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そこにある秘密とない秘密
The secret there
時々「嘘」をつくことは「悪」!、という価値観と対峙することがあります。
たしかに「嘘」はよくないことだとは思うのだけれど、「本当のことを言わない」ということは「嘘」になるのでしょうか......。(こんなこと考えている時点でよくないのかもしれませんが_)
自分は「秘密」を持つのが好きな人間のようで、その「秘密」を守るために、「本当のことを言わない」ことが、時々あるのです。
「秘密」とは、人に知られないように隠すこと…ですが、人間、「秘密」のひとつやふたつは持ってるんじゃないかと思うんですが、どうなんでしょう。
もしかしたら、「秘密」なんてない!っていう人もいるのかもしれませんが、そういう人なら「嘘」もつかなくていいかなと思います。(素直にすごいと思いますが、私には、ちょっと真似できそうにありません。)
「秘密」を持っていることは知られてはいけないもので、そこに「秘密」があることが知られてしまえば、それは、もう本当の「秘密」ではなくなってしまうものだと思います。
ですから、「秘密」を、そこにない「秘密」とするために「本当のことを言わない」ということは、「嘘」とは少し違う気がするのです。
もちろん、他人にほのめかしたりして、そこにある「秘密」になってしまったら、それをごまかそうとする時なんかは「嘘」になっちゃうのかもしれません。
「秘密」を持つことは覚悟を伴うことだと思います。…だから、「秘密」について、中途半端な覚悟しかない人は、「嘘」を増やすだけなので、そんな人は「秘密」を持たない方がいいのだと思います。
私は誠実な人間ではありませんが、「秘密」を持つことの覚悟は持っていたりするのです。
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