますが、ホワイトアルバムに収録されているブルージーな「レボリューション1」よりも、このバージョンが好みだったりするのです。
個人的には、ジョンの曲は ”シャウト” する曲も印象的なんですよね。
ビートルズ後期の「ドント・レット・ミー・ダウン」なんかは、この後のソロ活動時代とも地続きな感じがして、私の中で、ジョンらしい一曲なのです。
「ドント・レット・ミー・ダウン」
◎ビートルズ解散後のジョン・レノン
小学校高学年だった私が、初めてジョン・レノンを意識したのが、レノン射殺のニュースだったので、知った時、すでに故人だったことになります。
そのせいか、自分にとって、ジョン・レノンのイメージって、ちょっと住んでる次元が違う感じで、少し手を出しづらかったりしたのです。
あのビートルズのCDリリースムーブメントの頃、ポール・マッカートニーやジョージ・ハリソンのソロアルバムはけっこう聴いたのに、何故か、ジョン・レノンのアルバムを聴くことはなかったんですよね。
もしかすると、自分の周りにいた熱狂的なジョン・レノンファンの中で、なんか、ジョンが神格化されてる印象を持ってしまったことが、同じように没入できなかった理由なのかもしれません。
「イマジン」
アルバムは聴いてないんだけど、ジョン・レノンの曲って、いっぱい知ってるんですよね~。
聴いたことのある曲ばかりなのです。
それだけ、流れてるってことなんでしょうが、代表曲の「イマジン」なんか、あんなにオリンピックで歌われる曲はないですよね。
ただ、この「イマジン」なんかは、ことあるごとに、反戦・平和を訴える曲として歌われるんで、いろんな意見の対象になってることもあって、そういうのを見るのはちょっと苦手なんですよね。
ジョン・レノンは、「平和を我等に:Give Peace a Chance」や、「パワー・トゥ・ザ・ピープル」、「ハッピー・クリスマス(War Is Over)」など、明確なメッセージをもった名曲をたくさん残しているのですが、私的には、ただ愛について歌った「ラブ」や、嫉妬深い自分を歌った「ジェラス・ガイ」とかの方が好きなんです。
「ラブ」
「ジェラス・ガイ」
記事のタイトルの「近くて遠い」っていうのは、自分自身、ジョンの曲はよく知ってるけど、何か、身近な存在に思えないという、私の心情を表したものなのです。
なんでですかね~。
ビートルズ時代のジョンの曲は”シャウト”してるのが好きだったりするのに、ソロ時代になると、メッセージを”シャウト”する曲より、等身大の自分を歌った曲の方が好きだったりするんです。
多分、出会いのタイミングによるものなのかもしれませんが、それが、私にとってのジョン・レノンとの距離感なのです。
■ジョン・レノンへの追悼曲のまとめ
最後に、ジョン・レノン追悼の曲をまとめておきたいと思います。
「エンプティ・ガーデン」by エルトン・ジョン
「レイト・グレイト・ジョニー・エイス」by ポール・サイモン
「ライフ・イズ・リアル (Song For Lennon)」by クイーン
そして、ビートルズのメンバーたちによる曲
「過ぎ去りし日々」by ジョージ・ハリスン
リンゴ・スターのドラムスに、ポール・マッカートニーのコーラスが入って、ビートルズ解散後、初めて3人が共演した曲となりました。
「ヒア・トゥデイ」by ポール・マッカートニー
「ヒア・トゥデイ」はちょっと泣けますね。
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