Monotter - NFCタグで自動ひとりごと
iPhoneのSiri ショートカット・アプリを使ってMonotterに連動させると、市販のNFCタグを使って、「iPhoneをかざして自動ひとりごと」ということができます(ただし、今のところ、ショートカットでNFCが使えるのは iPhone 11, XS, XR の機種のみ)。
つまり、薬箱や机の端にNFCタグを貼り付けておいて、それにiPhoneをかざすだけで、「クスリ飲んだ」とか「スクワット10回した」とか「仕事開始!」とか、日々の定形のひとりごとを、Monotterに自動で追加するようにできます。
NFCタグを購入
NFCタグは、ステッカータイプのものだと10枚1,000円前後で、アマゾンなどで購入できます。ちなみに僕はアマゾンでこれを買いましたが、新しく安いものも出ているかもしれないので、検索してみてください。
仕事開始と終了の記録を自動化してみる
仕事の開始と終了をMonotterに記録するためのNFCタグを設置してみたいと思います。
机の端に、NFCタグを貼り付けて「仕事開始」「仕事終了」(その他)を意味するラベルをつけておきました。
Siriショートカットの設定
iPhone iOS13 に標準搭載の「ショートカット」アプリを起動します。
タブから「オートメーション」を選択、「個人用オートメーションを作成」をタップして「新規オートメーション」でリストの「NFC」をタップ。
「スキャン」をタップして、NFCタグをスキャンします。
NFCタグに名前を付ける操作をして、上部の「次へ」をタップ。
「App」をタップして、「Monotter」をタップしてください。
「投稿テキスト」をタップ、「テキスト」に以下のように書き込みます。/start の意味は前回の記事参照してください。
/start # Monotter開発
「次へ」をタップし、「実行の前に尋ねる」はオフにしておきます。これはわりと重要です。
「完了」をタップして、作成完了です。
同じ要領で、「仕事終了」なども新規オートメーションで追加します。「仕事終了」は以下のように設定します。/end の意味は前回の記事を参照。
/end # Monotter開発
仕事の開始と終わりにiPhoneをかざす
NFCタグにiPhoneの上部をかざすと「〜が検知された」という通知が表示されます。これだけでもうMonotterに追加されているはずです。
Monnotterを起動して見てみると、すでにこんなふうに追加されています。
その他の使い方
僕はほかに、サプリのビンに貼ったり、トイレに設置したりしています。
サプリは飲み忘れチェックというよりも、飲んだにもかかわらず飲んだことを忘れて過剰に飲んでしまうことがあったので、そのチェック用です。飲んだら、かざすだけです。
トイレは単純にTwitter見たりして滞在時間があまり長くならないように、入ったときにiPhoneを壁のNFCタグにかざします。
薬のケースやサプリ・ビンの蓋などが金属の場合、iPhoneがNFCタグに反応しないようですので注意が必要です。
以上、Siriショートカット・アプリを使ったNFCタグのMonotter活用事例でした。
iPhoneアプリ Monotter に興味のある方は こちら 、またはAppStoreで「Monotter」で検索してください。どうぞよろしくお願いします。