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”一人経営整体院”と”一人経営リスク対策”の重要性について考える

こんにちは。

整体院ひとり経営専門!売上アップアドバイザーの高橋です。

埼玉県久喜市鷲宮でスモールジム&整体「身体改善サロン ペインフリー」というお店を経営しています。

今日のテーマは「”一人経営整体院”と”一人経営リスク対策”の重要性について考える」です。
※本noteは毎週金曜日発行となります

いよいよ年末ですね(^^)

冬至も過ぎましたので、明日あさってのクリスマスも過ぎればもう今年も終了です。

2022年に思い残したことはないでしょうか。

「ない!」と言い切れる方は良い一年を過ごせたのではないかと思います。

来年もそんな感じでやり切っていきたいですね(^^)

さて、そんな今回は「一人経営リスク」について考えていきたいと思います。

・”一人経営のリスク”を復習しよう!


「一人経営」のリスクとして、、

「一人」が体調崩すなどした場合、売り上げが0になる

というのがあります。

これに「リアル店舗」が加わると、、

体調が回復するまでの期間、店舗の維持費分がマイナスになる

というダブルパンチをくらいます。

ここのリスクをどう攻略するかが、「一人経営」×「リアル店舗」を成立させる大きな壁となります。

当然、人間なので風邪をひくこともあれば、ケガをすることもあります。

そうしたリスクをできるだけ減らし、もしそうなった場合でも、代替策をすぐに実行できるようにしておく必要があります。

「代替策」としては、、

・「時間労働(肉体労働)」ではないキャッシュポイントを作る

・他の「ビジネス」と掛け合わせてポートフォリオを組む

・いざという時に助け合えるコミュニティを作る

などなどがありますが、「一人経営」×「リアル店舗」を成立させるには、これらのことを並行して実行していく必要があるということですね。

「一人経営」にフォーカスして少し掘り下げていくと、3つのフェーズがあることがわかります。

「第1フェーズ」:「一人経営」を成立させるフェーズ

「第2フェーズ」:「一人経営」の利益を最大化するフェーズ

「第3フェーズ」:余った利益で「外注」するフェーズ

「第1フェーズ」では、まず「一人経営」を成立させることが重要です。

この「成立させる」とは、「最低限の利益を無理なく出せる状態」を意味します。

これが出来ないと次のフェーズには進めません。

なぜなら「一人経営」を成立させなければ、この先にある「外注」が不可能だからです。

「外注」が出来なければ「リスク」を抱えたまま、「一人経営」をし続けることになります。

また、この状態で「次のキャッシュポイント」を立てようとしても、土台がしっかりとしていない分崩れやすく不安定になってしまいます。

まずは「一人経営を成立させる」ことが第一歩ということですね。

「第1フェーズ」である程度「一人経営」を成立させたら、今度はその利益を最大化することを目指します。

最低限の利益から溢れる部分をどれくらい作れるかで、その次のフェーズの外注の内容が変わってきます。

なので、第2フェーズでの利益の最大化は次のステップに影響が出るという意味で重要ということですね。

「利益の最大化」をするときの方向性は大きく二つです。

①売り上げをあげる

②経費を削減する

この両方をうまく機能させて利益の最大化をするということですね。

これらはもちろん両方大事なのですが、どちらが簡単かというと②経費削減です。

あくまで売り上げを継続的に上げることに比べると容易という意味ですが、ここには落とし穴があります。

それは、、

「必要なお金(経費)までケチる」

という落とし穴です。

この必要なお金をケチってしまうと、そもそも第1フェーズで成り立たせた「一人経営」が成り立たなくなってしまうこともあります。

そうなると、また一からやり直しということになるわけですね。

この落とし穴に該当することが多いのが「販促費」です。

「販促費」には「新規の獲得」のほかに「離脱率を下げる」「再来店(再購入)を促す」など、フェーズによって使い道が異なります。

なので、最初だけ「新規獲得」のためにドカンと使って、あとは削減とはいかない経費ということですね。

ここの落とし穴にはまる方が以外と多いのではないでしょうか。

そして、最後は、、

「第3フェーズ:余った利益で外注する」

です。

これはいわゆる「雇用」という形をとっても良いですし、「業務委託」の形をとっても良いと思います。

普通の「雇用」との違いは、、

「退職されることが怖くない」

という点です。

通常、退職されてしまうと人手不足になって大変な思いをするか、他の社員の負担が増えるかのどちらかになるかと思います。

しかし、「一人経営」の場合、外注先がなくなったとしても「一人経営に戻るだけ」ですので、なんのこっちゃありません。

むしろ、、

「外注した相手が成長したら卒業してもらう」

ということもできます。

「雇う側」「雇われる側」双方にとってこの形が望ましいのではないかと思う次第です。

そして、ここまでくると「一人経営のリスク」は大きく減ってきます。

ここまでは頑張って「事業投資」を続けていく必要があるということですね。

・「投資の考え方」を復習しよう!


