N.Y.の夜を感じる ジョー・ジャクソンの『ボディ・アンド・ソウル』(私的名盤)
My Masterpiece
今回、再会したのは
ジョー・ジャクソンの『ボディ・アンド・ソウル』
ジョー・ジャクソンって、知ってる人が少ないんじゃないかと思うんですが、独特の位置にいるアーティストなんですよね。
イギリス出身なんだけど、自分が知った時はニューヨークで活躍してたし、レゲエ、ジャズ、ラテン、スカなど、様々な音楽を吸収しながら、その音楽性を変化させてった人なのです。
この『ボディ・アンド・ソウル』もジャケットだけ見ると、いかにも ”ジャズ!”って感じなんですが、決してジャズじゃなくて、ロックでポップなアルバムなんです。
まあ、当時、ジャクソンの「The Verdict」って曲がCMに使われていたので、このアルバムを聴いてみたのですが、最初はジャズ・フュージョン系のインストゥルメンタルなのかと思ってたら、バリバリのボーカルアルバムでビックリしたんですよね。
(「The Verdict」は車のCMに使われてたんですが、イントロの部分だけで、ボーカル部分は使われてなかったのです。)
「The Verdict」
インストゥルメンタルアルバムと思ったらボーカルアルバムだったので、正直、最初は違和感を持ったのですが、聴いていくと、けっこう馴染んでくるんです。
代表曲の「You Can't Get What You Want」は、もちろんなんですが、「Happy Ending」とか、ちょっとメロウな部分もあって、いい曲なんですよ。
そんな曲がいっぱい収録されていて、ちょっと大人のポップスというか、都会の洗練されたイメージを感じるアルバムだったのです。
まあ、ジョー・ジャクソンって、あまりメジャーな活躍はなかったのですが、このアルバムは、お気に入りのアルバムなのです。
「You Can't Get What You Want (Till You Know What You Want)」
「Happy Ending」
この曲とか、ほんとにいい感じなのです。
今回、自分の使っている「アップル・ミュージック」では、トップソングが「夜の街へ(Steppin' Out)」になってました。
こちらの方もニューヨークの夜を感じさせる曲なので貼っておきます。
「Steppin' Out」
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