見出し画像

役割への期待を手放す②

https://note.com/small_donkey/n/n601780e470ac

12/9↑の続き
(メモ書きの代わりにここに記録つけてたら内容超長くなった!でも重要な感覚なので変に編集せずそのまま載せる)

⭐️

12/9 夜
「(離婚するか云々とかは)また夜に話そう」とSは言っていたけれど、
この夜にこれまで止まっていたタイ移住手続きのプロセスが突然動き出して、彼はメールの返信に気を取られて、私たちの関係についての核心的な話を全くしなかった

それより所属予定の組織に提出済みの書類に不備があったとかで
夜にバイクで私やみっちゃんのパスポートをわざわざコンビニに再スキャンしに行ったりしていた。


自分から言う感じもなかったので
祈りながら黙っていた

インスピレーションを感じて、私は深夜までAIで曲を作っていて
深夜2時頃、完成した動画をSくんのLINEに送った。

祈りながら、彼に対して今感じていることを歌詞にした。

短かい曲なのでショート動画になった
「Love as no titles(肩書きの無い愛)」


12/10 朝
朝、みっちゃんがルンルン歌いながら
私の布団に入ってきた。

布団の中で昨日の顛末をかいつまんで説明し
AIで作った曲をみっちゃんと一緒に聞いた後

「お互いが一番しあわせになるために、一緒に暮らさないという方法もある」

「この曲を聞いてもらっても、Sちゃんに私の気持ちが伝わらなかったら、もう夫婦やめていいやと思ってる」

と言うと

「愛を複雑にしないで」


やけにきっぱりと目を見て、笑顔で言われた。

なんだか妙な説得力を感じた

「そうだね」

と私は答えて、
みっちゃんは学校へ行った。

……

曲を聞いたらしいSからのLINEの返事は
「おはよう。ありがとうね。興味深いとおもったよ」

という端的な言葉だった。

私は彼の返事に失望した。

これだけ想いを込めて何時間もかけて動画を作っても、そんな表面的な返事しかしないんだ
自分宛てのラブソング聞いて「興味深いと思った」ってなんなんだよ
私はきみはどう思ったかを聞きたいんだよ
やっぱり私に興味ないんだな

と思いかけて

「あ、また彼に期待をしている」

と気付いた。


「インスピレーションに従って曲を作り、送る」までが私の範疇で

それ以外のことをコントロールしようとしたら、それまでFlow状態だったのに、即座に苦痛が展開する

「彼がそれを聴くかどうか」
「彼がそれについてどう感じるか」
「彼が返事をするかどうか」
は全部、
私の担当外の領域だ
そこから手を放しますと祈った

彼の反応を、私の望むとおりにコントロールしたいという欲求を、私は全部手放す必要がある。

パートナーならこういう反応を返すべき・返してほしいという期待

役割演技から解き放つと彼に対して約束したのだから、私はそれを果たしたい


湧いてきた自分の感情も裁かずに出してあげる

朝はしばらく、ずっとそれをしていた


そしたら
「自分の感情が湧き上がるのを許す」と
「相手の言動をコントロールしようとしない」は
本質的に同じことをやっていて
これはワンセットの赦しだ
という体感が来た

私と誰かという別々の山が、それぞれの火口からそれぞれのタイミングで噴火しているだけで
地下にある一つの心という源(マントル)から、同じ感情(マグマ)を噴き出している

自分の感情の湧き上がるのを裁かない と
相手の言動をコントロールしようとしない は
「マグマ(感情)の噴火に罪はないんだから、噴火(言動)に罪を見ない。無理に噴火を抑えたりコントロールしようとしない」という点では同じだ

同じことを別の火山がやってるだけだから
どちらか片方だけ許すというのは理屈に合わない

こんなイメージ↓

教材自立共和国さんから借りた図

……

私はこの期に及んで彼に期待をしていて、
期待通りの愛し方をしてくれず、
期待通りの反応を返してくれず、
私の心の動きに全く興味を持ってくれないように見える「夫/パートナー」に、ガッカリしている。


でも、
何が出てきてもコントロールしようとせずにいたい
彼の言動も自分の感情も
マグマの噴火に罪はない

自分も誰も彼も、言動や感情があるがままに出ることを許したい


……

12/10  午後

Sと散歩途中
私は、私と一つである兄弟を信頼します

の祈りを何度も心のなかで唱えていた


愛する天のお父様
私は、私と一つである兄弟を信頼します
御心のままになさしめられることをありがとうございます
と思って
隣を歩く彼を見ていたら

私は彼にパートナーとして期待していただけでなく、
「彼が人格を持った個人だ」と強く信じていた
ということにハッと気付いた


彼と私が、分離した個別意識を確立した存在だと信じてる

分離のところからコミュニケーションを開始してる
ということが見えてきた

笑いがこみ上げてきた


彼を改善する理由がどこにもない

彼は【私】自身の思考の一形態だ
「桃子」ではない形態の【私】の思考の一形態だ

影法師である彼を影法師である桃子が変えようとか良くしようとか、外側から働きかけることに意味がなさすぎる

私と彼はただ同じマントルから突き上げてくる同じマグマを別の火口から予定調和のまま出していくだけの山であり
どんなにドラマティックに見えても「Sの言動」も「桃子の感情」も全部【私】のやってることだ

【私】は【私】のやってること全部を赦すんだ

分離した個人としての「S」と「桃子」の言動や感情をゆるすんではなく
全部丸ごと【私】の言動、
全部丸ごと【私】しかしゃべってない
全部丸ごと【私】しか右往左往してない



桃子として彼に好かれたり
桃子として彼から承認されたり
桃子として彼に理解してもらったり
桃子として彼の機嫌をとることで見返りに桃子の機嫌をとってもらいたいと思ってた

そしたら【私】の孤独が埋まると思ってた!
アイデンティティが丸ごとまちがってた

(私は私とひとつである兄弟に信頼します)

Sの言動と【私】の無罪性の揺るぎなさには、全く関係はない

【私】は、「愛する天のお父様」から愛されてる宝物の子どもで、そこから離れる能力がないから


【私】のしあわせに、Sの言動は全然関係ない!


