キャメロン・ディアスが出ていたソフトバンクのCMと音楽と(CM蒐集家の部屋)
The Room of CM-Collector
ソフトバンクのCMといえば、”白戸家” が定番なんですが、”白戸家” の登場前夜、キャメロン・ディアスを起用したCMを展開していたのを憶えてますか?
携帯電話で話しながら歩いてるキャメロン・ディアスのCMなんですが、セリフ等はないまま、楽曲とともに話してる様子だけが映されてるCMなんですよね。
このディアスが素敵でしてね~、けっこう気を惹くCMだったんです。
キャメロン・ディアスの魅力はもちろんですが、使われてる曲も、ちょっと懐かしい曲ばかりで、かなりくすぐられる選曲だったんですよね~。
ということで、今回は、2006~2008のキャメロン・ディアスのCMと、使用された曲を、順を追いながら ”note” していきたいと思います。
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エアロスミス『Walk This Way』
ただ、携帯で話しながら歩いてくるっていうシンプルな構成のCMなんですけど、エアロスミスが流れると、なんか、うぉ~って感じになりませんか?
曲はエアロスミスが1975年にリリースした『Walk This Way』なんですが、たしかに、携帯で話しながら歩くキャメロン・ディアスの姿は、まさに ”Walk This Way” ですからね、ピッタリなのです。
私と同じ世代の方にとっては、Run–D.M.C.のカバーも印象的だった曲ですね。
バリー・マニロウ『コパカバーナ』
このバージョン好きだったんですよね~。
途中で驚く感じのキャメロン・ディアスが可愛いんですよね~、ほんと..
そして、ここで使われた曲が、バリー・マニロウが1978年に発表した『コパカバーナ』だったりするんですよ。
バ、バリー・マニロウ!!!
ちょっと私には怪しいイメージだった(w)あのバリー・マニロウ!
なんかやられたって感じがしたんですよね~、今でも絶妙すぎるチョイスだと思っています。
いやー、いいです、バリー・マニロウ!
このCMの後に、ちょっとハマったんですよね、私。
ジョン・トラボルタ『グリーズド・ライトニング』
このバージョンで使われたのは、なんと1978年に公開された、ジョン・トラボルタとオリビア・ニュートン=ジョンのミュージカル映画『グリース』の中の1曲でした!
この映画のこのシーン自体が懐かし過ぎます。
ノーランズ『ダンシング・シスター』
このカラフルなCMも素敵ですよね~!
白戸家のお父さんや上戸彩さんのバージョンもありましたが、曲は共通してノーランズの1979年のヒット曲『ダンシング・シスター』が使われています。カラフルなイメージにピッタリですね。
ナンシー・シナトラ『シュガー・タウンは恋の町』
キャメロン・ディアスがお母さん役を演じてるのも新鮮だし、途中、”SoftBank” のロゴも親子で登場したりするのが洒落てますよね。
このCMシリーズでは、これまで70年代後半の曲ばかりだったのが、ここで60年代のヒット曲が遡って使われています。
1966年に発表されたナンシー・シナトラの『シュガー・タウンは恋の町』って曲なんですが、これまでの流れの中で、ふと、60年代の曲が差し込まれる選曲も素敵過ぎるのです。
すごく可愛い歌なんですよね。
~シュシュシュシュシュシュ~シュガータウン♪
クール&ザ・ギャング『セレブレイション』
このバージョンも楽しいんですよね~、後ろをいろんなエイリアンも歩いてるんですが、みんな携帯で話してます!
使われていたのはクール&ザ・ギャングが1980年に発表したヒット曲『セレブレイション』でした。
これも、ちょっと、うぉ〜ってなりますね。
オリビア・ニュートン=ジョン『ザナドゥ』
ペンキ塗りたてのベンチに座って、ソフトバンクマークになる構成が洒落てますよね~。
やはりというか、いつか来るんじゃないかと思っていたオリビア・ニュートン=ジョンの曲が登場して嬉しかったのを覚えています。
使われたのは、1980年リリースの、エレクトリック・ライト・オーケストラとの名曲『ザナドゥ』でした。
ファットボーイ・スリム『Weapon Of Choice』
そして、このバージョンでは予想を裏切る選曲だったりしました!
イギリスのクラブDJであるノーマン・クックの個人プロジェクトのひとつが、このファットボーイ・スリムらしいです。
往年の名曲を中心としてきながら、突如、2000年代の曲をぶっこんできた感じで、耳慣れない部分もありますが、選曲のアクセントになってるのが面白いのです。
どうでもいいですが、この公式ビデオに出演してるのクリストファー・ウォーケンですね…
マライア・キャリー『恋人たちのクリスマス』
そして、意外な選曲の後は、ど直球の名曲を持ってきてます。(流れてたのがクリスマスシーズンでしたからね。)
使われたのは、1994年、日本でも大ヒットしたマライア・キャリーの『恋人たちのクリスマス』でした。
ど定番なんですが、あえてのチョイスに、なんかファンタジー感が増すんですよね。
スウィング・アウト・シスター『ブレイクアウト』
これもキャメロン・ディアスが可愛いやつです。
こういうコメディタッチの味付けがキャメロン・ディアスにはよく似合いますよね。
しかも、使われている曲は、私たち世代にとって懐かしいスウィング・アウト・シスターが1986年にヒットさせた『ブレイクアウト』です。
これも絶妙なチョイスで、くすぐるなぁって感じなのですが、やっぱウキウキさせられてしまいますね。
いや~、懐かしい!
シーナ・イーストン『9 To 5 (モーニング・トレイン)』
このバージョンも傑作ですよね~。
モブダンスの一連の流れが楽しいです。
みんなで手を挙げてジャンプする ”ハ~” から踊るキャメロン・ディアスも可愛いいし、凝った造りの信号機はカッコいいし、このシリーズで一番好きなバージョンです。
そして、ここでシーナ・イーストンの1980年のヒットナンバー『9 To 5 (モーニング・トレイン)』を持ってきてますよ〜!
ほんと絶妙すぎなのです。
キャプテン&テニール『愛ある限り』
こういうコメディタッチが似合うのは、やっぱり、ひとつひとつの表情がキュートだからなんでしょうね。
ここでは、往年の名曲『愛ある限り』がチョイスされています。
一応、1975年のキャプテン&テニールのカバーがオリジナルになるのかな…
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ということで、一応、CMの放映順に並べて曲を紹介してみました。
全てではないんですが、探せるだけ探してきたので、少なくとも、自分にとって印象的だったバージョンは全部そろっています。
こうして並べてみても、70年代から80年代を基本とした選曲は秀逸だと思うんですよね。
ぜひ、このチョイスでコンピレーション盤とかを作ってほしかったなと思ったので、一応、今回紹介した12曲のプレイリストを組んでみました。
並べて聴いてみてもなかなか楽しいので、どうぞ活用してください。
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もう、思い出してる方も多いと思うのですが、このCMシリーズには、ブラッド・ピットバージョンもあるんですよね〜。
もちろん、ブラピバージョンも、かっこよかったり、面白かったりするんですが、数が多くなるので、今回はキャメロン・ディアスだけの "note" となりました。
ブラピファンの方、ご了承ください!
(おまけ)
エアロスミス『Walk This Way』
やっぱカッコいいです。
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