見出し画像

「”好き”の秘密。」【企画生インタビュー/ななみん】

私たち「チームひだまり」は、コピーライターの阿部広太郎さんが主宰する連続講座「企画メシ2021」から生まれたプロジェクトです。

今回は、「チームひだまり」メンバー・ななみんのインタビュー💡

「そこにいてくれるだけで、その空間はあたたかく、和やかな空気に変わる」

そんな「空間づくりの天才」ななみんの”好き力”を中心に、しあわせへの想いについてお話を伺いました😊

【プロフィール】ななみん
水戸生まれ、ブラジル育ち。教育系のベンチャー企業でマーケティングや企画・営業を担当。京都と瀬戸内をこよなく愛す。「企画メシ2021」出席番号16番。

note:https://note.com/nanamint/
Instagram:https://instagram.com/nanami_gohan_
Twitter:https://twitter.com/nanami_0125

企画メシには、運命に導かれるように参加

画像1


―― 企画メシに参加しようと思った、きっかけは?

「好きな人と、一緒に働くことができる自分になりたい」と思ったからです。企画メシを知ったきっかけは、昨年の春に阿部さんの著書『超言葉術』と出会ったことでした。

ただ、2021年の企画メシの募集が始まった頃、私は参加を決断できずにいました。春から仕事がとても忙しくなり、新しいことを始める余裕なんて、全くなかったからです。「今年も参加は難しそうだな……」と、半ば諦めていました。

―― では、参加の決め手は?

応募締め切りの、数日前のことでした。当時はまったく面識もなかった阿部さんが、なぜか私のnoteをフォローしてくださったんです…!憧れていた方にnoteをフォローしていただけたことが、本当に嬉しくて。挑戦する勇気をもらった気がしました。

しかも、プレイベントの日は私の誕生日だったので、「これは、阿部さんに呼ばれているのかもしれない……!」と、勝手に解釈していました(笑)


「自分の中に生まれた感情を、なかったことにしたくない。」だから、物語に

画像2

―― 私も、ななみんのnoteが大好きで。特に、小説のファンです!

ありがとうございます!実は、noteで投稿している小説は、ほとんど自分の実体験で。

小説を書き始めたのは、「自分の "好き" という感情を、なかったことにしたくない」と思ったからなんです。noteを初めて書いた当時、行き場のなかった想いを、どうにか消化させたくて。だったら、物語にして残しておこう、と思いました。

―― 「彼はまだ、あの月の名前を覚えているだろうか」が、大好きです!

うれしいです!私、実は、昔から恋をしがちなタイプで…(笑)。

それは、恋愛に限らず「人が好き」という前提があるからなのですが。友だち、会社の上司、部下など、「この人が好きだから、一緒に〇〇したい」という感情は、いつも私の行動の根本にあります。


カツセマサヒコさんへの「好き」

画像3

―― 続いては、ななみんの「好き」について。フリーライターのカツセマサヒコさんが、好きなんですよね。

はい!カツセさんは、人の心の”きれいじゃない部分”を、まっすぐに捉えている方だと思っています。だから、人の弱い部分も全て受け入れてくれるような安心感が、文章から伝わってきて…気付いたら、好きになっていました(笑)。

そして、カツセさんの物語では、“9割”絶望の世界だったとしても、“1割”希望があるんです。現実をリアルに描きつつ、「生きていて、よかったと思える瞬間もあるよね」と思わせてくれるような物語に、救われています。

―― デビュー作『明け方の若者たち』は、特に、話題になりましたね!

『明け方の若者たち』は、カツセさんご自身の経験をもとに書かれた物語だそうです。以前は、今と別のお仕事をされていたそうで、その時の「まだ、何者にもなれていない自分」が、一つのテーマなんです。

結果的に、今は自分が望んだ仕事で生きているカツセさんの姿が、私にとっても「希望」だなと。だから、大好きな作品です。

―― ななみんの「好きなことで、好きな人と仕事をしたい」というお話にも、つながりますね。

そうですね。私は、「自分が好きなものを、自分の感性で伝えること」が、いちばん好きです。それをいつか、仕事にできたらいいなあと思っています。


苦しいこともある。だから、明日を生きる希望を大切にしたい。

画像4

―― 最近あった「小さなしあわせ」は?

家族と食卓を囲んで、「乾杯」したことです。私の父は、仕事の関係で長く海外暮らしをしていました。その影響で、私も中高時代にブラジルに住んでいた時期があります。

最近、父が7年ぶりに日本に帰ってきて、実家で家族団らんの機会がありました。誰かと乾杯できる機会が減っていたこともあって、何気ない風景がこんなに愛おしいものなのかと、しあわせを感じました。

―― 最後に、ななみんにとっての「しあわせの解釈」とは?

私にとって、しあわせは「寒い日のココア」です。寒い日の夜、心に温かく染み込んで、ぱっと明るくしてくれるようなものですね。

私が日々、「小さなしあわせ」に目を向けるようになったのは、ブラジルで生活したことがきっかけでした。

当時は初めての海外生活で、英語も上手くしゃべれず、友達もできなくて…苦しい日々を過ごしていました。「どうして私は、こんなところにいるんだろう?」と、毎晩布団の中で泣いていました。

そんな時に始めたのが、「毎日、その日嬉しかったことを振り返る」習慣です。ささいな出来事でも、思い出すことで心が温かくなって、明日を生きるための希望につながりました。

生きていると、苦しいことや理不尽なことが、突然降りかかってきます。だからこそ、日常の中で、「明日を生きるための希望」につながるような小さなしあわせを探すことを、これからも大切にしていきたいです。

******

誰からも愛されるななみんの秘密は、好きなものを大切にする”好き力”にあるのかもしれませんね✨私も、ますます、ななみんのことが大好きになりました!

「#小さなしあわせみっけ」をつけて、あなたの見つけたしあわせも教えてください🍀

文:まっきー
写真:ななみん


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?