フィギュアスケートと音楽と
Let Me Entertain You
今シーズン最後の大会が開催されてるフィギュアスケート
羽生結弦選手のSPには心震わせられますね~。
なんといってもプログラムの使用曲が
ロビー・ウイリアムズの『Let Me Entertain You』
ほ、本気ですかって感じですよね~。
でも、かっちょいー!
疾走感のあるロックナンバーを見事に表現してる感じなのです。
以前、フィギュアスケートの採点方法が変更されたとき、あまりに細かく技術が採点されるため、「音楽を感じて表現することを忘れてはならない。」と発言していたスケーターがいましたが、やっぱりフィギュアスケートは表現なんですよね。
私が子どもの頃は、各国から選ばれた審査員が減点方式で採点して順位を決めていたのですが、主観が入りやすいため、審査に不透明な部分が出てくるのが問題になって、現在のような採点方法に変更されました。
審査における主観性を極力抑えて、技術点、構成点の基準を細かく定めて行われる採点は、より客観的に公平な審査を追求してるようで、素晴らしいものです。
現在も、微妙に修正が加えられてるので、それに対応する選手の皆さんは大変だと思うのですが、やっぱり透明性を高めて、公正に審査することは重要ですよね。
ただ、どんなに客観性を持たせても、評価しきれない部分が出てくるのは仕方がないことだと思うのです。
今回の演技も高いレベルでの闘いでしたが、誰よりも音楽を感じさせてくれたのは羽生選手で間違いないと思うのです。
そういうのって、主観でしかないのですから、なんか点数では表せないものなんですよね。
こういう感情を揺さぶれるのも、羽生選手のすごさなのだと、あらためて感じたのでした。
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以前、プリンスの『Let's Go Crazy』なんかを使ったこともあるんですが、羽生選手といえば、やっぱりこの曲ですよね。
ゲイリー・ムーアの『パリの散歩道』
今回のプログラムが見られなくなるのは寂しいですが、また、ロックで演技して欲しいな!と、そう思うオジサンなのです。
次はどんなナンバーを使ってくれるか、楽しみですよね。
ほんと!
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