突然ですが、みなさんは「投資」をしていますか。

「投資」というと、、

「なんか怖い、、」

「ちゃんと勉強しないと損しそう、、」

「なんだかんだ貯金してしまう」

などなど、保守的な考えの方が多く感じます。

当然私自身も「投資」のプロではないので「投資」を生業にしているわけではまったくありませんが一定の知識は必要だと感じます。

「投資」には大きく分けて以下の種類があると言われています。

・金融投資

・不動産投資

・自己投資(事業投資)

「金融商品」に投資するか、「不動産」を購入するか、「自分の脳や自分の事業」に投資するか、という感じですね。

この3つのうち一番リターンが期待できるのは、、

「自己投資(事業投資)」

と言われています。

簡単な例を挙げますと、「資格の取得」などがわかりやすいですね。

「資格の取得」をお勧めしているわけではないですが、会社によっては「資格」を取得することによって「給与」が上がることがあると思います。

仮に資格を取るのに「5万円」かかるとして、資格取得後に給与が「5千円」上がるとなると、「5万円の投資」で「毎月5千円のリターン」をもらえることになります。

「年利120%」ですね。。笑

こう考えると「投資」と言えども、見方を変えるだけですごく身近なものになると思います。

また、事業で考えても、仮に「100万円」余剰資金があった場合に「新規販促費」として「100万円」を投入し「1名獲得単価:20000円」で「50名」の新規顧客を獲得したとします。

「50名」のうち60%の「30名」が5万円の回数券を購入して2か月間通ってくださり、そのうち50%の「15名」が「月1回ペースで残りの10か月継続」してくれると考えると、、

「50名」×「1回単価:5000円」=250,000
「30名」×「回数券:50,000円」=1500,000
「15名」×「1回」×「10か月」×「1回単価:5000円」=750,000
=合計250万円

「年利250%」ですね。。笑

前述した「一人経営の3つのフェーズ」で考えると、得た利益を「事業投資」に回して1~3フェーズまでは継続していくことが一つの戦略になります。

「金融投資」や「不動産投資」などは「一人経営」で考えると最後の最後の選択肢になるかと思います。

・投資の優先順位を考える


前述した通り、「一人経営」で考えると「投資の優先順位」の第1位は断トツで、、

「自己投資(事業投資)」

です。

これを「第3フェーズ」まで続けていくことが大事だと考えます。

では、そのあとの優先順位はどうするかと言いますと、さまざまな考え方があると思いますが、、

「小規模企業共済や経営セーフティ共済」

などの「節税+α」が得られるものの優先順位が高いと思います。

これらの共済は国が運営しているため、民間の保険などより安全で内容も優秀です。

小規模企業共済が全額税控除になる低リスク低リターンの投資、経営セーフティ共済が経費になる貯金、といったイメージでしょうか。

これらを行った上でさらに余剰金があるのであればいよいよ「金融投資」や「不動産投資」といった感じですね。

これも「積み立てNISAやNISA」から順番に利用していくことが重要です。

2024年にはNISAが神改定されるようですので、さらに利用する価値が上がっていきます。

ここまででわかることは、前述しましたが「金融投資」や「不動産投資」の優先順位は非常に低いということです。

「金融投資」や「不動産投資」で「一人経営のリスク」を軽減することは難しいため、あくまで最終段階まで来た時にやるものという捉え方で良いのではないかと思います。

・まとめ


今回は「一人経営のリスク対策」について「投資」の側面から考えていきました。

投資の分野は私もまだまだ勉強不足ですので、学びと実践が必要ですが、今現在の状態でわかる範囲のことを書かせて頂きました。

まずは「自己投資(事業投資)」を精一杯やっていくことが良い未来を作っていくと思いますので、まずはそこからですね(^^)

今回の内容が何かの参考になっていれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございましたm(_ _)m

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