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献身滞在 1日目 (4/25)

私は重力から自由になりたい。

重力とは罪悪感である
という話を聞いてから、自分の中に何度も浮かぶ願いです。

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献身滞在 1日目(4/25)

みんなでとしまえんに映画「オッペンハイマー」を観に行く。

こうすけさんが運転する車の中で
移動中にラファエルが言った。
「このドライブを瞑想に使おう。
目に映る、知覚するすべてを、決断の修正に使うんだ。世界が自分に向けて起こってるんではなく、自分が夢を夢見る者であるという認識を持つと『自分のマインドから世界が映し出されてる』と気付く。

選択肢はふたつ。
1)キャラと同一化して被害者・加害者になるか
2)夢を夢見るものであるという自覚のもとに決断の修正を受け入れるか。

決断の修正を受け入れたら、『被害者・加害者』というすべては演技だとわかってしまうから、まったく笑い話になるよね」

………
映画を見る前に、「THE GIANT STEP(大いなる一歩)」というバーガーショップでみんなでランチに行った。
オンライン献身滞在の参加者のたかちゃんも一緒に。

お店に並んでる間、こうすけさんが見知らぬおばあさんに話しかけられてお助けエンジェルになっていた。神の子…

バーガーショップの内装はOLD AMERICAN STYLEという感じで、まさしくオッペンハイマーの時代に近いコンセプトだった。

私もたかちゃんとシェアしてちょいちょい摘まんだ。

無罪バーガー🍔🥤おいしかったね。

始めて飲んだセロリエールがとても美味しかったので、今度自分でも作ってみたい。


これは夢です

(店内でのみんなの写真はFacebookとインスタに載せる予定です。私のインスタIDはstmmk2023だよ。プライベート公開ですが、奇跡講座学習者さんの申請はフリーで受け付けておりますので、一言いただければと思います😊🙏)

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オッペンハイマーの映画自体の感想は割愛。(気になる人は見てね。)

ところで
わしもパートナーのSも出身が長崎で、長年平和教育を受けて育ちました。(原爆投下の8/9は夏休みだけど長崎では登校日になっていて、全員で黙祷するし、戦争反対の歌もいくつも習う)

Sは被爆三世で、彼は人道支援の仕事をやっている関係上いまだに仕事で原爆関連の情報と接することも多くあり

私が幼い頃から通っていた教会は爆心地公園のすぐそば(今はもうない)で、原爆資料館が貸し出す広いホールで毎月のように行われる礼拝に参加していた時期もあります。休み時間には資料室に入り浸って、はだしのゲンを読破した記憶がある

私自身、被爆に関する資料は相当読んだし、悲惨な火傷や黒焦げの写る白黒写真展も何度も見てきました。そして私の大学の卒論はNPT条約(核不拡散条約)に関するものでした。

これだけ原爆に関する知識の下地があって、「原爆の父」たるオッペンハイマーの物語が自分にどう響くのか、まったく未知数でした。

鑑賞中【自我は、まったく狂っている】という言葉が、場面の中で何度もよぎりました。

そして、観終わって初めに心のなかで出た言葉は

あなたはもう赦されてるよ!

という言葉でした。

しかしそれは、
本当に赦しが腑に落ちたと言うより
加害者としてのオッペンハイマーと同一化した罪悪感に触れて

赦されたい

という気持ちから出たものでした。

それからしばらくして

【私は物凄い罪を犯した】

という感覚がわいてきたからです。

被害者と同一化しているときの苦痛は私にとっては若干甘く感じられる要素がありますが(自己憐憫で怒ったり泣いたりできる)

加害者としての自責の念というのは、居たたまれなくて、もっと強烈な体感に感じられます。

ドォンと真っ白に画面がホワイト・アウトしたシーン

あれはまさに

「私は神から離れた」

という意識のシンボルみたいでした。

やってしまった
やってしまったに違いない
赦されるわけがない
取り返しがつかない
(そして大勢の人が自分のせいで死んだ)


これをしばらく抱えて
静かに泣きながら途方に暮れている中

とにかくこれが間違っていたと教えてくれと祈りました。

私が神から離れることは出来なかった
私が罪を犯すことは出来なかったと教えてください

念じるように祈りながら
こうすけさんが運転してくれる車に乗って
またのりこさん宅へ戻りました。

途中

私はJesusと共に在ることを選ぶ
という強い感覚が湧いてきて

5:55の文字盤が目につき
窓の外の夕焼けが
薄紅色と藤紫に美しく光っているのを見ているうち

後は聖霊に任せよう
と思いました。

そして
私はこの重力から自由になりたい
とまた強く思いました。


感覚があまりにheavyだったので
この日はセッションなしになり
各自静かに過ごしました。


この日、不思議に思ったのは
夜に部屋の中に蚊が入ってきたのだけど
あのモスキート音を聞いてもまったくイライラしなかったことです。

私は何箇所も食われたけれども
「わしの血をチュウチュウしてお腹いっぱいになって、あなたが幸せならわしも幸せ。よかったよかった」
という感覚が自分の中でわいてきて

こんな気持ちはこれまでにないことだったので、正直びっくりしていました。

蚊に食われても苛つかず、穏やかな気持ちのままなんて想像したこともなかった。


出来事としてはとても小さなことに見えるんだけど

これはオッペンハイマーより地味に衝撃的でした。

(献身滞在は続く)



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