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見えない不安と恐怖

何気に今日でnote開始からちょうど6ヶ月となります。
最近、少し長女の高校受験準備で忙しくしているのでそれが落ち着くまでは振り返りnoteなんかも書くことができないかもしれません。
…が、マイペースに更新していこうかと思います。

そんな私と長女なのですが、
長女が3年にもわたる不登校期間を経て、少しずつ気力を取り戻してきた様で日中に出かけることが増えたが故に、判明した事実について語りたいと思います。

季節外れの怖い話。

心霊現象とかそう言った類の話が苦手な方は、
この辺りで離脱していただければと思います。


長女の不登校からの高校進学についての話は、
また落ち着いたら記録がてら書いていきたいなぁ。
6年後に下の子たちがいざ高校受験を目前に控えてきたときに
6年前の記憶を引っ張り出せるか甚だ疑問なのですw
私の記憶力は壊滅的に悪いので自分のために。


さてさて、まだ読んでくださっているということは
心霊現象や怪奇現象なんかも、怖いけど興味あるんだよね
って方々なのでしょうか。


では
本題始めますよ?

大丈夫ですか?

苦手な方は、寝る前に読むのは避けましょうね?



みなさんは、目に見えない物 どこまで信じますか?
私は決して霊感が強い方ではなく…というかあまり体験したことがないので
きっと霊感はない方なのだと思うのですが。

最初の出会い

ある日。
長女と自宅のあるマンションのエレベーターに乗ろうとしたときでした。
時刻はお昼間。
外は明るく、教育相談かなんかに行った帰りだったと思います。

ちょうどエレベーターが降りてきたのか、ボタンを押したから上層階にいたエレベーターを呼んだ形になったのかはわかりません。

ドアが開いたので、誰も居ないエレベーターに私は長女より先に乗り込みました。

中に入って振り返ると、エレベーターの外には誰か降りる人を待つかの様に一歩下がって立つ長女の姿。
ワンテンポ遅れて乗り込むと、私と目を合わせて不思議そうな顔。

長女「どうしてママすぐに乗ったの?珍しいね」
そう言う長女の言葉の意味が理解できずに、戸惑いを隠せない私。
どう言う意味なのかを聞いてみると、
長女「乗ってた人が、降りようとする前にママが乗ってきたから驚いて一歩下がってたよ。ママいつもはちゃんと降りる人待ってから乗るのにどうしたの?」

私「え?誰も居なかったよね?」

この時点では私は長女の虚言か冗談だと思っていました。
だけど、その表情は冗談を言っているようにも見えず…
話半分で聞きながら「え〜?w」
なんて言いながら流していたのです。

繰り返される出会い

その後、再度エレベーターにてすれ違うこと数回(あったらしい)。
乗り込むときに変な間があくので、「今もしかしていたの?」と聞くと頷く長女。
その人の特徴を聞くのですが、
長女「前髪が長くて俯いてるから、顔の表情が全く見えないんだよね。だけど女性だよ」

それでもなお、自分の目には見えないので信じられず…
内心恐怖でいっぱいになりながら、
私「今度見かけたら挨拶してみたら?」
と冗談混じりに伝えてみたのです。

姿の見えない彼女

また別のある日。
自宅のある3階の通路からは、マンションの下の駐車場とエントランスが見えるのですが、急に下を覗き込みながら会釈する長女。

…まさか。

横目でチラッと階下を覗く私。

もちろんそこに人影はありません。

長女「さっき下を歩いてるのに気づいたらペコってしてくれた。」

まさか冗談混じりで行ったのに…
一度、この時の前に出会ったときに長女から会釈をしたことがあったそうで。
相手からも会釈してくれる様になったと言うのです。

つのる不安

私は、一体何が起きているのか見えないものに対しての不安でいっぱいになりました。
娘が見ているものが見えない。そんなことがあり得るのでしょうか。

このマンションに引っ越してきたのは長女が小学6年生になる春。
そう、3年半ほど前なのです。
築は古い分譲マンションなので、住んでいる人たちは長年ここで生活しているし、出入りは少ない方だと思います。
だけど今まで、長女からそんな話聞いたこともなかったのです。
しかし、引っ越してきて当初は私も仕事で日中は家を空けていたし
長女が不登校で家にいる日々も、一緒に日中出かける機会もごく僅かであったのは確かです。
そう考えると、日中一緒に出かける様になったからこそ判明した出来事と言えるかもしれません。

