社会人3年目から始めるMBA#WEEK16
こんにちは、学び続ける雑草こと「toshi」です。
6月もあっという間に最終週。世の中早いですね。僕は、先日ワクチン接種もしてきました。そのワクチン接種のオペレーションが話題ですが、
本当にすごかったです、どの企業にも見習ってほしい・・
本日は、「パワーと影響力」のクラスから、経営におけるパワーと個人のパワー制御についてです。経営を目指されている方は一度見てもらえると嬉しいです!
国を統制した君主論について
パワーにおける考え方は世の中にいくつか存在しています。皆さんは、「君主論」をご存知でしょうか?
マキャベリというイタリアの外交官が、かつてイタリアに平和をもたらすために努めた方がいます。その考え方”国家を統治するための原理・方法”をまとめたのが君主論です。
https://www.philosophyguides.org/decoding/decoding-of-machiavelli-principe/
要約すると、下記の点が見えてくるのだと思います。
・夢を実現するためには、現実主義をもち、権力と制度を用意すること
・手段に固執せずに、目的にフォーカスすること
・憎まれることはしない一方で、ときには恐れらる存在となること(恐怖政治的)
ビジネスに置き換えると、ある種性悪説のもと会社をトップダウンで推進していくことがこの君主論に当てはまります。
例えばダイエー。過去はこの方法で、「顧客主義」「安くていいものを顧客に届ける」という目的のもとメーカーとの対立も惜しまず推進していったのです。
リーダーシップとしては、この冷徹さや理念を求める精神、そして胆力というものは必要だと思います。
では、なぜダイエーは現在過去のように繁栄していないのか?
それは、その狂気的な思想や目的思考を使いこなす自分のハーネスを経営者が持ち合わせていたのか??という観点が大きく関わっております。
個人のパワー制御について
人がパワーを最大限発揮するときは、自身の原体験と重なるときではないでしょうか??皆さんも、過去すべてを忘れて熱中したものや、お金とかでなくやりたきことをを進めた経験などありませんか。
その瞬間の狂気じみたパワーこそ、人が一番輝くためのパワーだと思っています。
その時は、周りの人を動かせますし、応援者もたくさん出てくる。
一方で、その瞬間自分が自分じゃないようにも思えてくる。
その狂気の自分を私達は使いこなさなければ、なりません。
それが個人のパワー制御です。
制御ができなければ、自分に過信し、理想の固執し、成功体験から抜け出せない。そんなループに陥り、目的達成から離れていってしまうのです。
その時必要なのは、
・立ち止まる機会
・第三者からのフィードバック
・自分の倫理観の情勢
の3つです。
たとえ経営者であっても3ヶ月ごとにFBをもらう、メンターをつける、成功の要因を正しく見極めるということを習慣づけなければ、
ダイエーのように失脚していってしまうのです。
つまり、君主論的な恐怖とそれをもつ自分の器の両方を同時に育てていくことが大切なのです。
この講義を受けて、
・自ら何かしらのパワーを持っているということ
・内省機会の重要性
・倫理観をもつこと
を意識したいと思いました。特に目的思考になりがちな自分にとっては、走りすぎていないか、倫理観としてあっているのか?
ここをチェックしていきたいと思います!
以上となります。
皆さんもリフレクションについて考えてみてください〜!