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腹が立ったら宇宙へ


腹が立って、腹が立って。
こんなにイライラを我慢したら、あたまからポコっと怒りの塊エイリアンが出てくるんじゃないかってくらい、イライラしてる。

そんな日がありました。

ホルモンのせいだったのかもしれないし、色々溜まっていたのが爆発したのかもしれないし、仕事のせいかもしれないし、育児のせいかも。いや、きっと全部。

35歳をすぎると、ある程度自分の限界が見えてくるから、そういう焦りみたいなものもあるのかもしれない。

私は、ノリと運の良さと適材適所がマッチしまくって、そこにほどほどの努力があって、これまでのキャリアを築いてこられたと思ってる。

普通の人が、時間に比例して1から始めて順番に100に到達するようなものも、めちゃめちゃ時間をかけても10くらいにしかならなくて、ある日突然100に到達する、みたいな理解の仕方をしてきた人間である。頭を開けてみたら、ちょっと異常な回路になってそう。

だけど、それなりの立ち居振る舞いができるから、周りの人はおかしいと思わない。

説明も、本当は下手くそだから、めちゃめちゃ準備する。自分が100理解しないと、説明ができない。

自分が今やっている業務にマジで興味がないとしても、そうとは言えず、求められてるなら興味があるふりをする。

そうして、毎日人並みに頑張っているのですが、若い時はそれでもまだ何者かになれそうな気がしていた。

それは、若さゆえのおごりみたいなのもあったし、友人たちにも恵まれて、時間もたくさんあったからだと思う。

でもいまや、なんとなくの自分が到達しうる年収レンジは想像つくし、何かを超えるために努力する時間は捻出しなきゃ作れないし、知らん人と話すのも面倒くさい。知ってる人でも、自分のタイミングじゃないと、基本面倒くさい。

これが人生60年時代だったら、残りの25年は良く言えば「研ぎ澄まされた生活」をしてほそぼそとストレスないことを目標に生きていけばよかったのかもしれないけど、今や人生100年時代。
順当にいけば、あと65年もあるううううう。

あと65年もあるとしたら、今限界を感じてるの、勿体なさすぎる。これが、私の怒りの根源だ。多分。

これからの人生、一度でいいからガツンとした年俸を得てみたいし、アクティブに動いてみたいし、自分の好きをとことん追求してみたい。

マルチタスクをやめて、もっとスマートに日常を送って、余白を作ろう。
そうしたらきっと、頭の中の人だって、イライラすることは少なくなるはず。

欲求は、偉い理由づけをしなくていいし、もっとシンプルでいいのだ。




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