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アガサ・クリスティとエラリー・クイーンの話


  最近、海外ミステリー(マイ)ブームが起きていて、その波に乗ってアガサ・クリスティやエラリー・クイーンを再読したりしてます。w


 自分が小中学生ぐらいの時に、アガサ・クリスティ原作の「オリエント急行殺人事件」や「そして誰もいなくなった」とかの映画が、ちょくちょくTV放映されていて、ホームズや明智小五郎、金田一耕介以外の探偵もいることに気がついたんですよね。

 その頃、学校の図書館にアガサ・クリスティの本が何冊かあったので、手にとって読んでみたのがはじめだったと思います。


 翻訳物は人物名がカタカナで読みにくくって、ミステリーには致命傷となりうるのと思うのですが、意外とクリスティは読みやすくて、時々読んでたんですよね。


 高校では友人から、クリスティよりクイーンの方が一枚上手だよということを聞いて、クイーンも読むようになったのですが、あまりにも登場人物が多くて、一冊読むのに時間がかかった気がします。w



 ミステリーの基本として、今でもクリスティとクイーンは人気がありますが、原作の映画化になると、圧倒的にクリスティの方が多いんですよね。

 クイーンの国名シリーズなんかは、タイトルこそ国名がついてますが、決して、その国で事件が起きるわけではないのに対して、クリスティの場合はいろんな国で事件が起きるので、スクリーン映えするのも理由のひとつなのでしょうが、ちょっと寂しい気もします。 


 さてさて、最近、再読しているのは新訳なんですが、文字も大きくなってるしw、とっても読みやすい感じがします。

 著作も多いので、読み残しも楽しみながら、読んでいきたいなって思ってる今日この頃です。


 図書館や本屋に行くと、[ク]の作家の棚のとこを見に行ったりしちゃうこと自体が懐かしかったりもしています。w