Sが私にどんな態度をとろうが、【私】のしあわせには本当は全然関係ない!私は神の子だから。

彼が桃子をなじろうと馬鹿にしようと無視しようと
彼が桃子にベタ惚れになろうと尊重しようと理解して奇跡講座仲間になろうと
そんなのは【私】のしあわせとは関係ない。

「誰か」の言動は【私】の聖なる喜びの火柱をひとつも揺るがせることができない

【私】が自分を桃子だと思い込んでそこに力を与えたときだけ、「誰か」の言動に【私】に影響する能力があるとパワーを許可したときだけ、それが起きる

彼の言動に左右されたり傷つく弱い者になると、【私】が許可を出していた。

私さえ許可しなければ、私は傷つく事ができない。
彼を映し出してるのは【私】だからだ

彼に(その奥にいる【私】自身に)罪を着せていたのは【私】だからだ!


私は私とひとつである兄弟に信頼します
!!
私は彼と私が分離した個別の存在だと信じてるから苦しかっただけで
私たちがひとつであるなら全部まとめて赦すだけしかないんだ!
……

帰宅時
彼は曲の感想を述べて言った
「わしは君を愛しとるよ。でもAIで作った曲は別に要らん」

私は、AIで作曲はしたが、曲の構成や作詞は自分でやって、しかも結構時間がかかっていること(片手間の生成物ではないこと)は伝えた。

それと
「きみの反応はどうでもいいんよ。私が君に送りたかっただけやから」
「あれを作って送る、までが私のやりたいことで、きみがそれを聴くかどうかすら、もうどうでもいいんよ。
きみがどう思うかとか、どんな感想を持つとか、それは全部きみの自由やから。言いたかったら感想聞くけど、言わない自由もある。全部自由やけん」
と伝えた


Sは
「わしにとっては、『役割を降りていい』と言われても、それは無理なんよ。責任感をもっとるから。子供の時からそう」
「わしがしっかりせんといかん、とわしはいつも思うとる。きみみたいにはなれん」
と言った。

「うん」
と私は返した。

私は彼自身に「役割」を手放すことを押し付けるつもりは全然ない

Sというキャラに関するあれこれも、【私】の投影物で
それは【私】の決断次第で突然変わる。

たとえば
「Sは小学生のときに両親が事業に失敗し、両親とも自己破産したあと、父親のアルコール中毒&暴力で親が離婚になり、生活保護を受けたり経済的にかなり困難な母子家庭で育った。母親がいくつもパートを掛け持ちし、借金取りに怯える中で年齢をごまかして兄弟でバイトするみたいな日常で、「先々の計画を立てないと人生はヤバいことになる」というのを実感しながら性格が形成された。」

という、過去ありきの文脈や、整合性のとれる物語、「こういう人物」という認識さえ、本当は全然固定されていない

これまでの経験上
大きな赦しが起きた後や、
【私】の決断次第で突然世界がわけのわからない展開を見せる、ということが何度もあったから、これについては少しずつ確信が強まっている。

彼の発言は、【私】の決断次第で、何度でも豹変する。
彼は個別の意識存在ではなく、【私】とひとつだから。


「役割を手放す」のは【私】の決断であって、それから先の展開する物語や登場人物をコントロールできない

コントロールしようとしない
その先は、聖霊にお任せする

エクスプレッションで、
聞き手が神の子としての神聖さに共感することにチューニングし、真の共感から空間を保ち
相手に対して自分個人の意見や修正を加え、良くしてあげようとせず
聖霊の道を空けることだけに集中するのと同じ

「私は、【神の子である私】とひとつであるあなたに信頼します」
の祈りの中、安心し聖霊に信頼して引き下がる

生活全部でそれをやるんだ

……

12/11 午前

Sとのやりとりを経て
少し時間を置いて

この「桃子」という物語、「世界」という物語全部が
【私】が【私】を罰するためだけに作り出した物語だ 
という自覚がいま起きている


私は、私とひとつである兄弟に信頼します。
という宣言の深みに何度も泣いている


記録を読み返し

愛する天のお父様
私は桃子としてではなく
神の子としての自覚に心を開き始めました
どうかこの理解をさらに深め、定着させてください
私が自分を罰することに与えてきた力を
聖霊に全部捧げます
愛の自覚と、赦されていることを完全に受け入れるために、世界という物語や人々を用いて、あなたが私に教えてください
と祈った


離婚することを含めて、すべての可能性を除外せず、心を開いていたいと思っているが

形の上で離婚することは、今のところはまだ導かれていないようだ


これはすべて【私】と聖霊との信頼関係の話だけでしかない
目を逸らすための物語に翻弄されたくない


役割演技に人々を当てはめて
そこからはみ出したら腹を立てるということを
Sくんだけでなく、あらゆる人を相手にやっていたと気付いた

それを一つずつやめていく

もうしばらくは彼のそばにいて、これを忘れないようにしたい。


御心のままになさしめられることを
そして神の御手から離れられない無力さゆえに、私は神の子であることに
本当に感謝します❤️‍🔥❤️‍🔥❤️‍🔥

開放!!!!神の子!









いいなと思ったら応援しよう!