①心拍確認後の稽留流産‥だけでは終わらなかった話【胞状奇胎】
心身健康に呑気に生きてきたワーママです。夫は海外赴任のためもうすぐ3歳になる娘と2人で暮らしています。
2人目妊娠を期に、全胞状奇胎→侵入奇胎となり現在人生シフトチェンジ中。元々医療関係を齧っていたので、独学ですが少し詳しめに記録を綴っています。
赤ちゃんの心音が聞こえない
9週目後半、ゴールデンウィーク明けの定期検診。
👨⚕️『う〜ん心臓止まっちゃってるね。前回から大きさも変わっていない。。出来る限りすぐ流産の手術をしましょう。明日来れるかな?』
しばらく待合室で時間を貰ってから、決意を固め翌日の予約を入れた。
一人目の時からお世話になっていた信頼出来る先生だったので、なぜかその時は冷静に受け止めることができた。
子宮内容物除去手術(流産手術)
日帰り手術のため、翌朝娘を保育園に預けてタクシーで病院へ。
9時〜12時までは子宮口を広げるための中で広がるスポンジのようなものを入れて待機。
実感がなさすぎて悲しみにも襲われず、現実逃避のように仕事をして手術を待った。
12時過ぎに、診察台で静脈麻酔を投与。
短時間意識が遠のく程度の軽い麻酔で行われた。
看護師さんと話しながらフワッ〜と頭が空っぽになり気付いたら眠るように落ちていた。
しかし不運にも掻爬の途中で麻酔から覚めてしまっだ私は、半分朦朧としながら『痛いー!!痛いー!!やだーーー!!!』と叫んでいる自分の声で目が覚めた。
この時の痛みと光景は少しトラウマになった。
術後の心境
失意の中、麻酔の副作用でマーライオン状態。夕方まで吐き続けた。
17時過ぎに実母に駆けつけて貰い、袋を片手にタクシーで帰宅。
保育園から両手を広げてママ〜!と駆け寄ってくる娘を見た瞬間、とてつもない安堵の気持ちに包まれた。
今回は残念だったけれど、赤ちゃんが今じゃないよと何かを教えてくれたんだ。
娘との時間を今より更に大切に、今日からまた頑張ろう。
海外帯同をして落ち着いたらまたチャレンジすればいい。
そう気を取り直して、前向きに仕事に戻り娘と楽しく一週間を過ごした。
そしてこの一週間後、フォローアップ受診で胞状奇胎を診断されることとなる。
つづき👇
心情よりも病状の進行事例を知りたい!!という方向け記事
この記事では心情を交えなが長々と語ってしまいましたが、妊娠から侵入奇胎までの経緯についてはこちらにまとめています💁♀️
珍しく情報が少ない病気かつ、健康な男女であれ誰にでも起こりうる可能性がありますので、参考になれば幸いです。