自分が練習した必殺技について!
オリンピックのいいところは、ある競技の1から10まで、通して見ることが出来ることです。
スポーツニュースとかだとダイジェストだけですもんね。
第1日目は、ずっと卓球を見てたのですが、気になったのが、伊藤美誠選手の得意技
”逆チキータ”
いいですね~、得意技!
見てる側も、”出た~!” って、嬉しくなってしまいました。
なんか、必殺技みたいで、心が躍るんですよね。
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これまでも、マンガとかでは、様々な必殺技が登場してきました。
「水の呼吸」や「かめかめ波」みたいにポピュラーなものもありますが、自分が気になるのは、スポーツ系マンガの必殺技だったりします。
というのも、そもそも出来っこない技よりも、スポーツ系マンガの必殺技だと、
なんか、練習したらできるんじゃね!
みたいな気持ちにさせられるんですよね。(まあ「かめかめ波」は出来そうな気もするんですが...)
そして、実際に練習した必殺技が
マンガ『キャプテン翼』で、主人公 大空翼が得意とした
「ドライブシュート」!
最近では「無回転シュート」の方が有名ですが、「ドライブシュート」というのも、実在のシュートの一つなんです。
「ドライブシュート」というのは、鋭く縦回転のかかったシュートのことで、手前で鋭く落ちる変化を見せるんです。
この縦回転を与える蹴り方ってのが難しいのですが、『キャプテン翼』を読んでたサッカー少年は、かなり練習したと思うんですよね。
そして、翼のライバル日向小次郎が、「ドライブシュート」に対抗して生み出したのが
「タイガーショット」!
ディフェンダーやキーパーも弾き飛ばす威力のシュートなんですが、実は、これは、ただ、強烈なシュートなだけだったりするんですよね。
なんか、これなら出来そうな感じがしたんですよね~。
ボールを真芯でとらえて強いシュートするだけなんで、自分にもできるかもしれない...
それで、中学時代、この「タイガーショット」も、相当、練習しました!
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単なるシュート練習だろ!
その後、「タイガーショット」は、「ネオ・タイガーショット」→「雷獣シュート」に進化していくのですが、基本、強烈なシュートなだけという部分は変わらなかったと思います。
『キャプテン翼』では、「スカイラブハリケーン」など、実現不可能~って技もあったのですが、この「ドライブシュート」や「タイガーショット」の他にも「オーバーヘッドシュート」や「カミソリシュート」など、実現できそうな必殺技があって、けっこう影響された気がします。
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『キャプテン翼』での、主人公とライバルの必殺技対決は、以前に連載されていた『リングにかけろ』も思い出させるんですよね。
『リングにかけろ』は一世を風靡したボクシングマンガです。
連載後半は、出場選手たちが様々な必殺ブローが出過ぎて、何だかファンタジーな世界になるのですが、当初は通常のボクシングマンガで、現実のボクシングの延長線上だったのです。
そんな中、主人公:高嶺竜児が身につけた必殺ブローが
「ブーメランフック」
この「ブーメランフック」は、パンチが当る瞬間に肩、肘、手首を連動させて内側に捻り込む「コークスクリューブロー」がモデルになっていて、誇張された表現はあるものの、実在のパンチなんです。
そして、主人公のライバル、剣崎順が生み出したスーパーブローが
「ギャラクティカマグナム」
相手を場外に吹っ飛ばすほどの威力を持つパンチです。
ただ、これも強烈なパンチってだけだと思うんですよね。
そういう意味では「タイガーショット」と同様の趣向だと思います。
まあ、この「ブーメランフック」や「ギャラクティカマグナム」を練習したかというと、そんなことはないんですが、実は、主人公が運動能力を高める訓練として、パワーリスト、パワーアンクルという道具を使うんです。
これが、欲しくて欲しくてですね~。
買ってもらって、毎日、装着して学校に行ってたんですよね~。
効果があったのかは微妙なんですが、最近、ゴルファーの笹生優花選手が両足首に重りをつけて鍛えたってエピソードを聞いて、まんざらでもなかったかもと思ったんです。
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必殺技を練習するなんて、今、思えば、ちょっと気恥ずかしい気持ちはあるんですが、やっぱ必殺技への憧れってあったんですよね。
でも、漫画の主人公たちも、必殺技を身につけるまでは、過酷な特訓を経ていくとこは、実際のスポーツと同じだと思うんですよね。
様々なスポーツで技を高めていくには、相当な訓練を繰り返してきてるはずなので、そこは、ほんとリスペクトなのです。
オリンピックの競技を見ながら、これまで、どんな努力を積み重ねてきたのかも想像しながら応援していきたいと思うのです。
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