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将来の夢=職業!?


私の短い夏休みもあと1日。

ふと、スマホのノートに記録している「やりたいことリスト100」に手が伸びた。

社会人1年目から書き出したが、4年経った今、60個のやりたいことが書き出されている。

私がこのやりたいことリストを書こうと思ったきっかけは、ある人の言葉からだった。

「こびとちゃん、あなたの夢ってなに?」

社会人なりたてのときに、仕事先の先輩であった凛としたかっこいい女性から聞かれたのだ。

この言葉に困惑した。だって、中学生からずっとなりたいと思っていた職業に、やっとなれたところだったからだ。

困っている私の顔を見て、先輩は続けた。
「日本人は夢と聞くと、将来就きたい職業を想像しがちだよね。でも、夢ってdreamって書くでしょ。自分のしたいことや、やってみたいことを意味するんだよ。どんなに歳を取っても、夢は持ち続けられるの。」

その話を聞いて、はっとした。
確かに、子どもの頃は忍者になりたいだの、犬に囲まれて暮らしたいだの、自分のやりたいことがありふれていたのに、いつの間にか私の夢はなりたい職業しかなくなっていた。

もちろん、やりたいことが仕事になるのは素晴らしいことだ。でも、なったから終わりではないということを改めて感じた。

自分でお金を稼げるようになったんだ。今までお金がなくて、時間がなくて、勇気がなくて出来なかった、自分がわくわくすることをいっぱいやってみよう!!

そう思って、やりたいことリスト100を書くことにした。書いてみると、休みの日に悩むことなく、あれをやってみようと時間を有効に使えるようになった。

私の人生も少し色付き始めたようだ。


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