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【シンプルライフ】 one out one in という考え方
「暮らしを整える」とか「整理整頓」の指南書でよく使われる言葉、
one in one out
わかりやすい言葉ですよね。
一つ買ったら、一つ手放しましょうということですね。
シンプルな暮らしを維持するために、
私はこの言葉を一歩踏み出して実践しています。
今日はそんなお話しです。
所有すると失われていくものがある?
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いつからか、こんな感覚を覚えるようになりました。
欲しくて買ったはずなのに、
物が増えるごとに、
自分のリソースが削られている
掃除の際に物を移動させること、
その物の機能維持にかける手間、
(時計の電池交換などですね)
こういった物理的な事柄で消費されるのは、
そう、「時間」というリソースです。
また、時には「金銭」というリソースも消費されます。
私達にとって「時間」とはまさに「命」そのもの。
毎日与えられた仕事に一生懸命取り組むのも、
自分の時間を社会へ切り売りした対価として
「金銭」という「食料」を得ているわけですね。
そんな大切なリソースを沢山の物に使い続けることはできれば避けたいところで、
必要最小限の物に囲まれて生きることが大切、
と、いつからか思うようになりました。
そして、実は削られているさらに大切なリソースがあります。
それは、
意識が削られている?
我々が生活する上で必要な情報の約80%は
視覚から入ってくると言われています。
散らかったデスクでは気が散ってしまうのは、
(そうではない人もいるとは思いますが、)
視覚情報が過多になり、集中力が作業以外に
分散してしまうわかりやすい例です。
生活においても同様で、生活圏の中に不必要な物が
ある状況は「意識」を少しずつ削られていることを
意味します。
漠然とそんな事を考え始めて、数年前から
次のように行動するようになりました。
迷ったら処分
整理整頓をする際のあるある、
「いつか使うかもしれない」
これを気にし始めると手が止まってしまいます。
そんな時は、
「必要になったら買い直せばいい」
と考えるようにしています。
フリマサイトで売却し、数年経ってまた
必要性を感じて買い直す。
きっと買い直しの際に、売値よりも少し
多くの金銭を支払うことになると思います。
その金額の負担よりも、数年間のすっきりとした
「意識」での暮らしを選ぶという考え方です。
そしてさらに記事タイトルのような行動指針に、
「one out one in」
one in one out の順序が逆になっています。
そうです、
先に手放して、それから新しい物を迎えることにしました。
シンプル思考を意識するようになってからは、
物を手放して空いたスペースが美しいと感じるようになりました。
その美しいスペースを本当に埋めるに値するものだけを迎えよう、
という考えが強くなっています。
これは生活全般にあてはまることです。
デスクの上
クローゼットの中
シューズボックス
キッチン
などなど。
どこにおいても、必要な物だけがすぐに目に入り、
選択にかける時間が少なくなったと感じています。
使っていない物を意識することも減りました。
ちょっとストイックに聞こえるかもしれませんが、
先に手放す
私と思考の近い方、一度意識してみてはいかがでしょうか。
失敗談
と、結構ストイックなマインドを実践していると、当然失敗もあります。
古くなった冠婚葬祭用のスーツ、
新しいものを新調する前にリサイクルショップに出しました。
近いうちに新しいものを買おうと思いつつ、、
そんな時に限って必要な場面が来るものですよね、、
焦って買いに行ったという失敗談です。
マインド先行の行動でしたね。
でもまあ、このくらいの意気込みで取り組まないと
なかなか物なんて減らせないというのもまた事実です。
まとめ
古い物を手放してから、新しい物を迎えよう
「one out one in」
という考え方についてお話ししてみました。
私自身、ミニマリストにはなれませんが、できるだけ
シンプリスト(流行言葉ですが、、)でありたいと
思っています。
これは「物」だけではなく「人間関係」においてもそうで、
昔からあまり「人脈」という言葉に魅力的な響きを感じないのもそのひとつです。
そのあたりの考え方についても、いつかお話しできたらと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
▼とっても私的なマインド。
言葉に対するイメージと心掛けの記事です。
シンプルライフにも通じる思考です。