そして、この後
まさに驚くべき出来事が私たちに起こるのです。

真実はどこに

その日は、また長女がフリースクールの活動に参加すると言って帰ってきたとき。
一階のエレベーター乗り場には、うちのお隣のご主人と、4階に住む奥様。
私にはその二人に見えました。

4階の奥様がエレベーターに最初に乗り込み、隣のご主人が乗った後、私、長女の順でエレベーターに乗りました。
開閉ボタンの前には4階の奥様。
隣のご主人は3階のボタンを押し、奥様は4階を押すと、私に向かって「何階ですか?」と聞いてくれ、4階と3階のボタンが押されていることを確認して、操作している手をおろそうとした…

その瞬間私は足元を見ていたので、それ以上の出来事は見ていませんでした。…そう。奥様が何か言うまでは。

奥様「あれ?2階?私間違えて押したのかしら」

その声に顔をあげると、階数ボタンの「2」が点灯していました。
その数秒後にエレベーターは2階に停止したのですが、奥様はあれ?と困惑しながらドアの「閉」ボタンを押してドアを閉めました。

私の隣に立っていたご主人は、「間違えたんでしょ」と答えるや否や、スマホに着信が入って会話は中断。
そうする間に3階に到着したので、私を含めた三人はエレベーターを降りたのです。

私は一つの可能性で頭がいっぱいになっていました。
そして長女を見つめると…
長女は複雑な表情を浮かべていました。

そう。
エレベーターに乗ったのは5人だったと長女は話しました。

長女の話によると、
最初にエレベーターに乗ったのは5人。
4階の奥様、その女性、隣のご主人の順でエレベーターに乗ると、
4階の奥様の後ろにその女性は立っていました。
隣のご主人はその女性の隣。
ご主人の前に私、長女とエレベーターの奥から入り口に向かって3人並んで立つ形になった。
4階の奥様が階数のボタンを押した後、その女性が細い手をすっと前に伸ばして2階のボタンを押すのを長女は眺めていた。

2階についたとき、出るのに困っていた女性のために長女は一瞬悩んだと言いますが、みんなの様子がおかしいことに気づいて何もできなかったそう。
しかし出ようとする前にすぐドアを閉められてしまったことで、その女性はとてもソワソワしながらきょろきょろと顔を左右に振ると、出れないその状況に落ち込み、暗い雰囲気が漂っていたのだそう。

その様子がなんだかとても可愛く慌てていた様にみえた長女は「ちょっとその様子が面白かったw」と話していたのですが…


ちょっと、怖いんですけど!!

思わず叫ぶ私に、笑いながら楽しそうに話す長女。
「やっぱみんなには見えてなかったのかぁ」と。

だけど、この話をしながら感じるのは
どうも悪いことをする様な感じではないということ。

いや。怖いんだけど。
だけどなんだろう、長女の雰囲気が穏やかすぎて
不安からくる恐怖すらよくわからなくなってしまいました。

でもね。
一人で出かけるときにエレベーター乗るの、微妙に怖い(泣


霊感が強いんだよ。と話す長女。
よく聞くと、前に住んでいた家にも小さい子供がいたんだそうな。
まぁ、そのエピソードはまた今度。

この話の真実はどこにあるのでしょう。
私には見えない以上なんとも言えません。
なので、これからも何もすることはないでしょう。
長女に悪影響さえなければ。


あなたはこの話…どう思いますか?



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小花🌸しょうか
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