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YouTube動画の撮影機材について

約1年間YouTubeの動画のためにいくつかのカメラなどの機材を使用してきたんですが、ようやく落ち着いてきた感じがあるので紹介してみようかと思います。


現在、撮影に使ってる機材


1. GoPro Hero9

私が撮影に使っているカメラはGoPro Hero9です。

サイズや重量、価格を考えると旧型のHero7やHero8の方がバランスが良いとは思うのですが、Hero9でなければならない絶対的な理由が、

水平補正機能(ホライゾンレベリング)

が搭載されていることなんです。

この水平補正(以下、HL)はカメラの傾きを自動で補正してくれる機能です。手持ちであれば画面を見ながら撮影できるので水平を自動で補正する必要はあまりありませんが、マウントに固定して撮影する場合にHLが無いと撮影前に画面で水平が出ているかいちいちチェックが必要になります。

例えば、ネックマウントを使った場合など着けたり外したりといったことを頻繁に行うと思いますがその度に水平チェックなんてやってられません。
私が自転車で撮影するときはネックマウント8割、ヘルメットマウント2割くらいですがHL無しで撮影すると確実に水平が崩れててかなり見にくい映像になってしまいます。

もはやこの機能なしでは撮影できない最重要機能です!
※編集ソフト側で補正できたりしますが、元データがクロップされてしまうので意図した画角じゃなくなるので私的にはそれは無しですね。


2. Maxレンズモジュラー

GoPro Hero9専用のMaxレンズモジュラーも自転車撮影では欠かせない機材のひとつ。

このレンズに交換することにより、MaxHyperSmoothという強力な手ブレ補正が効いた155度の超広角撮影が可能になります。
また、HLが更に強力になって360度カメラを回転させても水平を維持してくれます。もはや意味がわかないレベルの補正能力!

実際は、映像を大幅にクロップして縦横比が入れ替わっても16:9の比率を維持できるようにしているだけ。そのため、このレンズを使用すると最大解像度は2.7Kとなってしまいます。(Hero9単体だと最大5K)

とは言え、自転車動画は2K 60fpsで作るようにしているので全然問題ありません。


3. ネックマウント

アクションカメラを首からぶら下げるためのマウントです。

ヘルメットマウントだと視点が高いので映像は良いものが撮れますが、首への負担が大きいので長時間の撮影には向きません。
チェストマウントはマウントを着るようなタイプなのでそもそも邪魔くさい。

なので自転車以外でもネックマウントを使うことが非常に多いです。

ActyGoという定番中の定番商品がありますが、なぜ上のGLIDERというメーカーのものにしているかと言うと、アジャスターと呼ばれる脱落防止の部品が付いているから。

私は過去、自転車撮影中にネックマウントが首から外れて落下させたことがあります。ボディには傷が入りましたが幸い液晶にもレンズにも傷はなく一命をとりとめたことがあります。

プラスチックの弾性変形を利用して首に引っ掛けているだけなので、寒い時期に厚手のジャケットを着ている時や振動が多い場合には落下させる危険性が高くなります。
そこで若干脱着時にアジャスターを外すという一手間掛かるものの、安全性が高まるGLIDERの商品を使うようになりました。

普通に散歩レベルならこの商品でも全然問題ないですよ。


4. The Remote

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これはGoProのリモコンです。
Hero9だけではなくHero8やMaxにも使用することができ、複数の対応機種を一括で操作できる点も便利ですね。

ネックマウントやヘルメットマウントだと、走行中に液晶を見ることができないのでバッテリー切れなどで撮影が止まってても気づかないことが多々あります。
撮れてるはずの映像がなくて泣くことはあるあるですね・・・

このリモコンはカメラとBluetoothで接続されバッテリー残量やカード残容量などのステータスを表示してくれます。
ボタンで録画開始・停止も制御できますし、カメラの起動・終了も制御することが可能なので、通常撮影中に行う動作がこのリモコンで一通り操作することができるようになります。

ステータス表示は本当に便利で、このリモコンを使うようになって撮り逃しを激減させることができました。(なくなったとは言えない・・・w)


5. 予備バッテリー&MicroSDカード

これらは言わずもがな、アクションカメラのバッテリー消費は激しいので半日ほどの撮影でも絶対に予備バッテリーは2個持っていくようにしています。

MicroSDカードは私の撮影方法だと128GBあれば1〜2日は余裕で持つ気がします。


6. iPhone 12

基本的に動画撮影は全てGoProで行いますが、固定で自撮りする時などはiPhone12を使用しています。

Hero9はレンズ側にもモニターが付いたので自撮り向きのアクションカメラなんですが、私は顔出しをしないのでGoProだと画角が広すぎて用途に合いませんw

その点、iPhoneを使えば画角が狭いのでちょうど良い感じ。
ゴリラポッドにスマホホルダーを取り付けて使ってます。


まとめ

いかがでしたか?

たまに真似したくなる自転車動画があったりするんですが、どんな撮り方をしているのかわからないのでその辺のことが概要欄に書いてあると嬉しいんですけどね。

私はSONYのGoPro Hero5やHDR-AS300、Osmo Pocketなどを使用してようやくHero9に落ち着いたわけですが人それぞれ撮り方や求めるものが異なるので一概に今回紹介したものがベスト!というわけではないので参考にしていただき、自分なりの撮影方法を見出してもらえると幸いです。


おまけ

YouTubeにアップロードされた動画は2種類あるコーデックのどちらかを使って自動エンコードされています。

・avc1 →標準画質
・vp09 →高画質

全部の動画がvp09でエンコードされれば良いのですが、vp9が使用されるには一定の条件があるようです。

それが、2K以上のサイズでアップロードすること。

FHDだと自動的にavc1が適用され、2Kや4Kであればvp09となります。
実際はチャンネル登録者数の条件も加わるらしく、登録者が多いチャンネルはFHDでもvp09となるようです。


作業動画は画質をそこまで要求されないと思うのでFHD 30fpsにしてサイズをコンパクトにして、風景や動きを見せたい動画では2K 60fpsで撮影するようにしています。


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