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映画と、私の五感と(8月の日記)
8月某日
夜、子供たちがアナ雪2を観ている。
私は、アナ雪はそこまで好きなわけじゃないので、読書でもしようと思ったけど、つい、観てしまった。
これまで苦手だと思っていたのは、2のストーリーがよくわからなかったからで、それは、いつも最初を見逃していたり、途中(第五の精霊のところに行くとことか)大事な場面を見逃していたり、最後を見逃していたり、結局のところ、通しで観たことがないからだと気づいた。ストーリーがよくわからなかったんだ。
全部見たわけじゃないのに、思い込みでジャッジするのは私の悪い癖でもある。
でも、悪者に対する感度は高い方なので、そういう意味では、悪いこととは言い切れないかもしれない。注意しないと、悪玉菌と一緒に善玉菌も死んじゃうみたいなことだ。
お腹と腰が痛い。生理痛が1日中続く。
8月某日
台風でやる気が出ない中、仕事をよく頑張りました。
夜はタコスにしたけど、夫が頭痛で調子悪そう。こんな時に自分も嫌な気持ちになるのを治したい。生理だからでしょうか。
子供達はうるさいし、家の中は散らかっているしで、若干イライラしていた。でも、台風はそんなにひどくないのが良かった。
8月某日
午前中バタバタと掃除をして、午後から、子の友人達と映画に。インサイド・ヘッド2は、最後、感情が抱き合うシーンで泣けた。
シンパイの姿が、パニック発作に重なって、それでも、それは存在していて良いものなんだって、肯定された気がした。
そのままお友達のお家におじゃまして、みんなでご飯。そう振る舞ってくれているだけかもしれないけど、自然体なママ友・パパ友のおかげで、とっても楽しめた。ここでもまた、肯定された気がした。
8月某日
夜なんかお腹痛い。
8月某日
夜お腹を壊した。
歳のせいか、お腹が痛い→お腹を壊して治る、みたいな流れが、なかなか一気に来ない。
お腹痛いなーと思って、そのまま夜を越し、翌日もジリジリ過ごして、その夜くらいにやっとお腹を壊す。年齢とともに代謝が落ち、臓器の働きも鈍くなってるのか?と思う。
8月某日
子供が怒ってることに、怒ってしまった。なんでこの子は、ちょっとしたことですぐ怒るんだろう。なかなか平穏な日々は訪れない。そんなことを考えていたけど、やっぱり子供はかわいい。不思議なもんだ。
仕事の関係者の訃報が届いた。自分でもびっくりするくらい、ショックを受けた。
当たり前だけど、亡くなったら、それでその人の人生は閉じてしまう。
今生きている人間の、もっとこうすればよかったとか、今の想いとか、そんなのはもう、原則本人には伝わらない。宗教的には、伝わることもあるのかもしれないけれど。
でも私たち遺された側は、一寸先はどうなるか分からないテンションで生きて行くよりも、これからも末長く生きていくつもりで生きていかなきゃならないし、人生はやっぱり、つくづく、不思議なものだなと思う。
8月某日
仕事仲間と、珍しくランチをした。
この日、訃報を聞いたばかりなのに加え、仕事関係の外出先が苦手な場所で、呼吸は浅く、ああもうダメかもしれないと思うくらいだったから、正直、ランチなんて行ける気がしなかった。
でも、断る理由もなかったので、とりあえずお店に入った。他愛もない子育ての話をし合って、思いがけず、元気を取り戻していた自分がいた。
ダメだったらダメなりに、その時はその時で、チャレンジしていこうと思った。人と話すことに対して、そこまで気を張る必要はないのかも。